反省させると犯罪者になります
こんにちは、みんです。
今日はとってもストレートな題!
この「題」実は 少し前に結構話題になった本の題です。
日本はとても「反省」の好きな文化かな?
なので、「反省」させると みんながみんな犯罪者になるわけではないのでしょうが
私は「反省」というものは必要ないと考えています。
では「反省」っていったい何でしょうか?
wikiでは
反省(はんせい、英: reflection)とは、一般的には自分がしてきた行動や発言に関して振り返り、
それについて何らかの評価を下すこと、
あるいは自分の行動や言動の良くなかった点を意識しそれを改めようと心がけること。
とありますが、これ 人に言われてやることではありません。
自分で気づいて、その行動を振り返って 改めて初めて値打ちが出るわけですが
人に言われてやると どうなるかと言いますと
お前はだめだ…と言われているのと同じで
どんどんと 自己肯定感が下がっていきます。
そもそも、反省のできる人は 自分と行動を分けることができる人なんです。
この行動はあまり良くなかったな…というのが 本来の反省。
自分が悪かった…と 自分の人格を否定する事を続けていると
「自分は悪い人間なんだ」
「自分は社会に迷惑をかける存在なのだ」
「自分は必要ないのだ」
自己否定を生み出し、
その挙句、やけになって 自分なんかどうでもいいとなって
悪くすれば「犯罪」という行為になってしまいます。
人間関係の反省においては
前提に人を「思いやる心」が必要となってきます。
悲しみの分かりにくい子に相手の悲しみはわかりません。
がっかりや苦しみの分かりにくい子に その気持ちを思いやることはできません。
要は、自分の感情がわかりにくい。
ネガティブな感情の体験があまりない子に
本来の意味の反省はできないのであります。
そして、最近は ネガティブな感情を体験させてもらっていない子が
本当に多い。
ネガティブな感情って
実は感じるのが とても怖い感情なのです。
例えば 何かうまくいかなかったときに
思いっきり凹むこと。
これは 相当に安心・安全の環境でないと
安心してできないことなのです。
だって、自分のある部分のダメさを受け入れるって事でもあるのですから。
ですが、最近のママさんは
子どもが凹んでいるのを見るのがつらい…とか
悲しんでいると どうにかしてあげたくなるとか
そんな風に言って
子どもを凹ましてあげないんですね。
そんなこんなで、子どもは悲しみや凹みの体験を
逃して成長してくるわけですから
そりゃ、思いやりも持てないでしょう。
ここで、もう一度整理しますと
反省は言われてするものではなく 自主的にしてこそ効果が出る
自主的に反省をするには
自分自身の人格と行動を分けることができるところまで発達していないといけない。
安心安全に凹んだり悲しんだりする環境があって
初めて その感情体験ができる。
⇒相手の悲しみや凹みがわかるようになる
⇒思いやりを持てるようになる
⇒自分の失敗に自主的に反省し それをバネに成長できる
よって、反省を強要するような
そして、反省を仕向けるような環境は安心安全の環境ではないので
子どもの思いやりは育たない。
というサイクルになってまいります。
本来ね、反省なんか必要ないのです。
人に対しても自分に対しても「思いやり」の持てる子であれば
柔軟にやっていい事。悪いことを考えられる。
素敵な大人に成長していくんじゃないかな~と考えています。
親にできることは
安心・安全の環境を作り出してあげることと
いっぱいの思いやりで 包んでいってあげることじゃないかな~。
あ、後ね
感情の分かりにくい子には
人の心の動きを ママが折に触れ 伝えていってあげることができると
ベストかな?
必要な人に届きますように。
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