6月19日 東京ママの会「リボーン2」傾聴勉強会報告です。
6/19(火)不登校・学校が苦手な子の東京ママの会平日傾聴「リボーン2」の傾聴勉強会が開催されました。
午前の部ホワイトが午後はぷくが報告します。
午前の部は初参加1名を含む6名が参加しました。
始めにお互いの体調を知るためにチェックインした後、講師のみんさんから傾聴とはカウンセラーが話を聞く姿勢であることと6つの傾聴技法の説明がありました。
次にみんさんが絵本の流れを話して参加者がその絵本の主人公になったつもりで「感情」を答えていくということをしました。お金を落とした主人公の気持ちは?怒り、悲しみ、無事牛乳を買えた時は?嬉しい、ほっとするなど参加者が感じた主人公の感情を言葉にすることによって傾聴は感情に興味をもって聞くということを分かり易く実践できました。
そして話し手、聴き手がペアになっての傾聴です。
全然話さないお子さんに対しては表情、口調、行動などのノンバーバルコミュニケーションをしてみて、感情がわからなければ感情表を常にもって意識してみて、話が長くてまとまらないときは当てる外れるではなく話し手に聞いてみてとみんさんからそれぞれ参加者にアドバイスをいただき、最後チェックアウトをして終了となりました。
午後の部は初参加3名を含む7名が参加しました。
まずはチェックインと傾聴のお話から。
「同感」と「共感」は違う。観察者もトレーニング中だということを忘れないで…というお話と、2つの「感情をキャッチする方法」のお話があって傾聴に入りました。
親との繋がり、不登校初期の船酔い状態、兄弟間のこと、母・息子の関わり方、夫のこと……7人いれば7つの違う迷いや悩み、悲しみがありました。
その中で、
「頑張らなきゃ、と力が入っているように見えるけど、自分がしんどいってことがわかってるかな?」
みんさんの言葉に張っていた気持ちが溶けるように涙を落とされたママ。
傾聴を終え、「もうなにもやることはないと思っていたけれど、まだやれることがあることがわかって嬉しい」と穏やかな表情になられたのが印象的でした。
最後にみんさんから「愚痴は大事。愚痴を言いながら人間って付き合っていけるもの。家族の愚痴は友達に、友達の愚痴は家族に…を守って。子供の愚痴は阻止せず聞いてあげて」とお話があり、最後は少々パパの悪口で笑いあって、和やかに終わりました。
いつも感じます。
どんな自分も出していいんだという不思議な安心の場…それが傾聴だな、と。
文責:ぷく・ホワイト
参加された方の感想を掲載させていただきます。
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何もわからずの参加でしたが、温かく迎えてくださりありがとうございました!子どもとの関わりがうまくいかなくなってしまって、親子互いに信頼を取り戻すには自分には傾聴が必要だと思い参加しました。
傾聴のポイントを実践形式で体験できるのがとても良かったです。何から話したら良いのかわからず支離滅裂な話をしてしまってすみませんでした。
参加者さまのお話はとても勉強になりました。身を寄せる場所があるんだとホッとしたといいますか、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は午前中だけでしたがまた参加できる時は昼食持参で参りたいと思います。ありがとうございました!
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昨日はお世話になり、ありがとうございました。
『傾聴』は難しそうでも自分にとって必要なことじゃないかな…と思い、初めて参加させていただきました。
勉強会の実際のやり方がとてもいい感じでしたし(漠然としていてすみません)時間の長さもちょうどよく、参加して本当によかったと思っています。
もっと早くに参加すればよかったなーと思います。
私のように甲信越地方に住んでいらっしゃる方々で参加を迷っている方、東京なら新幹線で一時間半で行かれますので、是非おすすめしたいです。
今回の傾聴勉強会では、個人的に一番気になったのは、
不登校からの引きこもり中の次男が 私と口をきいてくれないことについて、
みんさんから『18歳にもなって親と口きかないって、腹立たないの?』『ママさんがお子さんから手をひく、距離をとる』
と言われたことです。
これは、私は次男に口をきいてもらえなくて悲しい、まずは家族間で挨拶をはじめコミュニケーションをとれるようになりたい、次男の思いは自ら言葉や文章で伝えてほしい、、、と 私から次男にキッパリと伝えたほうが良い という意味でしょうか?
やはり言うべきことはきちんと伝えて、余計なことは言わない ということですよね……
どーしようかなー、、とモヤモヤしてグルグルしがちな私ですが、第三者の目から見ての意見をキッパリおっしゃっていただいて
とてもありがたかったです。
また次回からもよろしくお願いいたします。
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初参加でいきなり一番に傾聴することとなり緊張しましたが、その次に自分が話をさせて頂いたときには、モヤモヤしていることを思うままに話しながら、気がついたら涙が止まらなくなっていました。
日々大丈夫なフリをしていましたが、本当は自分はこんなにも頑張っていたんだ、こんなにも息子のことが気になっていたんだと、改めて気づいた場でもありました。
そして、他のお母さんの話を聞きながら、その深い想いにまた涙…!
こんなにも頑張っていらっしゃるお母さんが、知らないところにこんなにもいらっしゃったことに、何ともいえない感動の想いで胸がいっぱいになりました。
そして、子どもの「ふつうの高校に行きたい」「期末テスト受ける」、でも「勉強する気になれない」のいう一貫性のない言動にどう対応するかオタオタしている状態の私に、みんさんがかけてくださった「それね、船酔いって言うんよ」という言葉は、とてもヒット!
「そうなんだあ。そんなものなんだ」と思えると、一気に肩の荷が下りた感じになりました。翌日からの期末テストに、次男は案の定登校しませんでしたが、それもそうだよねえ、とおおらかに受けとめられたことが、直近の成果です。
みんさんが、「知識」「仲間」「協力者」が大切、とおっしゃっていたことが、実感として理解できました。
また参加させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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先日は本当にありがとうございました
こちらに参加表明するまでも、とても迷い、
前日も緊張からかあまり眠れなかったのですが
ご一緒した皆さまに優しく迎えていただき、
本当にありがたかったです
みんさんから
「本当に今まで頑張って来たんやね」
と労ってもらってからは
涙があふれて止まらなくなってしまいました
もう、何もやれることはないのか?!と途方に暮れていましたが、
色々教えていただき
とても勉強になりました
また、参加させていただければ…と思っていますので
今後ともよろしくお願いします
最後になりましたが
温かく迎えてくださった先輩方、
お世話役の皆さま
ありがとうございました
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今回も学びが大きかったです。
子どものネガティブな訴えに過剰に心が揺さぶれてしまうこと。
自分ともっと向き合わなくちゃなと感じました。
聴き手では伝え返しに挑戦しましたが、これまた難しかったです。
話し手としては伝え返しされるとこで、自分の感情を振り返って自己理解が進んだ感じがしました。
日々傾聴を心がけて次回の傾聴まで、繋げていきたいです。
ありがとうございました
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感想くださった皆様ありがとうございました。
次回傾聴は8月21日火曜日です。ご参加お待ちしております。