しんどさの原因かも?認知的違和感
こんにちは、みんです。
久しぶりに 「認知的違和感」について 書いていきます。
「認知的違和感」もしくは「認知的不協和」と言われるものがあります。
自分の中に刷り込まれた価値観とギャップがあるものにふれると
人は それがなかなか受け入れられず
もんもんとした気持ちになってしまいます。
この事を「認知的違和感」と呼びます。
学校が苦手な子の保護者の方とお話していても
理屈ではわかっている。でも、やっぱり辛いという時は
この認知的違和感が 原因というケースが多いです。
例えば
目の前に 真っ青なお魚の煮付けが出てきたとして
皆さんは それに対してどう思われますか?
日本人であれば
「美味しそう~♪」
と感じる人は少ないと思います。
沖縄にお住まいの経験のある方だったら
美味しそうだと思われるかもしれませんが…。
これは 私たちの価値観の中に
真っ青な魚を食べる…という価値観がないためです。
私が今までで一番違和感を持ったのは
車のフォルムが 角形から曲線型に変わったことです。
角ばった車が主流だった時に
時々 曲線のフォルムの車を見ると
なんか モヤモヤしたものを感じていました。
ところが、今は 反対!
私の価値観は自然に変わっていき
今では 角ばった車を見ると 違和感が起きてしまいます。
人の脳は 自己防衛本能のせいで
違いをピックアップしやすい…という性質を持っています。
違うものは目立ちますものね^^。
その影響も 関係しているんでしょう。
お子さんが学校に行っていない。
そういう現実にさらされると、学校に通っている子を見ると 辛くなってしまう。
学校に関係するものを見ただけでも辛くなる。というお話を
とてもよく耳にします。
どうして辛くなるかというと
上の二つが答えです。
まず一つ目は
親の価値観は 「学校には行くもの」「学校に行くことが仕事」
なのに我が子は行っていない。
自分の価値観と違うので 悶々としてしまいます。
次に 学校に行っている子の方が
行っていない子よりも 圧倒的に多いわけで
だから 行っていないことが際立ってしまうのです。
特に日本人は みんな一緒を好む民族ですので
人と違うことをしている不安は大きいです。
ここまでで、
自分の辛さの一部かもしれませんが 正体が見えてこられました?
価値観と違和感、そして 防衛本能。
すべて自分の中にあるものですよね^^。
だったら 自分で何とかするしか仕方ないわけです。
正体が見えたところで 辛さや悲しみがマシになるわけではありません。
ちょっと元気になってきたかと思えば
定期的に襲ってくる 虚無感。やるせなさ。
ただ、少し余裕が出てきたら
そこから抜け出すことに 目を向けて見られるのもいいかな…と思います。
子どもが学校に行ってくれるのを待つ。
という方法もありますが
自分のしんどさや辛さの解決を
子どもに求めるというのは どうかなぁ…って思います。
時間が解決する…という方法もあります。
ただ、学校に行っていない子の数は未だに少人数ですから
これも、慣れるのに 時間がかかってしまいます。
つらさ、しんどさは 出来るだけ早くに解決したいですよね。
そうすることで お子さんにも良い影響が出ますから。
ということで、
少しだけはやめるコツをお伝えします。
一つ目は簡単にできる
「書籍」「ネット掲示板」などに 触れることです。
できれば 学校に行けていないことをなんとかしよう…としているものではなく
他の道もあるよ。大丈夫だよ。
そんな事が書いてあるものが いいのではないかと思います。
(ただし、根拠があるものが、お勧めです)
今までにない価値観を自分の中に取り入れていって
自分の価値観を 少しずつ緩めていきます。
掲示板は 嘆き悲しむお母さん達の参加が多いものではなくて
(こういうところは 逆にツボにはまる可能性もあります)
自分を変えたいなぁ…という行動に進みだしたお母さんが多いところ。
少し先を歩かれているお母さんが多いところが
好ましいのではないかと思います。
そうしたら みなさんの辛さも受け取りつつ
頑張ろうね^^と 優しく包んでくださいますから…。
二つ目は親の会に参加すること。
そこは 学校に行けていない子の親ばかりなわけです。
学校に行っていないことが 当たり前の場所。
なんとも不思議な世界でしょう^^。
逆に、学校に元気に行っている子の親のほうが
居心地の悪い場所!
とても、価値観の変化を 早めてくれる場所でもあります。
専門職の人がファシリテーターとして参加なさっている会があれば
なお いいかなぁ…と思います。
これも掲示板同様
お母様方だけだと ツボにはまる可能性があるからです。
それとね、方法はひとつじゃないわけです。
お子さんの不登校の原因もひとりひとり違うように
対処法もひとりひとり違ってきます。
でも、お母様方 なんとかしたいばかりに
良い情報があると、うちもやってみよ!!となりがちで
それがもし、お子さんにとって まるっきり反対の対処法だったりすると
一大事ですよね。
なので ぜひぜひ専門職(心理職系の人)が参加している
親の会を探してみてください。
で、親の会に参加なさると
そこには 先輩のお母さんが必ずいらっしゃると思います。
そんな方たちの中で
私もこんなふうになれたらいいなぁ…って人を
もし、見つけることができれば
ものすごーくラッキーです。
モデルがあるって強いんですよ。
考えることは
「私もこんなふうになりたい」
それだけでOKなのですもの。
ドンと構えなくてはいけない。
とか
黙っていなくてはいけない
とか
聞き上手にならないといけない
とか
そういった、ねばならない…が 全くなくって
○○したい。と 心から思えば
そういうものを 人は不思議と 引っ張り込んできます。
飛行機の自動操縦みたいなものです^^。
さて、ここまで
少しでも 悲しみ 落ち込み 早く解決していただけたらと、書いてまいりましたが
いかがでしたでしょうか?
まずは 行動です!
このあとすぐに 皆さんにできることって
何がありますか?
思い浮かばない。行動する気が起きない。
それはそれでOKです^^
悲しむこと、落ち込むことによって
得られるものがあるとき そういうふうになる場合があります。
ですから、まず そんな自分も認めてあげる。
すると、隠れた欲求が 出てくることもあります。
そんな時は できれば
スクールカウンセラーなどの
心理士を頼ってみてください。
心理士は みなさんの悲しみや落ち込みに
伴走させていただきます^^。
必要な人に届きますように。
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