ファミラボ紹介
NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ、通称「ファミラボ」は、不登校の正しい理解の普及と、不登校児童を持つ保護者を支援する、同じ立場の保護者たちによるピアサポートグループです。
学習型親の会として、不登校期間中に親ができることは何かをみんなで一緒に学んだり、考えたりしています。
子どもが不登校になったママ4人から、全国のママたちのつながりへ
2008年、子どもが不登校になったママ4人が、安心して話せる場が欲しいね…と、mixiに不登校児童・生徒の親だけが参加できる掲示板を作りました。その後、母親主催による大阪傾聴サークル「リッスン」・名古屋傾聴サークル「ラポール」・東京傾聴サークル「リボーン」が誕生し、定期的に勉強会が開かれるようになりました。
一人でも多くの方に不登校を理解していただきたい、同じ苦しみをもつ保護者さまたちに、「ストレスを少なくして、お子さんを元気にする関わりがある事を知って安心して欲しい」という気持ちから、2015年にNPO法人化し、ママに役立てていただける様々な情報発信、グッズ作成、セミナー開催などに取り組んでいます。
現在はONLINEを含む13会場で、各会場1か月~2か月に1度程度、傾聴勉強会やお茶会、交流会を開催しています。
mixi掲示板利用者数は1600名。法人会員数は350名を超え、たくさんの皆さんに様々な形でつながっていただき、みんなで一緒に子ども達を応援しています。
仲間と一緒に学ぶ、かけがえのない出会い
一般的な不登校の親の会はフリートーク形式ですが、ファミラボのグループは学習型親の会です。
メンバーたちは、毎回の集まりで、子どもを理解し心の成長を促す話の聞き方「傾聴」を学び、前後のフリー参加のランチ会などでは、どう関わっていけばいいか、先輩にアドバイスをもらい、学校に行けなくなった子どもを成長の過程ととらえ、保護者・家族の変化成長で子どもの成長を応援していきたいと願っています。
勉強会の参加がハードルが高いお母様向けに、無料掲示板や、交流会・お茶会なども開催しています。いずれも会員でなくとも、不登校・学校が苦手なお子さんを持つ母親であれば、どなたでもご参加いただけます。
学校に行く事ができればいいというものではない
当法人がしていることは、「学校に行く事ができればいいものではない」という事を伝え、子どもの心の健康を守るために不登校期間中にできる事を母親たちに伝えています。
一番大切な事は、子ども達の心の健康を守る事であり、そこにポイントを置いてサポートしていく方法等(傾聴、視覚支援、コミュニケーションスキル)を、具体的に伝えています。
成人期に入ったお子さんの母親には、公的支援の積極的利用も進めています。
当法人会員で中学校3年時に不登校だった頃から継続的に参加されている63人の母親にインタビューしたところ、5年後時点で非就学・非就労の人は、3人(0.5割)という結果が出ました。
子ども達の未来を大丈夫にするために
不登校は特別な事ではありません。どのお子さんにも可能性のある成長の一過程です。サボりでもなく、学校に行きたい気持ちはあるのに体がいう事を聞いてくれない状態です。一番不安に感じているのは子ども自身です。保護者・家族が手を携えて、苦しむ子どもたちを、一緒に見守っていきましょう。
☆2023年4月 第3回キラッと輝く!OSAKA 市民活動グランプリ 優秀賞 受賞いたしました。
協力企業
NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ は、株式会社 PR TIMES様(東京都港区)にご協力いただき、PR TIMES 非営利団体サポートプロジェクトへ参加させていただいております。
メディア向けへのプレスリリース、一般の皆さまへも直接情報をお届けできるよう、不登校後の三次予防、子ども達の未来を大丈夫にするための活動の広報活動をしてまいります。
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