学校が苦手な子のママの設計図
こんにちは、みんです。
あるママさんが以下の質問をくださいました。
「黙る」をしているのに「対話」が大切とあって
少し混乱してきました。
そこで、本日は
ファミリーコミュニケーション・ラボで取り入れている
学校が苦手な子のママの設計図についてお伝えいたします。
上の画像 見にくいかもしれませんが
これが設計図です。
まずは母親ノート法や傾聴に取り組んでいただいて
「聞く事」「黙る」をできるようにします。
人って無意識に口から音を出してしまっています。
でも、学校が苦手な子にとって
いろいろと話される事はエネルギー消費を増やしてしまうのです。
特に「質問」これは疲れます。
なので、必要以上に無責任な発話をしないように訓練していただくのです。
それとともに ノート法の会話記録でお子さんの個性とママさんの個性を確認していきます。
これから先 お子さんにどう対処していけばいいかを一緒に考えたり
お子さんの状態をママさんに解説します。
ママさんはノートをつける事により自分自身を知る事になり
自己理解を深めていきます。
この作業が進み、黙る事が少しできるようになってくると
今度は発話OKになったときに
相手のためになる言葉とそうでない言葉をチョイスして出せるように
コミュニケーショントレーニングを入れていきます。
コミュニケーショントレーニングでは自分自身の価値観も見直していくため
自分の癖も矯正されていきます。
人は誰でも歪みはあるものです。
勘違いも、思い込みもあります。
自分の中にあるそれらの物を もう一度確認していく作業です。
これをしていく事により、お母さんの癖が改善されると
お子さんの歪みや癖に気づく事になるのです。
自分が斜めに立っていると、相手が斜めに立っている事に気がつきませんが
自分がまっすぐ立つようになると、相手が斜めに立っている事がわかってくる。
この原理です。
一番面白いのが
この訓練をなさるとみなさん、ご主人の癖に気づいてこられるのです。
今まで何とも感じなかったご主人のあれやこれやに引っかかるようになってこられます。
この段階で、家族全体の問題として指導し始めます(*^_^*)
ご自身とご両親との関係に気づく方もいらっしゃいます。
でも、私自身はこの個所はあまりタッチいたしません。
どうしてもの必要がない場合は 放置です。
過去をほじくり返しても仕方がないし、
過去歴はデータ程度に扱うだけです。
大切なのは「今」と「これから」ですものね。
会話記録を拝読し、ママさんからお子さんの様子を聞く事で
お子さんがぼちぼち元気になってきたな~と感じたら
準備していたママさんの言葉出しを少しずつ始めていただきます。
お子さんに合わせて、枕詞をつけたり
大事な部分は筆談を取り入れたり
トレーニングの応用バージョンで相手の価値感に応答する会話を入れていたいたり
コンサルティング的な関わりを強化していただいたり
この辺はママさんとお子さん、それぞれのバージョンです。
お子さんのエネルギーが戻ったよね。
自分に対する自信も出てきたみたいね。
もう、大丈夫かなぁ…と思ったママさんは
傾聴と復習会とコーチングのセットに組み替わっていかれたり
傾聴と復習会と月に一度程度の個別面談に切り替わられたりします。
この設計図でだいたい月に一度程度、ママさんたちが顔を合わしたり、
電話会議システムでおしゃべりしたり。
そして、月に1~2度、私との個別懇談で
今度は自分自身の人生の目標設定や、
成長過程でのお子さんへの対応を相談してまいります。
以上がファミリーコミュニケーション・ラボでご提供しているメニューの
大まかな設計図になります。
この結果
・コミュニケーションを学ぶ中で自分を知り
・自分自身の成長を自覚し喜び
・シンプルに物事を考え
・自分も人も社会も大切にし
・自分らしく、無理なく、無駄なく、心地よく暮らす
・自然体で、日々 子どもにも家族にも素敵な影響を与えることができる
こんなママさんに、皆さん変化していかれるわけです。
スモールステップで設定してあるので、意識して実行されたママさんには
必ず成果が出ています。
もちろん、個別対応ですので
ご要望や現在の状況によって、設計図は書き換えていきます。
本日ご説明したのは 基本的な設計図だと考えていただけると嬉しいです。
必要な人に届きますように。
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