子どものグルグルの吐き出しには…
こんにちは、みんです。
先日の傾聴勉強会は、お子さんの
吐き出しグルグルに付き合わされるママさんの悲鳴が多かった日でした。
死にたい。
生きていてもいい事がない。
楽しい事が何もない。
俺の人生終わった。
などなど、こんな言葉を永遠とグルグルグルグル話してきます。
正直 聞いている方も感情に飲み込まれてしまうので
これが何度も起きると ママたちの感情は「うんざり」
しんどいよね~。
お疲れ様です。
思春期の不登校 こういう発言を出してくる子も多いと思うので
今日は 言葉の受け取り方についてお伝えしていきます。
まず、基本は「うんざり」であるならば聞かなくてもいいって事です。
言いたいお子さんの気持ちも受け取りつつ
ママもエネルギー吸い取られてしまうので
なんか他の方法ないかね~。
カウンセラーさん探すとか?
などと、お子さんに相談してみられるといいんですよね。
でも、そうお伝えするとね
「しゅんと凹んでしまう。」
「哀しそうな顔になる。」
「荒れる。」
などの理由をつけて、聞かない…という選択を却下されるママが多いんだけどね
お子さんの立場に立ってみて欲しいんです。
皆さんなら「うんざり」している相手に嫌だという事を伝えられずに
嫌々聞いてもらって嬉しいですか?
私だったら、それならそうと伝えて欲しい…と思うのですがいかがでしょう?
で、うんさりだけど聞くをチョイスするママの心の奥には
「聞くと自分の思う方向に進んでくれるかもしれない」
という欲も隠れていることもあります。
だったら、聞かされている。と受け取らずに
「聞く」を選択する。と 自己選択にした方が
よっぽど気持ちがいいわけです。
さぁ、どっち?・笑
聞くと選択したママさん
言葉の裏に隠れている子どもの気持ちを取ってみましょう。
「死にたい」⇒「生きたい」
「生きていてもいい事がない」⇒「いいことが欲しい」
「楽しい事が何もない」⇒「楽しい事が欲しい」
「俺の人生終わった。」⇒「理想通りにはいかなかった。」
ないないつくしの言葉の裏には
いっぱいの願望が隠れているのです。
理想や願望が高いから
人生に絶望しちゃっているって言いかえることができるのかもしれません。
でも、先日も書きましたが
「ない」からは何を作り出すこともできないのです。
なので、聞くと決めたら
「うんうん。そうなんだね~。」
聞いていくのではなく、
「楽しい事が欲しいのかな~?」
「楽に生きたいのかな~?」
と、お子さんの言葉の裏にあるものを
聞いていくという形を取られるといいでしょう。
そうすると
「ない」が「願望」「欲求」という「ある」ものに変化していきます。
この後、よくママがやりがちなのが
「じゃぁ、こんなのどう?あんなのどう?」
という提案なのですが、これは必要ありません。
それを考えるのは子どもの領域。
子どもが自分で考える事です。
もし、裏の気持ちを取るのが苦手かな~ってママは
よかったら「母親ノート法」にチャレンジしてみてください。
案外、会話記録をつけると お子さんの気持ちってわかるものですし
点検をご依頼いただいたら、感情や欲求をとることのお手伝いをさせていただきます。
ただ、
「死にたい」は希死念慮と言って
鬱っぽい可能性もあるのです。
思春期のお子さんは 誘ってもなかなか精神科には行ってくれないのですが
食欲がない、睡眠の質が悪い、自分を責めがちなどの症状と重なったら
できれば一度 思春期を見てくださる精神科を受診されるといいんじゃないかな~って
そんな風に考えます。
でも、無理やりはしないでね。
必要な人に届きますように。
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