5月8日 「ファミラボ主催 コラボセミナー」のご報告
5/8、ファミラボ主催の「不登校どうしたらいいの?学校が苦手な子の心模様と支援の実際」講演会が開催されました。午前はみんさんの講演会で参加者39名、午後は「おめめどう」 奥平さんのセミナーでしたが、午前に同時開催されていた「おめめどう」主催のセミナー参加者と合同となり、合計64名の参加があるほど大盛況でした。
今回は、傾聴サークル等でおなじみの方もいらっしゃいましたが、半数近くがファミラボ非会員さん(嬉しい!)。中にはこのようなセミナーは初めての方もいらっしゃって、とても緊張されていたようでした。
午前はみんさんから、不登校になるきっかけから現状、不登校に対する関わり方についてのお話。
その中で、不登校になる子の中には特性がある子も多いという事実が紹介され、適切な対応についても教えていただきました。
不登校になって間もなく混乱している方、不登校歴が長い方など、いろいろな方がそれぞれの思いで、うんうんと頷いていたり、ノートを取ったりしながら、真剣な表情で聞いていらっしゃいました。Q&Aタイムがあったのですが、みなさんなかなか手を挙げづらそうななか、みんさんが「どうですか?」と何人かの方に声をかけてくださいました。
ご参加のお父さんから、父親の対応についてご相談があると、お母さんたちから感心の声が漏れたりもしました。また、受験が近いというご相談では、みんさんの温かい表情と言葉で涙を流された方も。みんさんに大丈夫って言われると、緊張の糸がほどけて、ほっとするんですよね。私たち親は、子どもが安心して葛藤できるように、ちゃんと大人にならないといけないな~と改めて思いました。
お昼休憩中には、おめめどうさんの視覚支援グッズ内覧会がありました。机の上に多数並ぶグッズを、みなさん興味津々で手に取っていらっしゃいました。その後、グッズの使用方法について、奥平さんから解説が。自由参加でしたが、ほとんどの方が聞いていらっしゃったようです。
そして午後からは、奥平さんの視覚支援のあり方についてのお話でした。奥平さんは自閉症・発達障がい者のための視覚支援のためにコミュニケーショングッズを開発・販売していらっしゃいますが、実はこのグッズ、障がいの有無に関わらずコミュニケーションにとても有効だということ。また、エスパーしない、子どもに選択してもらうという原則は、すべての子育てに通ずるのだと、ハッとさせられました。
最後には、グッズの購入申し込みの時間もあり、多数の方が購入を希望されていたようです。すでにお手元に届き、活用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ファミラボの関東支部の会員の「奥平さんのお話が聞きたいな~」という声から始まり、なんと、みんさんとのコラボセミナーという夢のような企画が実現しました。このゴールデンコンビのお話を1日で聞くことができたのは、本当に幸せで貴重な時間でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
チラシ配布等、企画・準備等ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
文責 ほいっぷ