仕事は自分のためならず
こんにちは、みんです。
学校が苦手な子のお子さんをお持ちのお母さんとお話していると
よく出る言葉が
「将来、好きな仕事について欲しい。
そのために きちんと 学校に入って欲しい。」
と言う言葉です。
私はその言葉をお聞きすると
「そう考えると、しんどくないですか?」
とお返事します。
だってそうでしょう。
好きな事はやって初めて楽しいと思えるわけで
やる前に 好きな事を探すのって 実はかなり無理のあることなんですね。
それに、好きなことしてお金いただくなんて
虫が良すぎるわけですよ。
たまーに 私たちの同業者にも
自分がやりたいからこの仕事についた…
って仰る方がいるのですが
思わず「う~ん」となってしまいます。
もし私たちの仕事で
自分がやりたいからという独りよがりで仕事をしてしまうと
どういうことになるか考えてみますね。
心理の世界は非常に幅が広い世界です。
大きな病院のHPで
精神科のドクターのところを見ていただくと
わかると思うのですが
ドクターがたでさへ
摂食障害・産業精神・認知症・統合失調症…などなどと
専門分野が分かれているわけです。
当然 私たち 心理の支援職も
得意分野が分かれています。
ですが、自分でやりたいと思う人は
自分の得意分野以外の人が来たとしても
自分で抱え込んでしまいます。
クライアント様の為に仕事をしているという自覚を
きちんと持っている人であれば
得意分野以外の仕事が来たら
それが得意な
信頼できる人のところへご紹介します。
時にはお薬が必要な方もいらっしゃいます。
第3者機関との連携が必要なケースもあります。
それを偏った知識だけで抱え込んでしまうと
ドえらいことになってしまうことがあるわけです。
どちらがクライアント様のためになるか
一目瞭然ですよね。
このことからもわかるように、
仕事っていうのはね、人のためにするからこそ
お金をいただけるものなんです。
仕事中の自分は自分であって自分でないわけです。
すべてをどなたかの為に捧げていないと
逆に仕事なんて面白くないんですよね。
で、そんなこと言っているから
職場に文句が出たり
私はほかの職場でもっと輝くことができる…なんて
発想が起きるわけです。
これを人呼んで
「青い鳥症候群」と呼びます。
人様のために仕事をしているわけですから
自分が輝くなんか 本来どーでもいいわけです。
顧客様の輝いた顔を思い浮かべながらするのが仕事。
だからこそ、面白いし
自分の実力も どんどん上がっていくわけです。
人ってね 自分のために頑張れるのは
限界があるのです。
でも、大切な人のためだからこそ
頑張れる生き物でもあるんですよね。
で、好きなことは趣味でやってちょーだいんか~と
私は思っているわけです。
だからねっ、
学校が苦手な子をお持ちでも
お母さんたち そんなに心配しないであげて欲しいのです。
学校が苦手になる子ってね
基本、真面目で 優しい子が多いのです。
それは 人として とても大切な「強み」です。
その「強み」を活かして
あとは、健康さへあれば
自分の出来ることで 社会に貢献していけばいいのです。
学校に行ってなくても、できることはいっぱいあります。
なんでもいいから できそうなことから初めていって
そして、仕事しながら目の前の課題をこなしていって
どんどんと力をつけていけば
それでいいわけです。
それが、本来の仕事というものです。
実際 学校に行けていない当事者の子どもたちも
自分の未来にはすごく不安を持っていると思います。
なので、心で念じてあげてください。
(口には出さない。ここばポイント。)
「あなたは 基本、真面目で優しいから
出来ることを仕事にすれば それでいいんだよ…」ってね。
必要な人に届きますように。
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