子どもの不登校。まずはママの心のメンテから。
こんにちは、みんです。
学校が苦手なお子さんのいらっしゃるママさんのお話を聴いていると
「子どもの不登校を何とかしたい」
と仰る方は多いのですが
「自分がしんどいのを何とかしたい」
と、相談に見える方は 少ないのです。
特に不登校初期の方はそうです。
そりゃそうですよね。私自身もそうでした。
不登校はママにとってはとても辛くて悲しい事だけど
「学校に行くようになった」ら「ママの辛さもおさまる」なので
子どもの方を何とかしようとなさる方が多いのです。
でもね、これちょっと違うんですよね。
学校に行けなくなって誰が一番しんどくて辛い思いをしているかと言うと
やっぱり子どもなのです。
でも、その辛さや苦しみは
子どもが自己理解して、成長していくためには 必要なものであることが多くて
子どもは学校に行けなくなるには やっぱりそれなりの理由があって
・集団が苦手な自分
・成果主義で成功する保証がないことは怖くて行動できない自分
・トップランナーにはなれない自分
・人よりどんくさい自分
・ゼロ百思考な自分
・物事を上下関係で考える自分
などなど
いろんな自分を見つけて認めて受け入れる作業が不登校。
この作業をしっかりと終わらすことのできた子はある意味不登校「成功者」で
その後、社会に出ても 少しは適応しやすくなるわけで
それには時間が必要になるのです。
ママにできる事って この作業の妨げをしないことだけかなぁと考えています。
妨げをすると、どんどんと作業は長引きます。
・学校に行くように登校刺激を与えたり
・心配や嫌な気持ちを つい子どもにわかるようにしちゃったり
・必要以上におしゃべりして 子どもに気を使わせちゃったり
こんな事が 作業の妨げになってきます。
私も経験者だし、自分と向かい合うのは うんと怖かったです。
子どもに学校に行って欲しいという気持ちは誰よりも強く持っていた人だし
この気持ちを手放す事なんて、怖くて、怖くて
今考えると なんてバカなんだろう…と思うけど
学校に行かないことを認める事が この世の終わり。私の人生の終わりぐらいの気持ちがあったような気がします。
だからね、無理はしなくていいとは思うんです。でも、
自分を整える作業はできるだけ早くに入った方が
実は不登校の終結を迎えるには 近道なのです。
なので、ママさん自身がカウンセリングを受けて
心のごみ出しをして欲しいんですね。
子どもにもできればカウンセリングを受けて欲しいという声もよく聞きます。
でもね、まだ未熟な子どもたちにとっては
カウンセリングを受けるって、不気味で意味のない事に思えるのです。
それに人と話をするのは やっぱり疲れる事でありますから
できれば避けて通りたいもの。
で、うちの息子がカウンセリングを受けていた事を
よく羨ましがられるのですが
それは、姉も受けていたし、私自身もこんな仕事で
当然カウンセリングも受け スーパーバイズも受け…という姿を見ていたからだと思うんです。
だから、ママがカウンセリングを受けたり
できれば、パパもカウンセリングを受けて
心のコンディションを整えて、自分の感情は自分で責任を持つ姿を子どもに見せる事って
とても大切だと私は思っているのです。
そうすると、もしかすると カウンセリングへのハードルが
少しは低くなるような気がするし
必要性もわかってくれると思うのですね。
本日面談のママさんの中学1年のラブリーボーイが言い放った言葉は
「僕の事は僕が決める」
でした。
言葉の意味を解釈するとね
「もうこれ以上、僕に気を使わせんといて。」
学校が苦手な子は真面目で優しい子が多いから
ママの心配が辛いんだよね。
ということで『子どもの不登校。まずはママの心のメンテから。』で
お伝えいたしました。
必要な人に届きますように。
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