11月8日 宝塚傾聴サークル「カラット」勉強会でした。
11月8日 宝塚傾聴サークル「カラット」の感想
この傾聴サークルには、学校が苦手なお子様をお持ちのママたちが多い。
フリースクールや通信制の学校に通う子や、不登校の子。
そんな子どもと毎日接していく中で、数々の悩みが出てくる。
今日もこんな子の話が出てきました。
毎日のように、「生きてても仕方ない」「死にたい」「楽しみが何にもない」「しんどい」と
ママだけを頼りに言い続ける子ども。
そんな子どもを抱えて、一人で不安、心配、罪悪感などに
がんじがらめになり、パパさんの助けもなく、、、もう一杯一杯になっているママ。
子どもと一緒に将来に不安になり悲観する、、、そんなことも出てくるかもしれませんよね、、。
聴いている私もお子さんの悲観的な言葉をまっすぐに受けて、不安になってしまいました。
子どもの事で悩んで、ちょっと勉強とかし始めると
「子どもの気持ちになって、、、」とか、「子どもの言う事を黙って受容して」という事も聞くので、
それはそれで思いこんだりして頑張りすぎるママたちも多いのかもしれません。
でも、先生の言葉に目からうろこ。目いっぱいになっていたママさんも顔に光が差しました。
「死にたい→生きたい」
「楽しみが何にもない→楽しみが欲しい」
「しんどい→楽になりたい」
って事やんね。希望がいっぱいあるんやん。そうやって逆に言い換えてあげたらいいんよ。
「楽しみが欲しいってことやんね。その為には何か出来ることがあるかな」って。
感情とニーズが入っていない話は聞かなくていい、って事。
一緒になって落ち込んでないで、頑張って聞いてあげなくていい、って事。
ママだってしんどいんだもん。それでいいって事。
自分の気持ちに共感する事。それがとっても大事だという事。
「カラット」の谷田先生は、本当にママたちの言葉だけではなくて、
そこの奥に何を感じているかっていう感情を読み取るのが、本当に素晴らしいのです。
だから、私たちも救われる想いです。
こんなに「辛い」想いをたくさん抱えているママたちの集まりなのに、なぜか明るい。
それはいつも先生の言葉で皆が救われて、希望いっぱいになれるからだ、と思います。
不登校になって間もないという方、もう大学生になる、という方、それぞれの歩みを信頼して話せて、
共有して、希望にかえて、、、また明日も頑張れる。
そんなきらきらするものが「カラット」にあります。
そして、学校が苦手な子ども達の中で、視覚優位な子ども達のための具体的な支援の方法を教えても下さいました。
ママたちが「楽」に「生きやすく」なるように、考えてくださる先生の暖かさを感じます。
私も先生のような「共感力がほしい~」と日々、子どもとぼちぼち向き合おうと勇気の出たいい1日でした。
ありがとうございました。
文責:後藤