死闘するママたち
こんにちは、みんです。
日々、学校が苦手な子のママたちは
子どもの事をわかりたい。
いい関係になりたいと望んで、その事に挑んでいらっしゃいます。
せっかく縁あって親子になったんですもの
お互いに理解しあって、手をたずさえる関係になりたいですよね。
心理学者の故河合隼雄先生は
「人間理解は命がけの仕事である」
と、仰っておられます。
私のような仕事をしていますと 相手を理解する事がその仕事の中心です。
ところが、これがとてもとても難しい。
心から、クライアントさんを理解できると
クライアントさんはご自身で治っていかれる…とまで言われています。
でも、相手を理解するって
自分の根底がゆすぶられるんですね。
例えば
「もう死にたい」と言っている子に対して
皆さんならどう答えますか?
答えられないですよね。
気軽に
「死んだらあかん」とも言えないわけです。
相手の死にたいほどの絶望や疲労を身体で感じないとだめなんです。
まさしく、めっちゃしんどい作業です。
こちらもそうなるわけですから、死に物狂いです。
わかってもらってないと感じている子は
親を振り回してきます。
これでもか、これでもか…と言わんがばかりに振り回します。
子どもにそんな悪気はないんです。
ただ、わかって欲しいだけなんです。
私実は、この状態に心当たりがあります(笑)
娘がしんどかった時、母にわかってもらえなくて
それでも、わかって欲しくて
高齢の母にとっては かなりきつかっただろう八つ当たりをしていました。
でも、私もそれだけしんどかったんです。
ただ、そのしんどさを理解しようとして欲しかったし
ねぎらいの言葉を一言くれるだけでよかったんだと思うんです。
でも、母は、私の心配より娘の心配をしていたのです。
それも悲観的に嘆き悲しんで、自分の事でいっぱいいっぱいだったのです。
昔の人なので一番は「家」の事を心配していたのかもしれませんね。
結局最後までわかってはもらえませんでした。
で、母がうつ病寸前までいった時に 私は母を見限りました。
ちょうど息子の進学で 時期がよかったせいもありました。
私と娘の間も 実は死闘に近い事があったのです。
それも何とか生きながらえて、山を越えたかな~と感じています。
息子との間にもありました。
ママさんたちと話していると
どうしてもお子さんと理解しあえないママさんたちがいらっしゃいます。
で、すっごく苦しんでいるの。
生気を吸い取られてね。
でも、自分の中の手放せない何かがあって
お子さんの気持ちを理解できないでらっしゃるのです。
まさに死闘だなぁ…と感じて ママさんの苦しみに伴走させていただいています。
河合先生はこんな風にも仰っておられます。
人を理解する事が命がけである事がわかってくると
「人間理解」という事をできるだけしないようにしようと、結論を出す人もいるだろう。
それも結構だが、私はせっかく生まれてきたのだから
死ぬまでには、ときどき「命がけ」の事をやってみないと面白くないのでは、と思っている。
死闘を繰り広げているママさんへ。
今はすんごくしんどいかもしれないけれど 踏ん張ってね。
親子だもん。
お互いにわかりあいたいと言う気持ちがあれば
きっと、わかりあえるよ。
死闘から逃げなければ 必ず強い絆の素敵な親子になれるからね。
わかりたいと言う気持ちを持ち続けて下さいね。
応援していますね。
必要な人に届きますように。
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