子どもの考える力を伸ばす伝え方
こんにちは、みんです。
今日は 「Iメッセージが子どもを育てる」ということを扱っていきます。
みなさんは 関西弁と関東弁の違い
イントネーション以外で 気づかれていることがありますか?
実は 関西の言葉は 語尾に相手に意見を求める言葉がつくんです。
例えば
「そんな風に叩いたら 相手の子が痛いやん。ちゃう?」
「勉強せんかったら、テストの点悪なるやん。そやろ?」
って感じでね^^
これね 実は相手の意見を聞いているわけではないのです。
確認をとっているというか、まぁ言えば 「うん」と言わすための
詰問として使っていることが多いのですが
言い切りではないので、多少は 相手に考える余地が残ります。
なので 関西の子どもたちは口が達者なのか…と
密かに考えているのですが。。。(ウッヒョッヒョ)
これと同じように 相手に考える余地を残す。
相手の言葉を引き出すような言い方が
実は Iメッセージなのです。
Iメッセージとは 私を主語にして伝えるメッセージです。
Iメッセージ;あなたがゴミを出してくれると お母さんは本当に助かるわ。
Youメッセージ;ゴミ出しするなんて(あなた)偉いわね。
この違いわかります?
最後の語尾の述語に対しての主語が
「私」か「あなた」でずいぶんと雰囲気が違ってくるでしょう。
ではこれを応用してみますね。
「King Gnuの声はいい声ね」
この文章の主語は「King Gnuの声」ですね。
で、この事を誰かに言われた人は どのように思うでしょうか?
「うんうん」と思うか「そうかなぁ」と思うか このどちらかです。
ところが
「私 King Gnuの声好きなんだ」←Iメッセージ
に言い換えたらどうでしょう?
このことを言われた相手は
「私は。。。」と 考えるわけです。
ここから学ぶものは
考える力と、私は私で それでいいんだ!!人は色々なんだという考えです。
そしてそこから 話が発展していく可能性が出てくるわけでしょう。
「語り」が発生したらいいなぁ・・・。
語るってとても自分の中身をのぞきますものね。
深く深く考える力もつくわけです。
そして実は「良い声」という日本語は正しくないわけです。
良い声と思うかそうでないかはその人の好みでして
世の中に 本来ならば 良い声というものは存在しないわけです。
正しく言い換えると
「たくさんの人が好きだと感じる声」
ということではないですか?
なのに、つい習慣で 「いい声」という言葉を使い
子どもの考える機会を奪い取り
おまけに 良い・悪いのジャッジまで与えてしまう言い方を
私たちはしてしまいがちです。
できるだけジャッジをする言葉 日常のお子さんとの会話から外していきたいですよね。
だって、良い、悪いなんて決めることができるもの
世の中にほとんどないんだもんね。
ということで 本日は
お母様が少し意識して Iメッセージを普段の生活の中に取り入れることで
お子さんの考える力は伸びます。。。っていうことをお伝えしました。
必要な人に届きますように。
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