気遣いのできる脳をつくる2
こんにちは、みんです。
先日は 「気遣いのできる脳をつくる1 」として
相手と接した時に一番先に起きる
「認知」の部分についてお伝えしましたがいかがでしたか?
本日は「認知」のあとに起きる「判断」について お伝えしていきます。
「認知」の部分で 相手の状態や気持ちなどがわかったら
それを元に 自分の行動を決める「判断」を出します。
ここが非常にユニークだなぁ…と感じる部分なのですが
私はよく娘から「判断」が人とかけ離れていて面白いと言われます。
要は相手の意表を突くような言動に出ちゃうんですね。
意表をつかれると人は面白く感じるか、怒り出すかのどちらかです。
お笑いなんかは お客さんを怒らせない程度に うまく意表を付くような言動をあえてしているわけです。
いつも登場いただく我が家のアウトローは
「認知」の部分は誰よりも鋭い子です。
ところが「認知」と「判断」がつながりません。
残念ながら「判断」が主観的なんです。
この人だったら ○○な行動がヒットするだろう・・・ではなくて
もしこの気持ちだったら 僕は○○な行動が嬉しいな…で 判断しているようなのです。
ノート点検していても お子さんとぶつかることの多いママさんは
すぐに「と言う事は…」と 相手から意識がそれちゃって
自分の中で話が勝手に進んでいっているママさんなのです(笑)
だから 面白がられることも多いですが、怒らせてしまうこともシバシバあるようです。
大切なのは 相手を「尊重する」「意識し続ける」ということです。
この相手だったら…。と
相手の立場に立って考えるということ。
これをする人は実はとても楽なのです。
相手が目の前にいないと、相手のことは あまり考えません。
ところが自分の頭の中で勝手に話を進めちゃう人は
常に頭の中で いろいろと考えてしまっています。
しんどいですよね。
でも、相手を尊重するのはとても難しいことです。
よほど 相手のことを深く知っていないと なかなかできないかもしれません。
だったら、一般的な行動を知っておくということも
大切なことなのかもしれませんね。
私は相手が真剣に怒っている時の謝り方や、お礼の言い方。
先生に「頑張れよ」と言われた時には
「やります」ではなくて「努力します」ということや、
そういう世間一般のコミュニケーションマナーや、
多くの人がとる行動などを
アウトローには 口ではっきりと伝えるようにしています。
ずいぶんと前の事です。
アウトロー君 ぼそっと私に
「なぁなぁ、こういうことって
普通の人はみんな 言われんでもなんとなくわかってる事なん?」
って 聞いてきました^^。
面白いでしょ。
言語化しなくても なーんとなく空気でコミュニケーションを理解する子もいれば
きちんと言語化して伝えないと 理解できなかったり、勘違いを起こしていたりする人もいます。
そういう人と自分との違いを なんとなく感じてきているんでしょうね。
アウトローは 言葉と行動が一致しないことがよくありました。
言っておいて行動しないのですね。
予定を急遽変更することも得意でした。
「それは相手の混乱の元になるから迷惑かけるよ。
だから、そんな人は みんなできれば付き合いたくないと思うよ。
と、伝えました。」
すると
「そ、そうなのかショック!」
はじめてその事を知ったようです。
で、
「一旦口から出した言葉は 責任をもって行動すること。
どうしても 変更せざるおえない時には
相手に必ず相談するといいよ。
そうすると、相手にかかる迷惑は かなり減るからね。
これも誠実さの一つ。」
と、望ましい行動を伝えると 神妙にうなづいておりました。
という事で
世の中には こういう人種もいるということで
一般的なコミュニケーションの知識を知っていると
判断の失敗は減ることになっていき
これも気遣いができる脳を作る ひとつの方法だと言えるかもしれません。
みなさんのお子さんはいかがですか?
そして みなさん自身はいかがですか?
案外、分かっているようで 誤解しているコミュニケーションパターンがあるかもしれません^^。
じゃぁ、知識をつけるにはどうするか。
それはやはり、観察と学習なのだと思います。
世間では こういう時どうする人が多いかなぁ…という
アンテナをはっておくこと。
それでもわからないときは 人に聞いてみるというのもありだと思います。
そして、コミュニケーションのルールをきちんと学習しておくこと。
後は、急がなくていいことは 出力を急がない…ってことかな。
そうすると 必要のないことは言ったりしたりということは なくなってきますものね。
先に書きましたとおり、
私も実は 判断がほかの人と違うことがよくあります。
でも、コミュニケーションスキルを勉強したおかげで
相手にとって不快となる判断をすることはほとんどなくなって
(わかっていて手法として使うことはあります)
本当に助かっています。
で、不快以外の部分は 相変わらずへんちくりんな判断をするので
面白い人とか 天然とか言われています^^。
天然と言われる人と うざいと言われる人の境目は
もしかすると これなのかもしれないなぁ…とも 感じてきています。
気遣いのできる脳を作っていく上で
「的確な判断をする」ためのポイントは
知識と学習と尊重する心
これらを意識することによって 判断する力もUPしてきます。
で、脳もだんだんと鍛えられて 身についてくるということにつながっていきます。
私は本来ならば、人はその人なりに生きていればそれでいいと思っています。
ただ、子育てとなった時に ママさんが主観的な暴走(妄想?)をしがちでしたら
それは お子さんの疲れの元となってしまいます。
なので、受講生様方には ばっさりとお伝えすることもあります。
だって、皆さんの目標は お子さんを元気に伸び伸びとすることですものね♪
「判断」したあとは「行動」です。
明日は「行動」について お伝えしていきますね。
必要な人に届きますように。
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