失敗は逃さない。次につなげる。
こんにちは、みんです。
寒くなってきて、日照時間も短くなってきて、
秋のイベントの疲れも出てきて
この頃からしんどくなる子も結構出てくる季節です。
通信制の高等学校に転学したものの、やっぱり通えないお子さんなんかも出てくる頃ですね。
休み始めのこの時期、ママたちは
今日こそは
明日こそは…。
と期待しては ガッカリが大きくなる時でもあります。
本人も同じ。
今日は行かないとやばいよな~。
明日は行くよ…と 自分の意志で学校に行けると思い込んでいるので
そんな風に、口には出します。
なので、もし、本人が「行く」って言っていたとしても、期待しないであげてくださいね。
というか、期待すると お母さん自身の落胆も大きくなるでしょう。
だったら 期待しないほうがいいんですよね。
極論を言うと、
「期待してしまうのはどうしてだろう。」
「学校に行って欲しいと思うのは どうしてだろう。」
と そこを考えるネタにしてみて欲しいんですね。
私の今までの経験だけでの話ですが
そこが切り口となって、自己理解が深まっていくことが多いですし、
お母様が楽になるための解決の糸口もそこに隠れていることが多いのです。
もし、もしも、もしも 期待しちゃって
行けなくって がっかりということが起きたら
切り替えのためには 頭の中の主語をお子さんにしてみて欲しいのです。
子どもは今どんな気持ちなんだろう。
ポーカーフェイスで部屋でゲームをしているけど、ホントは どうなんだろうと お子さんの気持ちに思いを馳せてみて欲しいのです。
そうすると がっかりからの立ち直りが びっくりするほど早くできますからね(*^_^*)
さて、話は変わるのですが
先日、お久しぶりですのママさんとお話しさせていただいて
素晴らしい成果を聞かせてくださいました。
そのことについて 少しお伝えしていきます。
お子さんは 小学校の高学年から行き辛くなって
でも、不思議なことに なぜか中学2年生から急に行くようになられた
男の子ちゃんです。
学校が苦手な子に多いケースで、勘違いの思い込みをよくするお子さんでもあられます。
前回、長期休みの宿題の時
お母さんが依頼を受けて手伝っていると、お子さん 横でゲームをやりだしちゃった^^
こういうケース よくあると思うのですが
これは 決して悪気があるわけではないのです。
手伝ってもらうということはどういうことか、勘違いしちゃってるんですよね。
でもお母さん、その場では お子さんを否定しなかったわけです。
その場で否定しても注意しても そんなにお子さんの行動がうまく変わらないことは
お母さん経験から学んでらっしゃったんですね。
なので、それを教訓として前期の課題提出に役立てられたそうです
まずは お子さんを普段からすごく観察されているので
どういう言葉出しをすると どんな風に受け取るか理解なさってらっしゃって、
「課題は どうしたいの?自分でやりたいんだね。」
と確認を取っておられて それだけで済まさなかったわけです。
「やっていて やり方がわからなかったりしたら
教えてとか手伝ってとか 言ってきてもいいからね。」
と きちんとクロージングをしておかれたわけです。
数年間 学校に定期的に通えていないお子さんですから
わからないことが出てくるのは 当たり前の事です。
でも、このお子さんのタイプでは 一人でやりたいと一度言っちゃったら
それを丸呑みにして わからなくても悶々と抱え込んでしまう場合が多いのです。
課題提出のおしりに火がついた時期に
お子さんは 予想通り お母さんにHELPを出してこられました。
この時もお母さん 手伝う前に きちんと予防のメッセージを伝えられました。
「お母さんが手伝うというのは あなたができないところのやり方を一緒に考えるだけだよ。
やるのは あなただからね。
だから、お母さんが考えている時にゲームをして待つんじゃなくてあなたも一緒に考えるんだよ。」
この言葉がとても効果があったようです。
お子さんは主体的に宿題に取り組まれたようです。
お子さんをとてもよく観察し
『コミュニケーショントレーニング』で習ったタイミングや伝え方を
見事に使いこなされています。
すごいですよね。
学校に行きだしたお子さん。
通信制の高等学校に通い出したお子さんのママからも
宿題やらない
課題に取り組まない
いろんな声が聞こえてきています。
「宿題は全部やりきりたい。」
こう思っていないお子さんは 多分 めちゃくちゃ少ないと思います。
大抵のお子さんは やりたいと思っているんじゃないかなぁ。。。、
でも、できなかった。
お子さんの中で いったい何が起こっているんでしょうね。
ニュートラルな視点で お子さんを観察することを、習得されていらっしゃるお母さんなら
多分 わかるんじゃないかなぁ…と思います。
ぜひぜひ 毎日の学びを 次に活かせるよう、
非難の気持ちをわきによけて、お子さん観察してみてくださいね。
するときっと お子さんとお母さんにフィットするオリジナルな関りを 見つけることができると考えています。
必要な人に届きますように。
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