環境で決まる表面化する遺伝子
こんにちは、みんです。
本日は 遺伝子のお話をしてまいります。
少し昔、まだ 心理学実験であれやっちゃぁ駄目。これやっちゃぁ駄目…って
うるさくなかった頃
ある学者が一卵性の双生児の孤児の赤ん坊を 全く違う環境のところへ養子に出しました。
一人はすごくお金持ちの恵まれた環境のお家に。
もう一人は どちらかというと、スラム街のような所に。
その成長はどうなったかと言うと
成長した子どもたちは 一卵性であるにも拘らず
性格も見た目も知的レベルも 全く違うように成長していたのです。
この事から、人の成長には 環境が大きく関わっていると言う事がわかりました。
そして、近年わかってきたのは
私たちの体の中に備わっている遺伝子は 常にいくつかのうちの一つをチョイスして
表面化するという事です。
私たちは親から引き継いだ遺伝子の ある一部分だけ表面化いたします。
脳と同じで 使われていないものがとても多いのです。
どれを使うかをチョイスする時に 環境によって左右されます。
私はよく、モデリングが大切よって皆さんに言うのもこの事があるからなのです。
しっかりと言語環境のあるところで育った子は
例え、産まれつき 言語で物事を表現することが苦手な子でも
話そうという気持ちが芽生えるので 少しでも話す事に強くなるような遺伝子が出てきます。
感情のやり取りを大切にするご家庭では
少し、感情の読み取りが苦手な子でも ママが心に興味を持ってくれるので
自分の感情に気付きやすくなり、それとともに 人の感情にも興味を持つようになり
少しでも感情をわかろうとする遺伝子が表面化します。
遺伝子は親から子へ引き継がれるものです。
お話しの苦手な親から お話しの苦手な子が生まれたり
感情に興味の薄い親から、感情に興味の薄い子が生まれる可能性は高いでしょう。
不安の強い親からは不安の強い子が生まれたり
逆に 幸福感を感じやすい親からは 幸福感を感じやすい子が産まれるのかもしれません。
だから、私はママたちに いえ パパたちにも
苦手なことから逃げないで…って 応援しています。
子どもが何か、不登校や非行などの問題を持った時。
それは、苦手だからと今まで見て見ぬふりをしてきた自分の問題に
向かい合う時なんだ…と 私は考えているのです。
今からでも遅くありません。
まずは 自分と向き合って下さいね。
そして、次に パパさんやご両親と向き合う事になるかもしれないけれど
向き合った後、きっと 今より幸せになるからね…。
(得意な事で解決しようとしても
結局、その問題は 後々まで残ってくるよ。)
必要な人に届きますように。
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