ちょっと怖い共依存症のお話
こんにちは、みんです。
以前 バウンダリー。
つまり 人と人との心の境界線について書いてきましたら
共依存とバウンダリーの関係について教えてくださいというリクエストをいただきました。
ということで、本日は ちょっと怖い話。共依存症についてお話していきます。
私は以前に共依存症と勘違いされたことがあります
もし、私がプロでなければ、
こうやって毎日人様に向けてブログを書いていることは
共依存症を疑われても仕方がないのですが
一応、プロですし、このブログは受講生様やクライアント様への
付加価値としてのサービスとしての一環として書いています。
書いている内容は、講座やセッションからの気づき。
皆様のご質問からテーマを決めて書いているわけです。
ということで、何もお勉強されていない人には
かなーり難しい内容であることも承知で書いております。
なので私は共依存ではございません。
この労力にたいして、クライアント様の問題の早期解決につながるという見返りが
私にはあるわけです。
またブログを通じて
ご新規でクライアント契約をいただくこともございます。
これも私にとっては見返りなわけです。
キーワードは「見返り!」
自分が労力をかけることに対して、どんな見返りがあるのか…。
人は決してただ働きはしない生き物なのであります。
共依存とは人間関係にはまってしまう状態のことをいいます。
つまり
・依存的な人のそばにいることで心が安定する
・依存的な人に自分が必要とされることで心の安定を図る
・それが加速して、自分を必要とさせる
ということで
共依存の人が相手に何かすることの見返りは
自分自身の存在意義を見出すことにあります。
そして共依存とは状態のことを指すのであり、病名ではありません。
病名を付けるとしたら、パーソナリティー障害ということになるのかもしれません。
共依存は「共」という字が入っているとおり
依存する人(または する人たち)と、依存される人(イネブラー)との関係の中で成り立っています。
イネブラーが存在する限り
依存する人は自立できないのであります。
この相互関係 怖いですよね。
イネブラーは時には相手のパウンダリーを乗り越えてしまいます。
例えば 子どもが自分自身の力で解決できる問題なのに
バウンダリーを乗り越えて手を貸してしまったり
あなたのために…とか
良かれと思って…とか
手や口を出しすぎてしまうわけです。
こうして依存する人を作り出します。
そして、依存する人は、また、イネブラーでもあります。
イネブラーであった人のお子さんが不登校になると
そのお母さんは非常に依存的な母親として、解決の道に進まれずに
何年も何年も しんどいしんどいといいながら
ぐるぐる、ぐるぐる なさっていることもまれにあります。
母親ノート法などのかなりの荒療治が必要になってくるわけですが
警戒心の強いイネブラーであると、そういうことに近づきさへしません。
当然 無意識ですけどね。
人はバウンダリーを超えて入ってこられると
「うつ」になったり 深層心理に「怒り」の感情を貯めます。
悲しい共依存のケースもあります。
例えば お父さんがDVであった場合、お母さんは お子さんを守らなきゃと
必死で子どもをかばう立場に立つことがあります。
これが共依存の始まりになるケースもあります。
本来は とっとと子どもを連れて、家を出ればよかったのです。
また、発達特性のある人の場合、適正なバウンダリーがわからずに
相手にとっては 不法侵入されたと間違えるような
境界線の越え方をしてしまう場合もあります。
このケースは共依存とはまた違ってきますが
理屈で境界線をしっかりと学ばれるのがいいかもしれません。
共依存の回復には、イネブラーさんの方に頑張っていただかないといけません。
これが 前回お話していたバウンダリーを高くするということです。
そして、合言葉は
「それは誰の問題か?」
これを常に考えて
自分の具体的な影響のないことに関しては一切手も口も出さない。
この部分ではコミュニケーショントレーニングなどで学ばれるのも
非常に有効です。
そして、もうひとつ考えていただきたいのは
今 あなたが 誰かの為にしようとしていること。
それをすることによって あなたが得られるものはなんですか?
そこをしっかりと見つめて欲しいのです。
決してそれは 依存者さんのためではなく
イネブラー自身が得るものがあるからやっていること。
そして、その欲求の満足は
本来であれば、自分自身が自分自身の力で作り出さないといけないものなのです。
依存者さんの回復の遅れという犠牲を出して
イネブラーが欲求を手に入れているって 悲しいですよね。
共依存の回復には、できれば専門家の手を借りていただくのがいいとは感じています。
でも、とりあえず すべてのお母さんへ。
バウンダリー、つまり 境界線をきちんと引いて壁を作って
良好な人間関係を作っていけるように頑張っていきましょう^^
そんな背中をお子さんちゃんと見ていますものね。
必要な人に届きますように。
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