親はジレンマと付き合いながら生きるの?
こんにちは、みんです。
1年間某復学支援機関で指導を受けられて
「黙る」を実践されているお母さんから
ご質問をいただきました。
娘が小学生になると、今思えば
「そう。でもね、~~~~~なのよ」という話の聞き方しかしていませんでした。
私は娘のために、良かれと、ある意味本音だけで、向き合っていました。
私の「否定」「支配」で、きっと娘は家で話さないようになってきていました。
今、娘の話を聴く時、
心の中では、私とはどうしても違っているのび子の価値観に
「えーーーーーーっ?変!」と瞬間的に思うことばかりです。
明らかに、間違っていれば、それに対してコメントしますが
ほとんどは、私の今までの価値観、多分世間の大多数の価値観と違うだけなので
「へーー、そう思うんだねーー」と、
テクニックで娘の目を見ながらニコニコして流し、
私の心の中では、一線置いていて、
あくまで「えーーーーーーっ?そんなの変~!」と同調はしていません。
娘は、明らかに饒舌になり、満足そうです。
私は自らが意識的に、私の価値観に反している反応を
ニコニコと演じています。
以前から、実家の母に私は自分の本音を押さえてそうしてきたので、
娘にそうするのも早く出来たかもしれません。
実家の母は、周りの誰にも「否定」「支配」で母の価値観を押しつけていて、
私はスッパリ割り切って、それに対して演技で流してきてたからです。
結婚後実家を出て会うのは短時間のことで、母が高齢になってきてからは、それは特に顕著になりました。
でも私は不登校にもならず、親も満足する学校を出ています。
咋年の五月雨登校を経て、今年完全不登校になり、
私は必死になって、娘に演技をしてきました。
演技なので、劇的に黙れたのだと思います。
日々の生活で、今度は娘に代わって、私が本音を押さえています。
すると抑圧されていた娘の気持ちを、今では少し理解できたような気はします。
現在少し落ち着いてきて、それと同時に、
「丸く収まってよかったよね、
んーーーでも、なんなんだ、この演技生活・・・」と
チラリと思う自分もいます。
それで、こういう想いは大人って、みんな抱えているものであり
そういうジレンマとは、誰もが何かでガス抜きをしながら
付き合っていくものなのでしょうか。
うーん。答えのないご質問かもしれません。
ジレンマと付き合って生きるかどうか。
それは 本人次第です。
「黙る」を何年もしていても
お子さんの事が
気になって仕方がないお母さんもいらっしゃいます。
常にお子さんの言動を見ながら
自分の言動が親として正しいかどうかの
指差し確認を続けてらっしゃる方もいれば
自分の作り出した枠から出ることができずに
興味関心を社会に向けることができない方もいらっしゃいます。
ご自身の中で何かが解決していないんでしょうね。
でも、ご本人がそれでいいんだ…と思えば
それでいいのだと私は考えています。
うまくいっていることは
そのまま続ければいい。
これが成功の黄金ルールですから
問題が勃発して必然に迫られるまでは
それでもOKなのだと思います。
ただ、もしご自身が
今の状態がしんどいということであれば
自然体で「黙る」ができる人に
自分を変えていくという方法もあります。
私自身はその道を選びました。
理由は
子どもを○○するために「黙る」というのは
一種のコントロールです。
私は過去に子どもをコントロールしていたのでわかるのですが
たとえ子どもでも 人をコントロールできるや
コントロールしてもいい と 無意識でも感じている人は
自分も「もしかしたらコントロールされるのではないか?」
という恐れを無意識でもっていて
常に相手を深読みする生活になってしまいます。
相手を斜めにかまえて
疑ってかかるわけです。
そんな生活 全然楽しくないじゃないですか。
相手の言葉を素直に受け取って
楽しい人生を送ることができる人になりたい。
私はそう考えたのです。
そのために 自然体でのうてんきな、
コントロールしないお母さんになりたいなぁ…と思いました。
それまでの私は
子どもの話を頭の中で、
ぐちゃぐちゃと あちらこちらと結びつけ推測ばかりしていましたが
今では結びつけることはなく
すとん、すとんと その場で完了させる形になりました。
なので、子どもが自分と違った価値観を伝えてきても。
「ふぅん、この子はそう思うんだ。
どうしてそんな風に思うのかなぁ?」
と純粋に相手から情報をキャッチするだけで
自分の中のものとは結びつけることがないので
違和感が出ないのです。
よって、ジレンマもおきません。
子どもだけに「黙る」をして、日常黙れないようでは
それはメッキだと私は考えておりますので
子ども以外の人と話をする時でも、基本「聴く」姿勢でいます。
そうやって、
自分自身を変えてきて、現在に至ります。
まだまだ いたらないところはありますが
以前に比べると 本当に
生きることが楽になりました。
こんなので答えになりましたでしょうか?
ご自身の人生はご自身で決めて
そして、その決定を時には軌道修正しながら、思考錯誤で生きていくことが
人生の楽しみの一つだと、私は考えています。
「決める」
怖いことかもしれませんが
恐れずに方向性を決めて
楽しい人生を送ってくださいね。
大人らしく自立して
自分の事は自分で決めて
自分で行動して、その行動に責任を持つ
きちんと一人で生きることのできる
大人の女性を目指しませんか?
必要な人に届きますように。
ブログランキングに登録しております。 本日の記事 参考になったらポチっとよろしくお願いいたします。
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
★参加を迷っているママさんへ、初参加の皆さんからいただいた感想はこちら。⇒ポチ
【現在参加受付中のお茶会、勉強会情報】
■ 4月22日(土)名古屋不登校ママの会「ラポール」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 4月22日(土)大阪不登校ママの会「リッスン」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 5月9日(火)宝塚不登校ママの会「カラット」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 5月13日(土)岡山不登校ママの会「ListenMomo」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 5月14日(日)東京不登校ママの会「リボーン」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 5月16日(火)大阪不登校ママの会「リッスン2」傾聴勉強会⇒ポチ
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
各支部活動の様子はこちらをご覧ください⇒ポチ