ひとはみんなバイリンガル!
こんにちは、みんです。
さて本日は 今日のセッションでお話させていただいた
小学校3年生の男の子ちゃんのお話です。
スイミング教室にお父さんについていってもらった時の事です。
親子で帰ってきたのですが
何やら お父さん かなり怒ってらっしゃるようす。
聞いてみると
まじめにお稽古しないで 楽しく遊んでいたんですって(#^^#)
それを見ていたお父さんが
「そんなんやったら やめてしまえ~(怒)」
と、なったようなのです。
でも、男の子ちゃんは
お母さんに泣いて必死で訴えてきたそうです。
「ぼく、頑張っててんで。ほんまに めっちゃ頑張っててんで。」
可愛いですよね~。
さて、このお母さんに私がお声かけした事は
「息子ちゃんの頑張るの定義を聞いてみた?」
という事です。
実は人はみんな バイリンガルであるのです。
自分の母国語と自分語の二つを混ぜて使っています。
ですので、なーんとなく意味が通じていても
ところどころで 合間見えない場所が出てきてしまいます。
その事を知っていると
相手の言っている事と 自分の受け取っている事があっているかな?
自分の言っている事と 相手の受け取っている事があっているかな?
と、合わないことを前提に慎重に会話することができます。
が、
「自分語」の存在を知らない人は
言葉は通じて当たり前だと思っているので
それがもとで
対立になってしまったり 争いになってしまったり…という事も良くあります。
特にお子さんに関しては
大人である私たちの方が気をつけてあげないと
意思の疎通が かなりずれていってしまいます。
このケースでは 頑張る…という言葉の
意味や使い方を 親子で考えて合わせておくといいよね…。
そう言う事になりました。
もうひとつ起こりうる事を書きますと
お子さんは頑張っていると言っているのですから
正しい事をしているつもりなのです。
でも、お父さんは否定している。
自分が正しいと思っている事を否定される経験を多くした人は
大きくなると 被害妄想の強い人になる可能性があります。
正しい事をしている時に 相手が否定ではない言葉を伝えてきたとしても
頭の中でそれが否定に変換されてしまうのです。
これでは 必要のないストレスがたまりっぱなしになってしまいます。
「それぐらい わかってるやろ。」
これが大きな落とし穴。
私たち人は
大人であっても「自分語」を持っていると覚えておいてください。
すると、周りの人に対して
丁寧で謙虚で 優しいコミュニケーションのとれるママになっていかれること
間違いなしです。
必要な人に届きますように。
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