子どもの欲求をどう考えるか
こんにちは、みんです。
本日は「ノート法」に取り組む皆さんから、よくいただく質問を お伝えしていきます。
「今 黙るを心がけているのですが…」
という枕詞で相談をいただきますが、大抵の方が 黙れていません。
「どのくらい黙るのですか?」
と、ご質問いただいたときは
「連絡以外、全部です」
とお答えしますと
みなさん、ひょえ~となられます。
いいですか。黙るということは
上の唇と下の唇をしっかりくっつけて開けないということです。
口から音を漏らさないとも言います。
しっかりと歯を食いしばって
口を閉じていてください。
剣道をしているときに教わったのは
舌を上あごの歯の付け根にくっつけると
自然と口を閉じることができます。
できたら、会話記録もつけてください。
どーせやるんだったら
自分ができているかどうか確認しないともったいないです。
できていないのにできている気になると
とんでもない事になってしまいます。
私が関わらせていただいたお母さんは
徐々に会話を減らして行くことに成功しています。
初めは皆さん、黙ったつもりでも黙れていません。
あと半分に減らせるよ。もう少し減らしていこう。
と、減らすポイントをお伝えしていくと
2~3ヶ月ぐらいで
ほぼ、会話を消滅させることができます。
時々、できるかできないか不安だからできない。
というお母さんがいらっしゃいます。
初めから、完璧にできるはずはありません。
なので、気楽に取り組んで、徐々に減らしていきましょう。
今日Facebookで、素敵な名言を見つけました。
恥ずかしさというのは、
自分をよく見せたいと思う心の裏返しだ。
自分をさらけだすことを恐れているということでもある。
頭の中にそんな自意識があったのでは、
本当に人を楽しませたり喜ばせたりするものを
つくることはできないだろう。
久石譲
その通りだなぁ…と思いました。
身を捨ててこそうかぶせもあれ
捨て身の覚悟で取り組めば、危機を脱し活路を見出せるということで、
溺れかけたときはもがけばもがく程深みにはまるものであり、
捨て身になって流れに身を任せれば、
やがて浅瀬に立つことができるという意味
という言葉もございます。
私はこの言葉がとても潔くて 好きな言葉なのです。
ノートをつけられるときは
写経だと思ってつけられるといいかもです。
子どもの回復と幸せを祈りつつ記録していただくと
ご自身も書きながら
幸せなお気持ちになるかもしれません。
物の買い与えに関してです。
私は
家計の範囲内で買い与えられる程度にしておいてください。
と、ご説明しています。
毎月決まった金額で
ご家庭の会計をしておられると思います。
その範囲内でOKということです。
貯金を切り崩してまで、与える必要はありません。
お母さんは家族の会計係さん。
お父さんから預かったお金でやりくりしてらっしゃると思います。
なので、自由になるお金に限度がありますよね。
それ以上のものを欲しがった時にはお父さんが担当者になります。
お父さんは一家の社長です。
お子さんがご自身で
社長に頼むようにしていただくといいでしょう。
社長は一家の長として
自分の行動に責任を持って
買うか買わないか 決められるといいと思います。
うちの旦那さんは
人と交渉事をするのがものすごく苦手な人です。
なので、条件付きですぐに物を与えておりました。
ということで、口の立つアウトローにとっては
とてもちょろい相手だったのですが
旦那さんも馬鹿ではありません。
何度かしてやられて
そして、どうしてしてやられるのか、嫁から解説されて
少しずつ賢くなってまいりました。
このように、旦那さんにも経験と学習が必要です。
心もとなく思われるかもしれませんが
旦那さんを「社長」と立ててさしあげて
任せてみてください。
そして、後ろからそっと応援して差し上げて下さい。
そして、お子さんの気持ちに寄り添ってみてください。
物は人によって価値を与えられます。
例えばダイアモンド。
すごく価値のあるものだと考えて
大枚払って購入する人もいらっしゃれば
私のように
石炭と、何が違うの???
と、思ってしまう人もいるのです。
元をただせば両方ともただの「炭素」
まだ、炭の方が エネルギーとして使えるので
価値があるやん。
と、宝石に興味のない人は感じてしまうのであります。
これと同じで
親からみればしょうもないものでも
お子さんにとっては
口から手が出そうなぐらい欲しいものであるかもしれません。
そのことをきちんと受け取ってあげてほしいと思うのです。
きちんと受け取ってもらうとお子さん嬉しいんじゃないかな。
「そんなに欲しいんだったら、
晩御飯のおかずが一つ減るけど買おうね」
ってことになると、
お子さんの心は その気持ちで満たされてしまうかもしれません。
そして、ある時は
不安な心を落ち着かせるために
物を欲しいとねだることもあります。
満たされない欲求を別の満足感で穴埋めしようとしているのです。
緊張から体が異変を起こし
それを元に戻そうとする行為ですので
「学校へ行けないことで、体の調子が悪くなるほど
緊張しているんだね」
と、理解していただけると
ご自身の言動をどうしたらいいかが
わかってくるのではないかと思います。
とにかく
買い与えや口出しなどで
自分の言動に迷いが出たら
まずは、相手の立場に立ってみる。
そうすると
今まで見えなかったことが
見えてくるようになると思います。
失敗を恐れないで。
失敗しても大丈夫だから…。
自分の身を守ることを手放して
お子さんの視点に立ってみてあげてください。
これがノート法の極意かもしれません。
必要な人に届きますように。
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