気遣いのできる脳をつくる1
こんにちは、みんです。
本日面談だったママさん、学校が苦手だった息子ちゃんが
無事に転校されて 通信制の学生さんになられました。
ぼちぼちと、休まずに通ってらっしゃるようで
頑張ってるね~と言う話になりました。
そして、なんとも ママさんの変化ぶりにもびっくりです。
始めはね、どちらかと言うと、正義感が強くて 真面目すぎるママさんで
お子さんの事が理解できずに、すぐにファイティングポーズを取ってらっしゃったのですが
本日のノートからは お子さんの立場に立った視点で
きちんと気遣いができるようになってらっしゃいました。
そしたらね、お子さんの方からもママさんを気遣う言葉
ちゃんと出ていましたよ~(笑)
お子さんを元気にするママは 気遣いもできるママ。
ということで、本日から数回に分けて
気遣いができる脳をつくる
ということで お伝えしていきます。
気遣いができる女性って 本当に素敵ですよね。
必要な時に さっと必要なものが出てくる。
そして、それは余計だよ…ということが 出てこない人。
女性の私でも 惚れ惚れするぐらい気遣いできる方が
時々 いらっしゃいます。
子どもたちにとっても
「気遣い出来るお母さん」素敵なんじゃないかな?
子どもにとっては 親そのものが躾のツールですから
親が気遣いできる人だと
お子さんも 自然に気遣いできるようになるんじゃないかなぁ…。
私はそんなふうに考えています。
もう一段上がって
通常の気遣いと、過干渉となる気遣いを瞬時に見極め
咄嗟に使いこなすお母さんだとより素敵^^。
では 「気遣いができる」ということは
脳内でいったいどういうことが起こっているのか
長くなりそうなので
2回 もしくは 3回にわけて
具体的にお伝えしていきますね。
まず、気遣いが起きるとき 一番最初に起きるのは「認知」
相手が何を考え、背景には何があって、何を求めているのか。
どのような人であるのか。
これらのことを瞬時に無意識に見抜くことが脳の中で起きています。
別名「洞察力」と言われるものです。
実は 持って生まれて これが得意な脳と、苦手な脳というものはあります。
ここのところは どうしようもありません。
ただ、この能力は 鍛え方次第で上がって行きます。
なので がっかりしないでくださいね。
一つは主観を交えないで、人を客観的に観察する訓練
つまり「傾聴」の訓練です。
人と自分とは違う。
だから 同じものを見たり聞いたりしても
絶対に同じことを 頭に思い浮かべることはない。
この事を理解するだけではなく、習慣として身につけてしまうこと。
すると、物事をゼロから観察し、
そのありようだけを理解することだけに努めるようになります。
こうなると自分の主観は混じらずに理解することになるので
正しい観察につながっていきます。
例で言えば 言葉に引っかかりを持つ人。
「あなたは どんくさいよね。」
と、一言言われれば そこに引っかかってしまって
その後の 相手の話が そっちのけになってしまう人なんかも
非常に主観的な人だといえるかもしれません。
「でも、そこが一緒にいて なんともくつろげるんだよね~。
私にとっては あなたは オアシスのような存在よ。ありがとう。」
って、言葉が続いたとしても、
「どんくさい。。どんくさい。。どんくさい。。キーーーーーー>`Д´)ノ」
と頭の中は パニック状態になっていますので
相手がこのあと何を言おうが 耳に入ってきません。
主観的でない人は
「この人にとって どんくさいって言葉は どんな定義があるんだろう。
この人は 一体何が言いたいんだろう。」
と、話を最後まで聴き、理解しようとしますものね^^。
他の例だと、自分と相手が共通点があると
「わかる。わかる」と 同感しちゃって
相手の経験を 自分の経験のメジャーで測って
それが「当たり」だと 思い込んじゃう人。
確かに似通った感情を持つことはあるかもしれませんが
相手の気持ちがわかるはずなんか まずないのです。
でも、人は自分とおんなじような人を見つけて安心したい生き物ですから
どうしても同じにしたいんですよね^^。アハハ。
(これはお子さんには最悪な関わりの一つとなることもあります。気をつけてね。)
もう一つは、自分の鎧を取り去ること。
たまーにいらっしゃるんです。
お話させていただいてても、粗探しがめっちゃ得意な人。
斜めに構えているというか
何故か素直に、人の話が聞けないのですね。
私は こういう方にお会いすると
「大丈夫だから、大丈夫だから…」って 抱きしめたくなります。
だって、それはとても臆病な人だからです。
臆病だから、常に緊張状態で 危険がないか探してしまうのです。
それが 粗探しにつながっていきます。
で、他人の粗探しが得意な人は、実は自分の粗探しも上手なのです。
言われたくない。責められたくない。
この気持ちが 自分の粗も探すことにつながっていくのかもしれませんね。
挙句にはどんどんと自己肯定感が下がっていくことになっちゃいます。
このような鎧をつけていると
相手の観察も 危険信号のサングラスがかかってしまい
正確に観察することはできません。
もしご自身にこのような傾向があるなぁ…と感じられたら
心が開くことができそうな場所や仲間を見つけるか
カウンセリングに足を向けてみてください。
あ、余談ですが
私は勉強の成果として、
「この人 鎧がすごい…」と 理解することができるようになりましたが
私の受講生の中でお二人
「あの人は 少し異質ですよね。」と あった瞬間に見分けることができる人もいます。
何が違うかはわからないけど、なんだか ピンと来るそうです。
脳の持つ力って ほんと 一人一人違って 神秘的ですよね~。
最後に素敵なエッセンス。
「人を思いやる心」と「愛」
これがあれば 最強だと思いますよ。
自分を顧みずに 相手に没頭できるのです^^。
本日は 「気遣いができる脳をつくる」の1回目。
相手に対した時に 一番初めに起こる現象を取り上げました。
最後になりましたが 以前に発達関連の事を書きましたら
これからも取り上げて欲しいと、数件リクエストをいただきました。
発達障害は
自閉症スペクトラムは
AD/HDは
と学ぶのは視野を広げるためにはいいと思うのです。
でも、人はそれぞれ違うように、スペクトラムの方々も個体差はかなりあります。
発達特性を学ぶ時も、上記に上げたような客観的視点も必ず必要になります。
そうでないと、診断名と言うフィルターを通してお子さんを見るようになってしまいます。
知識と技術 この二つがママには必要であるのかもしれません。
必要な人に届きますように。
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