家族関係のちょっと怖いお話。
こんにちは、みんです。
家族をシステムで見る考え方に
「家族システム論」と言われるものがあります。
ここから少し怖いお話。
子どもは親が望むように育つ…とよく言われますが
これ実はほんと。
親の無意識が望むように育っているのです。
例えば子どもが病気になったとき
深層心理で悲劇のヒロインでいなくては存在価値がないと思っているお母さんの子は
元気になることはできません。
だって、元気になったら
病気の子に献身的に尽くす、悲劇のヒロインのお母さん
そうじゃなくなっちゃうでしょ。
一人の子がやっとそういう立ち位置から逃げ出せることができたと思ったら
ひかえていた次のお子さんが 何か問題を起こしたり
他のご家族に問題や事故が出たりして
うまーくお母さんの深層心理の願いを叶えるようになっています。
ある受講生さんは不登校ブログを書いていた時に
ものすごくしんどくなってきたって…。
相手が何を期待してくるかわかるから
それを書かないといけないし…って。
それをお聞きして
「やめたほうがいいんちゃうかなぁ」
ってお声かけ。
で、やめた途端に 色んなことがいい方に進みだしました。
だって、お子さん もう不登校でいなくてもよくなったんだものね。
別の例では 母親ノート法を完璧に実行されるお母さんのお子さんが
なかなかよくならない。
(これは私の先輩のケースです)
これはおかしいね~って点検者たちが頭を抱えていて
家族で何かありそうだよね。。。って言っていたさなか
大事件勃発。
お父さんが背広のままで お風呂に浸かっちゃったということ。
お子さんは お父さんが抱えていらっしゃった問題の何かを支えるために
不登校になっていたのではないかということがわかりました。
で、その直後 お子さんは元気に学校へ行くようになりました。
さていかがですか?
めっちゃ怖いですよね。
でも事実 こういうことも起こりうるのです。
人って何か気持ちの流れに巻き込まれると
その役割を果たすようになーんとなく出来ているのです。
家族システム論の考え方は
個人の問題をその個人の問題として捉えるのではなく
「家族」という1つのシステムに起きた症状だと考えます。
問題や症状を抱えた個人を通して、
家族というシステム全体に働きかけていくのが、
一般的に個人の問題として捉えるカウンセリングと違うところです。
特に小さな子どもは、自分の家系(家族システム)のバランスが崩れていることを敏感に感じとります。
ここが子どもの問題は家の問題の棚卸し…と言われる所以です。
子どもは健気にも自分が犠牲になりバランスを埋めれば、
家族のシステムが正常になると信じ、
無意識にバランスが崩れている元となっている人と自分を自己同化して
家族システムのバランスを戻そうとします。
すべて家族の無意識での深い「愛」がもたらす問題です。
私が関わらせていただいたケースでも
家族のシステム全体で考えていかないといけないケースは
結構ありました。
それだけではなく 当然 お子さんに合わせた関わりや
親の価値観の再構築なども全部ひっくるめて
関わらせていただきました。
本日は 家族の「愛」が原因となる
ちょっと怖いお話…を お伝えしました。
※明日はファミスペ当日のため、blog更新はお休みさせていただきます。
必要な人に届きますように。
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