高校生の不登校2
こんにちは、みんです。
さて、高校生の不登校に関して
昨日と違うケースをお伝えしていきます。
今日のケースは高校生に限らないのですが
「セルフイメージ」がテーマになります。
不登校になるお子さんは
「自分は○○な人だから」と
しっかりと自分自身を固定させてしまっている子が、多いなぁ…と感じています。
うちの息子もそういう傾向があるんです。
人間に関して
○○は××だと思い込んでいるお子さんは
自分に対してもレッテルを張ってしまいます。
それ以外にも
○○なときは××すべきやろう…と言うような
行動パターンも固定させていることが多いです。
あるお子さんは 昨今よくあるケースで
「大学に行ってほしい」
と言う親ののぞみを そのまんま自分のセルフイメージにしてしまい
中学に上がって 自分のイメージ通りの自分でいられなくなり
折れてしまいました。
その後ついた塾のカウンセラーが
勉強のできる高学歴な私でいたい…と言うお子さんのイメージを強化してしまって
現在 高校2年生ですが、未だに
こうありたい自分と実際の自分のギャップに苦しんでおられます。
人にはできることとできないことがあります。
やりたくても、なりたくても
現実問題としてできないことはいっぱいあるわけです。
ですから、達成不可能なセルフイメージや願望を持ってしまうと
大変な苦しみに陥ってしまうことになります。
そして、そういうお子さんは、できない自分を認めるのが怖い。
できなかったら生きていけないような怖さを持たれることもあります。
なので、見ないふりをしてしまう。
要は現実逃避です。
こう言うケースは
親の影響が非常に大切になってきます。
大切なのは 結果ではなく生き方なのだということが
伝わるような日々の生活を
ご両親が送ってくださればOKです。
親の役割を演じて子どもと接するのではなく
一人の人間としてのモデルを見せてあげてほしいのです。
そして、自分はセルフイメージとは違うけれど
まだまだ できることがいっぱいあるんだ…ってことに気がついてもらえるような
関わりをしてあげてくださるといいなぁ…と
そんな風に思います。
例えば女の子でしたら
かわいらしいオーラをいっぱい出して、かわいがってあげてください。
そうすると、高みを目指さなくてもいいんだって、少しは思えるのではないでしょうか?
人に頼ったり、甘えたりしてもいいんだよ…って、思えるようになるかもしれません。
男の子だったら、世の中の役に立つことが幸せなんだよ…と
言動で影響を与えてあげてください。
そして、学歴なんかより、信頼できる人でいてほしい。
そんな風に考えてあげてほしいのです。
結果は人格のベースができてこそ初めてついてきます。
学校が苦手になるお子さんは、基本 真面目なお子さんです。
信頼を勝ち取ることに関しては、誰にも負けないお子さんが多いと
私は感じています。
ただ、ゼロ百思考や過集中や勘違いで、失敗することはあるでしょうが
それは成長とともに改善されてきます。
そして、この傾向のお子さんには
相手に伝わる言葉出しを選ぶことも重要です。
「大切だからこそ言うんだよ」(親の勝手ではなく)
「あなたの事をすごく大切に思ってるよ」
と言うような
日本人が苦手とする、こう言う言葉をしっかりとかけてあげてくださると
誤解が生じなくて、親の伝えたいことが 素直に心に入るようです。
ただし、お子さんに本当に「危険」が振りかかりそうな時のみ使用可です。
日常は黙って見守って上げていて下さいね。
親が柔軟になって
子どもに柔らかい影響を与えられるように…。
そして親自身が高みを目指さず
今、できることで社会とかかわり、人生を楽しんでいる姿を見せてあげられるように。
そんな風に接していただくと
いいのではないかと考えています。
必要な人に届きますように。
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