子どもたちは夢を見ます
こんにちは、みんです。
母親ノート法の点検をしていると
現在 学校がしんどいお子さんであるにもかかわらず
大学生活の話や、
「嫌…。それはかなりハードル高いよ。」というような職業選択の話が出てきます。
で、ママもそんな言葉を真に受けちゃって
できれば、子どもたちの希望通りにいけばいいな~と思う親心から
じゃぁ、勉強しなきゃね。…と、イライラしちゃう。
今日は、そんな風に お子さん思いのママさんに向けて
少しお伝えしたいことがあります。
「子どもたちは夢を見ます。」
子どもたちが小さかったころ
将来 仮面ライダーのようなヒーローになりたい。
プリキュアのように 強くてかわいい女の子になりたい。
そんな風に いろんな夢を見ます。
そして、それは現実ではかなわないと知り
少しずつ 叶うような夢にシフトしてきます。
学校が苦手な子どもたちも夢を見ています。
全く学校に通えていないのに進学校に進学したい。
中高ほとんど勉強していないのに、偏差値のお高い大学に行きたい。
中には 少しは下がって
でも、全日制から離れられないお子さんもいて
そして、青春していないから…と
青春のできそうな学校に行きたいと焦がれるお子さんもいます。
でも、これらって 彼らの理想なんです。
思春期は
理想と現実の自分をすり合わせて一つにしていくプロセスの時期です。
自分ならできるだろう…と高い理想を掲げ
そして、あまりにも高くて勉強に取り掛かれなかったり
チャレンジしては見るのだけれど
到底届きそうになくて 絶望を味わったり
そんな風にして どんどんと自分の理想を下げていきます。
そんな時、ママはどうすればいいのかと言うと
そんなんできるはずがないやろ~と、お腹の中で思いつつも口には出さず
まぁ、やってみなはれ!と
大きな気持ちで見守る事。
これが大切じゃないかな~と、私は考えています。
あなたがそれを望むのであればママも応援するわ。
と、お子さんと同じ車に乗り込んじゃうママさん。
現実をよく見てください。
そんな夢、叶うはずがないじゃないですか。
でも、その気になってママが応援しちゃうと
お子さん、ママを落胆させたくないので、いつまでも、自分の現実を認めたくなくて
長く苦しむことになってしまいます。
それに、自分の現実を受け入れるプロセスって
本当に怖いプロセスなんです。
できない自分を目の当たりにするわけですから…。
そんな時、安心できる誰かがそばにいてくれる。
出来なかった自分。失敗した自分に文句も感じず
それでいいんだよ~と 受け入れて、そばにいてくれる誰かがいると
子どもたちの恐怖は 少しは和らいで
夢を手放していくプロセスに 入っていく事ができるのです。
どうかママたちには 夢を応援する人ではなくて
現実を受け入れていくプロセスの伴走者でいてあげてほしいのです。
行こうと思っていた塾に行けなかったとき
「残念」に思うのではなくて
「凹んでない?大丈夫?」と心配するママ。
受験前に全然勉強に取り掛かれないわが子を見て
「イライラ」するのではなく
「しないといけないと思っていてできないと 自分を責めてない?」
と、思いやるママ。
そんな人でいてあげてほしいわけです。
そうこうしていると
ある時 いい意味で 期待を裏切ってくれる時が出てきます。
あれ?無理やろう…と思っていたのに
できちゃった?
みたいにね。
子どもたちは夢を見ます。
そして、大人になるとは
現実吟味力をつける事。
つまり、地に足漬けて 等身大の自分を受け入れる作業です。
ママも子どもたちに見た夢(期待)を手放して
先に、地に足漬けて 待っていてあげてくださいね。
必要な人に届きますように。
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