自分と向かい合えていますか?
こんにちは、みんです。
「母親ノート法」では
お口チャックが主流です。
黙って見守る。
信じて見守る。
耳障りのよい言葉ですよね。
が、この言葉
お子さんと向かい合う事。
人と向かい合う事が苦手なママにとっては
とても好都合な逃げ道になってしまう事もあります。
先日、思いやりのコミュニケーショントレーニングで出た話。
学校が苦手だったけれど
今は大学生になって アルバイトを頑張っている男の子ちゃん。
ただ、稼いだお金は全部使い切っていると
ママさんの心配がおきています。
このママさんは 多少は貯金をして欲しい。
息子さんのお金の使い方を見ていると
将来が心配だ…という気持ちがあります。
でも、子どものお金なので
黙って見守る「べき」
が発令されてしまっていて
言う事に対して「我慢」が起きてしまっているわけです。
これではママ自身に「葛藤」が起きないんですね。
それに、心からの受容ではないので
お子さんにとっても ママの言動がどうしても不一致になるため
フラストレーション(欲求不満)が起こります。
確かに「母親ノート法」は黙るが鉄則なのですが
「受容」のない黙るは 「受容」的な黙るより
はるかにお子さんの自主性や自信の回復を考えると
価値が下がってしまいます。
「葛藤」は人を育てます。
黙らなければいけないけれど
でも、本心は言いたい。
自分のその気持ちも大切に扱ってあげて欲しいのです。
で、私はどうしていいたいのかな?
その行動を見ている時の 私の感情は何だろう。
私が必要としていることは何なんだろう…。と
そんな風に葛藤と向かい合っていくことで
ママ自身も成長するし
「べき」で黙るではなく「受容的」な黙るに変化していくわけです。
あるママさんは
3者懇談 子どもに行って欲しい気持ちはあるけれど
やっぱり子どもが嫌だと言ったら
黙って子どものいう事を聞く「べき」が発令して
ただ受け入れようとしていらっしゃっていました。
でも、よーく考えてみてください。
これは 子どもと先生の問題で
ママの問題ではありません。
なので、ただ単に受け入れてしまって
「子どもがいかないと言っています」
だけでは
子どもが自分で何とかしたことにはならないわけです。
このように葛藤が起きる。
大人の直感で それはなんか変だよ。。。と感じたことは
それは大抵当たっています。どこかが変なのです。
そんな時に何が変なんだろう。
と、そんな風に明確にしていくことで
子どもに 心理教育ができるのです。
この場合だと
例えば、
先生から直接 お子さんに伝えてもらう。
筆談でもなんでもいいので
できるだけ直接コンタクトを取ってもらう。
で、返事も子ども自身にさせる。
これも 会うのが嫌なら筆談でもいいと思うのです。
行くか行かないかに 〇をつけて選んでもらうだけでもいいのです。
言葉で子どもに聞いて 返事を先生に伝えるだけの方が
確かに手っ取り早いかもしれません。
でも、これでお子さんの問題をお子さんに返すことになりますし
自分の自主性をママ以外の大人にも受け入れてもらったという
自信につながっていくわけです。
大切な事ですよね。
黙るをしていても 子どもの問題は子どもに返す。
それには方法はいくらでもあります。
なので、「べき」で黙るのではなく
ママ自身の葛藤も大切に、自分を丁寧に扱って
受容的な黙るに。
そして、必要な時には
子どもと向かい合う…という事もできるように
なっていっていただきたいと私は考えています。
親は子どもにとっては一番のモデルです。
「べき」で我慢するような大人に子どもをしたいですか?
必要な人に届きますように。
ブログランキングに登録しております。 本日の記事 参考になったらポチっとよろしくお願いいたします。
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
★7/16《岡山不登校セミナー》不登校の回復プロセス:その時親はどうすればいいか?⇒ポチ
★『みん語録3』『みん語録日めくりカレンダー』のご案内⇒ポチ
★参加を迷っているママさんへ、初参加の皆さんからいただいた感想はこちら。⇒ポチ
【現在参加受付中のお茶会、勉強会情報】
■ 7月2日(土)神奈川不登校ママの会「リップル」お茶会⇒ポチ
■ 7月3日(日)さいたま不登校ママの会「リボーンさいたまお茶会⇒ポチ
■ 7月8日(金)ONLINE不登校ママの会「ぐろぅばる」交流会⇒ポチ
■ 7月10日(日)東京不登校ママの会「リボーン」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 7月12日(火)宝塚不登校ママの会「カラット」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 7月24日(日)名古屋不登校ママの会「ラポール」交流会⇒ポチ
■ 7月26日(火)大阪不登校ママの会「リッスン2」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 8月2・4・6日 ONLINE不登校ママの会「コンパッション」傾聴勉強会⇒ポチ
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
各支部活動の様子はこちらをご覧ください⇒ポチ