自分の感情に自分で責任をとるという事
こんにちは、みんです。
先日 勉強会の講師で入らせていただいた時に
喜びの感情を表す言葉を10個書き出して
喜びの度合い順に番号を振っていただくワークをしたら
一人ひとり違う事に みなさんびっくりしておられました。
「幸せ」が一番の人もいたし
「夢中になる」が一番の人もいたし
「刺激的」が一番の人もいたし…。
それぞれ ぜんぜん違う曖昧な世界の中で
人はコミュニケーションしているわけです。
なので 自分がどう感じるか、どう思うかは
相手のせいではなく 自分の中に原因があるんだ。
その事を しっかりとわかってらっしゃると
話がややこしくならないのではないかと思うのです。
以前にも書いた事があったかもしれませんが
私の友人にどっぷりと関東人の友人がいます。
で、口癖のように
「ダメじゃん」と言います。
ですが 関西人の私にとっては
「ダメじゃん」という言葉は
とてもとても きつく感じてしまうのですね。
この場合 「ダメじゃん」を「あかんやん」に訳して聞けば
私の心は軽くなるのでしょうが
どうにも不器用な私は それができませんでした。
で、ここでの選択は
もう、この友人と付き合わないでおこうと
そっと黙って波風立てずに身を引くか(あくまでも 自分のせいですからね)
相手に伝えるか…。
でも、私はこの友人が好きでした。
行動と人格を混同しない。
「ダメじゃん」だけ控えていただければ
あとは とても気持ちよくお付き合いさせていただけるのですから…。
なので 友人に正直に話してお願いしました。
「わたしには とてもきつく感じるのよ」…と。
そうすると友人は
「今まで悪かったね」と言ってくれ
気をつけてくれるようになりました。
相手の同じ言動でも
それをどうとるかは、人さまざまです。
それを相手のせいにして
「私はその時 ○○だった」と感情を言い捨てるのは
私にはどうも解せないのです。
心のうちにそれは私の取り方のせいなのよ。
でも、どうしようもないから 勝手で申し訳ないけれど…。
と、お願いする気持ちがあるかどうか。
それでうんと 変わってくるのではないかと思うのです。
感情だけを言い捨てるのは
相手を感情の公衆トイレと間違っていませんか?と
私は言いたいです。
コミュニケーショントレーニングを受けたママ達が
「感情を伝えても子どもにはぜんぜん届かない。」
と 訴えてこられることがあります。
この場合も、どこか心の奥底で
「あなたのせいで。」
が、よぎっているのではないかな~と
そんな風に探ってみます。
そうすると大抵
「べき」「当たり前」「推測」「憶測」「妄想」の匂いがしてまいります。
感情を吐き捨てる。
それをしていいのは
きちんと契約をしているカウンセラーと
自分の親にだけだと私は考えています。
カウンセラーは それを受け取る訓練をしているのですから。
で、受け取ることは 本当に苦しい作業ですので
対価を支払って 受け取ってもらうわけです。
それほど感情の吐き捨ては 相手にとって迷惑行為だと
私は感じます。
皆さんはいかがですか?
自分の感情を 人のせいにしてぶつけていませんか?
特にお子さんに…。
例え子どもであっても自分とは違う人間だ…。
しっかりと心に刻んで
失礼のないように お付き合いしていきたいものですね。
必要な人に届きますように。
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