相手が機嫌が悪くなるとオロオロとしてしまう。
本日面談のママさん
相手が不機嫌になると 自分が何とかしなくちゃ…と
そんな風に思われるママさんでした。
その結果、お子さんが機嫌が悪くなると
不本意だけど お子さんの欲求にこたえようとしちゃって、
そして、これをすると
お子さんも罪悪感を感じるんですよね。
嫌だったら無理にしてもらわなくてもいい。
と、ママに我慢させている自分を責めて
その結果、余計に機嫌が悪くなってしまった。
こういうケースは 学校が苦手になるご家庭に
結構多いケースなのです。
私たちは小さい時に 何らかの形で入った思い込みのようなものをベースに
言動を決めていることがあります。
例えば、小さいころに親が不機嫌になってしまった体験で
その前後に起きたことが幼さゆえにわからずに
親の不機嫌を全部自分のせいにしてしまった経験があると
その時に感じた恐怖心が元になって
相手が機嫌が悪くなると 何とかしなくちゃ…って
つい、おろおろと自分の言動を変えてしまう。
それが癖になってしまっている。
そんなこともあるのです。
このママさんは 過去に
たぶん大人に
無自覚にこういう刷り込みをされたのでしょう。
先日も近くのお寺にお散歩に出かけたら
数人の大人が連れてきていた一人の子どもをいじっていました。
大人にすれば冗談なんです。
でも、そのいじられているたぶん小学校1、2年生ぐらいの男の子の表情は
悲痛なものでした。
恥ずかしさ、口惜しさ、悲しさ
全身でそれらを表現しているにもかかわらず
それに気づく大人は一人もいませんでした。
大人の無知やデリカシーのなさ
そして、大人の持つ恐怖心が
子どもの心の傷。後々恐怖となって生き辛さを作り出す思い込みを
作り出してしまうのです。
そして、自分の感情に蓋をしてしまって
思いやりのない言動をする子が本当に増えてきています。
ぎすぎすした子ども社会を作り出しているのは
大人のせいなんですよね。
話は少しそれましたが
相手が不機嫌になったときに おろおろとして
つい、相手の機嫌を取ってしまうという行動の元は
このママが作り出したものではないのです。
なので、少し勇気を出して
そんな風にしようとしたときに
「相手の感情に責任をとらなくていい。」
と、自分を落ち着かせてほしいのです。
でも、きっかけを与えちゃったことは確かなので
ひとこと
「ごめん。」
それだけでいいと思うのです。
それを、少しずつ少しずつ続けていくことで
だんだんと 相手の機嫌に責任を取ろうとしない
自分になってまいります。
怖がらないでね。
もうママさんたちは大人です。
どうか、過去の恐怖から自分を解放させてあげて
自由に、伸びやかに
自分の感情とつながってくださいね。
恐怖心は感情に蓋をしちゃいますからね。
必要な人に届きますように。
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