不登校:一貫性のすすめ!
こんにちは、みんです。
今日は宝塚ママの会「カラット」の傾聴勉強会でした。
どんな風にお子さんと接していけばいいかわからないと悩むママ。
学校に行きだしたことを報告に来てくださったママ。
お正月 これまでになくご家族と穏かに過ごせたと
ご報告くださったママ。
受験前に勉強しないお子さんを見て イライラしない自分の事を
不思議なんです~って話してくれたママ。
パパとお子さんとの関係に悩んでらっしゃるママ。
今まで言わずに我慢していた事 ご家族に話してみたら
少しずつ分かり合えるようになってきた…と話してくれたママ。
ママのいろんなお話をお聞きしながら傾聴を深め
そして、お一人お一人に少しずつヒントをお届けいたしました。
お役に立つといいな~。
(お花屋さんでスイセンの花を見つけました。季節ですね。)
新年が明け 皆様の年末年始のご様子をお伺いしていて
ママのため息まじりのご報告がありました。
クライアント様のお子さんは
小学4年生の元気な男の子ちゃん。
昨年、秋ぐらいにお友達が持っているゲームのソフトが欲しくなって
朝に夜に 駄々をこねる?
あげくは 暴れる状態になりました。
お母様はお父様に
息子ちゃんのことを一任されたわけですが
このお父さん、
息子ちゃんに手を焼いてしまって
クリスマスプレゼントの前渡しをしてしまったわけです。
そして クリスマス当日の今朝
息子ちゃん、大、大、大ショック
分かっていたことだけど、
実際に クリスマスプレゼントが届かなかったショックは
かなりのものだったのでしょう。
さて、このお父さんの
プレゼント前渡しはいったい誰のためだったのでしょう。
実はご自身のためだったのですね。
もう、お子さんにこれ以上
エネルギーを吸い取られたくないから
前渡しをしたわけです。
そして息子さんから奪い取ったものは
クリスマスまで 夢を見ながら待つ楽しみと忍耐力。
来年から彼は
なにか欲しくなる事に
クリスマスプレゼントの前渡しを要求してくることでしょう。
一度OKだったことは
次回からもOKだと思って当然なのです。
そして、もし、来年 この欲求をお断りして
クリスマスまで待たせるとしたら
今年の数倍のエネルギーを使って
お子さんと向かい合うことになります。
ぜひぜひ、ご自身のなさったことの責任として
このお父様には 来年頑張って欲しいところですね。
お母様は
「見ていてかわいそうなので 何か買ってあげよっかなぁ…
とつぶやいていらっしゃいましたので
わたし
「ストップ」
それだと、前渡しの約束をした時の
息子ちゃんの決意を裏切ることになります。
今、ショックな気持ちを消化しながら
息子ちゃんは自分との約束を果たそうとしています。
お母さんに当たるかもしれません。暴れるかもしれません。
でも、息子ちゃん 必死で頑張っている最中です。
だから息子ちゃんを応援してあげて欲しいのです。
かわいそうだと感じるのは、お母さんの気持ちなので
それは ご自身で解消なさって欲しいものです。
どうしてこの話を引き合いに出したかというと
このお父様は 何のために?誰のために?
という軸がぶれてしまって
こうなったということを
お伝えしたかったからです。
軸がぶれるとき
それは 自分のために何かをする時です。
例えば女優さん。
自分を売りたい、有名になりたい。
お金が欲しい、チヤホヤされたい。
こんな欲求が 奥底に隠れている女優さんだったら
そのためには 何でもかんでもやっちゃいます。
衝動的になってしまい
あれもいい。これもいい。。。と
いろんな情報に 翻弄されてしまいます。
で、地に足がつけられずに
周りまで振り回してしまって 大迷惑。
ところが 自分の演技で
人を元気づけたい。癒したい。
そう心から思ってらっしゃる女優さんだったら
自分の力をつけることに精一杯精進なさいますし
常に 見る側の視点で物事を決められますので
見る人に失礼な軽率なことは 決してしません。
例えばAV出演であったり、
枕営業であったり…。
そして、常に謙虚で受身です。
自分から旗ふって 自分を売り込みはしません。
(そんな暇があったら演技の勉強をするでしょう)
彼女の力や仕事への姿勢や私生活なんかを知っている人が
頼まれもしないのに 彼女を売り込んでくれるでしょう。
この結果、仕事はコンスタントにやってきて
息の長い 老舗の女優さんになっていかれるのだと
私は思っています。
松下幸之助さんの名言にも
「無理に売るな。客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。」
というものがあります。
このように
「それは誰のためですか?」
ということで
軸がフラフラするか、しないかが
変わってくるのであります。
私たち「父」「母」と言われる人は
中心に「子ども」があってのことなのです。
「親」は「子ども」のためにいるものであって
子どもとの関わりは
子どもにとって…を軸に考えていく。
そうすると 軸がぶれませんし
慎重にもなりますし
一貫性が出てきて どっしりするのであります。
そして、一貫性のない衝動的な親は
子どもを神経症にさせる可能性のある親であることも
同時にお伝えしておきます。
みなさんがいろんなことをお子さんに伝えるとき
それは本当に お子さんのことを考えてのことなのでしょうか?
ただ単に世間の価値観を伝えているだけではありませんか?
根拠を持ってそのことを伝えてらっしゃいますか?
このようなことを書くと 難しい…と思われるかもしれませんが
じゃぁ、子育て 難しいからと逃げるのですか?
いつまでもはた迷惑な一貫性のない親のまま
子どもや周りを振り回すことを続けるのですか?
私はお母さんと呼ばれる人たちを尊敬しています。
ほんと、皆さん 一生懸命頑張っておられます(*^_^*)
頑張りどころが少しずれているだけなのです。
お母さんたちを信じているからこそ
少し難しい記事を 本日、書いてみたのでありました。
お子さんとともにお母さんも
成長していけるといいですね(*^_^*)
最後にコーチングの大御所
アンソニーロビンス
「目的地があれば到達する。
目的地がないなら永遠に彷徨っているだけ。
目的地に行くまでの過程も楽しみながら
最速で到着するために、目的地を明確にしよう!」
という言葉があります。
年の初めの時期です。
今年の目標のテーマは「一貫性を持つ」ということで
この視点を中心に 自分を振り返って見られるというのは
いかがでしょうか?
自分自身にもテーマを持つことは
ぶれなくて客観的な視点で自分を見ることができる
シンプルで楽に生きることができる人生への第1歩です。
必要な方に届きますように。
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