適応について(ペルソナの視点から)
こんにちは、みんです。
みなさんはペルソナという言葉をご存知でしょうか。
ユング先生は
「外界に対する適切な根本態度」と定義づけしました。
簡単に言うと「適応」ということに近いかもしれません。
人生の初期、大人?中年ぐらいかな
になるまで ペルソナの構築が行われます。
男の人は男の人らしく
女の人は女の人らしく
世間や親の期待に応えるかたちで構築されていくのです。
ところがペルソナが強くなりすぎると問題が起きます。
人間らしくなくなるといいましょうか、自分がなくなると言いましょうか…。
公(社会)の期待に応える形が強すぎると
個(自分)の適応が弱くなってしまい
個(自分)の期待に応える形が強すぎると
公(社会)の適応が弱くなってしまいます。
これ正しく 我が家のきょうだい。
公の期待に応えすぎたのが娘で
個の期待に応えすぎているのがアウトロー君でした。
両方を見ていただけるとお分かりになると思うのですが
どちらがいい…とか、悪いとかではなくて
両方にプラスとマイナスを含んでいます。
このことは本人たちが意識的にやっているわけではなくて
無意識で起こっていることだからややこしい。
娘は なかなかペルソナを脱ぐことをしようとしませんでした。
だって、それは今まで頑張ってきた生き方を否定することにもなりかねませんもの。
親の私が見ていても、本当に彼女は頑張ってきたと思います。
誰かの期待に添うように、必死になって個の期待を抑えてきたんでしょうね。
そこに登場したのがアウトロー君。
やつは正反対で、全くペルソナを着ようとしないわけです。
そりゃ、長女はブチギレます。
ところが、無意識ちゃんというものは
とてもうまくできておりまして
少し偏りが出てきている場合
何らかの不具合を起こして
自動修復しようとしてくれます。
もし今みなさんの前に心因性の悩みが起きてきたとしていれば
そして、子どもがしんどくなっているとしたら、
それはもしかしたら 無意識の自動修復の時期なのかもしれません。
そう思ってみると 先々に必要な修復期間だと
少し楽になりませんか?
我が家の私の反省は 子どもたちに
私の期待が強く伝わりすぎたのかもしれません。
それで 娘は ペルソナを脱ぐことが怖くなっちゃって
アウトローはペルソナを放り投げたのかもしれません。
でも、今ではそれぞれに だんだんと修復できてきているようです。
娘はペルソナの自分を意識できるようになってきて、上手に使い分けていますし
アウトローは相変わらず放り投げたままですが(笑)
損得と思いやりの考え方ができるようになってきて
それで人様に迷惑をかけることが、ほとんどなくなってきています。
きょうだいで、ペルソナ派 放り投げ派
別れているところも多いようです。
皆さんのお子さんは いかがですか?
そして、皆さん自身はいかがですか?
必要な人に届きますように。
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