引き算の人生
こんにちは、みんです。
まずは木村 藍さんのご著書
『傷つきやすいあなたへ』から 少し。
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人生は足し算だと思っていました。
学校へ行って新しいことを勉強し、できなかったことができるようになる。
友達をつくる。
知識や技術を身につける。
働いてお金をもうける。
服を買う、車を買う、家を建てる。
足りないものは足していく。
知識、学歴、資格、お金、持ち物、人間関係、
なんでも多ければ多いほどいいと思っていました。
人生は足し算でした。
うつ病になって、なにもできない惨めさを知りました。
仕事はおろか、起き上がることもできません。
電話に出るのも、人に会うのも苦痛になりました。
今までできたことが、できなくなりました。
やりたくてもできないこと、どんなにしたくても、
やってはいけないことも増えました。
それから人生は引き算になりました。
たくさんあることの中から、
ほんとうにしなければならないことだけを残す引き算です。
大切なことと、どうでもいいこと、
どうしても私がしなければならないことと、
ほかの人に代わってもらってもいいこと、
時間をかけてしたほうがいいことと、
手を抜いてもいいこと、
少しずつ見分ける知恵がついてきました。
わたしにしかできない、ひとにぎりのことを心をこめてする。
引き算の人生も、悪くないと思います。
先日の勉強会で少しさせていただいたお話は
この詩に少し関連のあることです。
「いろんなことを ぼちぼち手放していきましょう。」
と、そんなことを お伝えさせていただいたのです。
この詩を読んだとき、私たち母親にとって
私にしかできないひとにぎりのことを心を込めてするって
子どもに関わることだよなぁ・・・と感じたのです。
今、思い返せば
娘がしんどくなってから、私もいろんなものを捨ててきました。
世間体、そんなもの どーでもいいとなりました。
近所の目、親戚の目
それがなんにもしてくれないことに気がつきました。
優秀な子のお母さんという勲章。
これも捨てました。
人に悪く言われたくない。この気持ちも捨てました。
その代わり 自分の心と家族の心を大切にして生きるようになりました。
親に認めてもらうことも捨てました。
というか、親なんてもう関係ない。。。となりました。
義両親も同じです。
今まで付き合ってきた友達もほとんど全部入れ替わりました。
家事のできる母親でもなくなりました。
仕事のできる人のレッテルも捨てました。
自分の好きなことをして 生きるようになりました。
未来の心配も手放しました。
お金の心配も手放しました。
何とかなると 考えられるようになりました。
すると いい事も悪いこともあるということに気がつきました。
子どもに期待することを捨てました。
するとイライラがなくなりました。
そしたら、子どもの本当の素晴らしさが少しずつわかるようになってきました。
子どもの気持ちに思いを馳せることができるようになりました。
私って なんて欲張りだったんだろうと
今振り返ると 感じます。
いろんなことを 自分に望みすぎていたんですね。
手放して得た一番大きなものは
人のつながりの中で幸せを感じる心と感謝の気持ちでありました。
必要な人に届きますように。
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