子どもが元気になる待ち方
こんばんは、みんです。
お子さんが学校が苦手になると
「待ちましょう」
と、よく言われます。
私も子どもがしんどい時期に言われたことがあります。
「待ちましょう」
でもね、待ちましょうって言われても
いつまで待てばどうなるかわかっていないと本当に不安です。
待つだけで、元気になられるお子さんもいます。
ところが、待っていても一向に動き出さないお子さんもいます。
今日は子どもが元気になるのに効果のある待ち方をお伝えしていきます。
・不登校の原因探しをしない。
不登校の原因を探す親の気持ちの裏には
原因さへわかってそこを何とかすれば
学校に行くようになるのではないかと言う
下心があります。
お子さんが学校へ行かないことを受容できていないことを
子どもに伝えてしまうことになります。
病気かな?と思っても
よほどの事がない限りは病院へ行く必要はありません。
・待っている間 親がカウンセリングを受ける。
「待つ」事は非常に辛い事でもあります。
ですので、その辛さに耐えられるだけの心の強さをつけるため
親がカウンセリングを受けているかどうかが
ポイントの一つになります。
心の強さとは感情をコントロールする力です。
自分がどうしてしんどいのか、どうして辛く感じるのか
その原因を探っていくことにより
感情をコントロールすることはできますし
カウンセラーによっては自立訓練法やマインドフルネスの方法などを
教えてくれるカウンセラーもいるでしょう。
・学校の適切な対応を作る
学校の先生の適切なサポートがあるか。
また、友人関係は良好にいっているかどうかもポイントの一つです。
学校の対応が適切でない場合は どんどんと要求していかれて
適切な対応をお願いしていかれるといいでしょう。
この場合もカウンセラーに相談していただきますと
どのようにお願いすればいいかを教えてくれると思います。
親が勝手に自分の気持ちでお願いすると
モンペと間違われることにもなりかねませんのでご注意を…。
・子どもが疲れないコミュニケーションをとる。
お子さんによって程度の差はあるのですが
学校に行けないお子さんの心はつかれています。
そんな時に お子さんに考えさせるような質問を出すのは
効果的ではありません。
極力 お母さんの方からは話しかけない。
話すときは どんな要件であるのか枕詞をつけて誤解されないように話す。
(枕詞=質問です。報告です。連絡ですetc.)
シンプルで伝わりやすい言葉を選ぶ。
(子どもによっては筆談がいい時もあります。)
話を聞くときは言葉ではなく感情に耳を傾ける。←ポイント
などなど、お子さんがつかれないようなコミュニケーションを
心がけられるといいと思います。
・子どもが疲れない環境を作る
家庭の中の人間関係がうまくいっていないことも
子どもの疲れの原因になります。
子どもの問題が起きた時は
ご主人との関係やご両親との関係を見直すチャンスでもあります。
平和で穏やかな家庭環境を作ることができるよう
お子さんのためにちょっと頑張ってみてあげてください。
・子どもに悪意がないことを信じる
どんな子どもの行動も悪意があってやっているわけではない。
この考えがお母さんの信念のなかにあると、
不思議と観察の気持ちになることができます。
うちのアウトローなんかも行動はめちゃくちゃで
時には親に対して失礼なこともして来たこともありましたが
悪気があってやっているわけじゃない…がベースにあると
この子はどう思ってこの行動をしてるんかな?
この子は○○なことはわかってるんかな?と
気持ちに余裕を持って 接することができるのです。
・子どもの心の中にあなたがいる時を見つける
子どもが何か手伝ってくれた。
食べる?って聞いてくれた。
などなど、子どもの心の中には
思った以上にお母さんの存在があります。
それは、親の皆さんの中のお子さんの存在より
大きい存在かもしれません。
そんな時はお子さんの気持ちをきちんとキャッチして
嬉しいというメッセージを伝えてください。
誰かの心の中に居させてもらえる事。
これ以上、幸せなことはありません。
そのことをきちんと感謝できる親でありたいですね。
・子どもの能力を認める。
ニュートラルな気持ちで子どもを観察していると
親とは違ったやり方で問題を解決したり
ほほーーーと思うような能力を見せてくれることがあります。
そんな時はしっかりと感心してあげてください。
「すごいね」と言う言葉ではなく具体的に
あなたはユニークな解決方法を考えることができるね。
そのやり方、斬新やわ。
などなど、お子さんが自信を持つことができるような
メッセージを伝えてあげてください。
ざくっと、お子さんの元気が出そうな待ち方を書いてみました。
最後によくお母様方が仰るのが
何もしないで待つことが一番つらい…と言うことです。
上記に書いたことを実践されると
決して何もしないでいるのとは違うわけですが
より以上の効果を目指されるのであれば
会話記録をつけたり
ご自身の行動記録をつけてみたり
自分自身を振り返ることができるような記録をつけられると
自分を客観的にみることができ、効果が上がると思います。
必要な人に届きますように。
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