子どもの説明は○○で話してもらうといい!!
本日ノート点検にお越しのママさん
中学生の息子ちゃんが お部屋にこもり気味でほとんど会話がありません。
最近、時々 ひどい腹痛に襲われる時があるそうで
どんな状態か心配で ママも聞こうとするのですが
ほとんど答えがなくて 困ってらっしゃいます。
下痢・便秘 などと書いて渡して
どれか選んでもらうように即すのですが
返事がないのです。
ただ、
「(ウンチが)出たら楽になると思う。」
返事はこれだけなんですね。
で、ママさんの話を聞いていると
どうも、息子ちゃん 答え方がわからないようなのです。
学校が苦手な子の中には 正しく伝えようとするあまり
言語化できない子が少なからずいるのです。
こういう場合は 時系列で説明してもらうといいよ。
と、そんな風にお伝えしました。
○時ごろから△のところが痛くなって、○時頃にトイレに行ったけど出なくて
それで…という具合に 順番に話してもらいます。
これだと、間違いようがないので 子どもたちも安心して話すことができます。
ママは子どもの話を聞きながら 確認でメモっていってあげるといいんですよね。
これをしておくと いざ病院となった時も
子どもたちは話さなくて済むので安心です。
ほんとにおしゃべりなお子さんでも
いざとなると、説明のできない子も多くいます。
そんな時も 時系列で説明してもらう方法が使えます。
大人の人でも時々いらっしゃいます。
ポイントをかいつまんで話すのが苦手で、
初めからの流れをずっと話してくださるのです。
実はうちの旦那さんもこのタイプで
プロポーズの時
初めて会ってからどうして結婚しようと思ったかの流れを延々と話し
所要時間は30分以上。
当時わたしは びっくらこいたのを覚えています・笑
で、この中学生ボーイ パパさんの事を極端に嫌がります。
お子さんはほとんど声を発しない子ですので
パパさんとの会話を記録してきていただきました。
すると、会話の中に
パパのマイペースぶりが見事に出ていました。
常に自分中心なんですね。
ママさんがお子さんの事を心配しても
人ごとのような 自分中心の返事が返ってきているのです。
その事を、会話を点検しながらママに説明していると
「いつも、そんな感じがしていたのです。
なんか、この人 人ごとやな~って。」
それに、浮ついた会話は結構あるのですが
自分自身の核心をついた言葉が全くありません。
女性同士の楽しい会話のようです。
そこでママにお伝えしたのは
パパさんに「傾聴」をしてあげて下さいね…って事です。
それも「相槌」の多い傾聴ではなく
「それって ○○って事かな?」や
「あなたは △△って思うのね。」という風に
言い換え確認をふんだんに取り入れた傾聴技法を使います。
例えば
ママさんが相談機関に相談に行っていることを子どもに伝えた方がいいかどうか
ママさんから相談されたことに対して
「言ったら、又荒れそうやし、言わんでいいんちゃう?」
ってパパさんの返事に対して
「○○が傷つくことが心配なんじゃなくて、荒れるのが嫌ってこと?」
と確認していく。
そうすると、無意識で気づいていなかった自分の核心に
パパさんが気づいていかれることになります。
思いやりのない自分。
自分の事しか考えていない自分に パパさん気づいてくださるといいのですが…。
本日は 言葉が出にくいお子さんには時系列で話してもらう事と
パパさんとの会話には 言い換え確認を多く取り入れた傾聴技法を使う
この二つの内容をお伝えいたしました。
ママは家族のコミュニケーションリーダーです。
photo by muzeca
上手にコミュニケーションを取って
穏やかな家庭を作っていってくださいね。
応援しています。
必要な人に届きますように。
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