価値のある子ども
こんにちは、みんです。
戦後 世の中が変わって
授かるものだった子どもが もうけるものに変わりました。
そんな変化の中 20年ぐらい前に
『女性における子どもの価値』という研究をされた学者さんがいらっしゃます。
論文を拝読していると 女性の多く。
特に若い世代は
「価値のある子どもを育てたい」
という欲求が強いって結果が出ているのです。
じゃぁ、子どもの価値って一体何?
人の存在価値って一体何?ってところを
今日は扱っていきます。
日本は世界で一番
「自分には価値がない」
と感じる子どもが多い国だと言われています。
この場合の価値とは たぶん存在価値の一つ
「相対的優越性」のことを子どもたちは思っているのだと考えられます。
相対的優越性とは 人と比べて○○なことができるとか
××な点が優れているとか そういったものです。
ブランド物を持ちたいとか、優れている人と一緒にいたいと言う感覚も
この相対的優越性を持っていたい…という表れです。
その他の存在価値としては
もう私の年齢になると
「何かを残す」
という域に入ってきている方も多いのではないでしょうか?
若い頃から「功績を残す」ことを考えるお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
他には
「人や世間の役に立つこと」も
存在価値の一つになります。
皆さんも母としてお子さんたちから存在価値を認めてもらっています^^
子どもってどんな親でも必要としてくれるんですよね。
ありがたいことです。
さて、ここまでが一般的にかんがえられる存在価値です。
ここまでの範囲で皆さん お母さんであるということを省いて
自分に存在価値があると感じられますか?
ここからは少々自論になるのですが
私は誰か一人だけにでも必要だと思ってもらえていれば
それで十分に存在価値はあるのだと考えています。
人より優れているところがなくても
世の中に何か残せなくても
誰かの役に立っていなくとも
あなたがいてくれるだけでOKなのよ・・・って
そう言う人が一人でもいてくれたら
それ以上望むことは贅沢ではないかと感じています。
なので 子どもたちには
ファンは一人いれば十分。。。って よく伝えていました。
そして あなたたちのファン第1号はお母さんよ^^ってね。
ここまでは 世間一般的に言われる存在価値です。
ここまでのものも結構人には大切です。
これらの存在価値は 人を安心させてくれますものね。
でも、存在価値には もう一つ大きいものがあります。
それは
「幸せの実感」
です。
初めに書いたもの3つは他者がいないと持つことのできない存在価値でしたが
自分の存在価値は自分で決めればいいわけです。
他者の評価なんか千差万別。
Aさんの役に立てばBさんを邪魔していることになり
ひとつの偉業を言われることを成し遂げたとしても
それを面白く思わない人もいるわけで
一つ人より優れたところを持っていたとしても
上には上がどんどこ、どんどこいるわけでして
上のコミュニティに上がれば上がるほど
人より優れているからという存在価値は
崩れ落ちてしまうのです。
自分が
「幸せだなぁ…」
といっぱい思うことができれば
それで生きている値打ちがあるわけでして
存在価値が出てくるのです。
よって、子どもたちの何を親が育てるべきか…というと
一番大切なのは
「幸せだと感じる力を育成する」
ということなのかもしれません。
価値のある子どもが欲しいと思われるお母さん、
初めの3つの価値もなるほど大切ですが
本当に価値のある子どもとは
「幸せをいっぱい感じる能力の高い子・・・。」
かもです。
そしてみなさん自身は
幸せだなぁ…っていっぱい感じることのできる
存在価値のある人間でしたか?
そのことにシフトして子育てや
子どもに望む姿を考えて見られるのも
いいかもしれませんね。
必要な人に届きますように。
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