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ママ応援コラム

つながる

重要:サポートを手に入れる

先日、担任の先生が原因で学校に行けなくなっちゃった中学生ボーイが、
家庭訪問の先生に会うことができた!
ということが起こりました。

そして、なにより、先生が帰られた後に、

「楽しかった~。」

という言葉が出て、
よかったな~という気持ちになりました。

わかっていない、ということを、わかっていない子どもたち

本日「母親ノート法」の面談のママさんの高校生ボーイは、
行くか行かないか、決められなかった通信制単位制高等学校に転校を決めて、
今まで全部親任せだった学校に関して、
入学までのプロセスを示すと、
自分からママに「写真撮りに行く?」と言ってきました。

ママさん、すごく嬉しそう。

そして、
「本当に何もわかってなかったのですね。」
と、お子さん理解をしてくださいました。


そうなの。そうなの。
子どもたちは結構、わかっているふりをしているけれど、
実は、わかっていないことが多いのです。

というか、わかっていないことがわかってない!

それが原因で、色々な事ができなくなっている事も多々あります。

わからないを解消する「グッズ」

この2つのケースで使用したのが、
おめめどうさんグッズ!視覚からの情報提供です。

聴覚からの情報処理が苦手な子は、皆さんが思っているよりも多いです。
(ちなみに私も聴覚苦手です。覚えていられないんです)

今までなんとなく、みんなの動きに合わせてきたけれど、
それも、ある年齢になってくると無理が出てくる。
自我が出てくると、自分の気持ちで動いてみたいという欲求も出る。

そんなこんなで、学校がしんどくなっちゃう子もいるんです。

聴覚からの情報処理が苦手な子に、
聴覚だけでのコミュニケーションは、
目の悪い子に、眼鏡をかけずに字を読め、と言っているのと同じ。

ママたちは、ちょびっと面倒と思うかもしれないけれど、
視覚からの情報提供、試してみてあげてくださいね。

わからないを解消する「方法」

おめめどうさんの視覚支援のグッズの他にも、
世の中には 便利なものや方法がいろいろと出てきています。

プライドの高いお子さんや、自信のないお子さんには、
NVCを使ったコミュニケーション。

ゼロ百思考、〇×主義などの二元論的考えの傾向のお子さんには、
「も」作戦や、認知行動療法的な関り。

そりゃ、放っておいても不登校はそのうち社会復帰することが多いのですが、
不登校時期に適切な関わりや、グッズを使用してあげると、
予後がうんと変わってきます。

選択肢も広がってきて、
生きるのが楽になってきます。
苦手をサポートしてくれるメガネの役割を手に入れるのと同じなのですから。

ですので、ママたちも少し知恵をつけて、
取り組んでみてあげてほしいな~と考えています。

「共感」とは

NVCを使ったコミュニケーションと言えば「共感」

「共感」とは「相手の感情と一緒にいること」を指すわけですが、
ママたちの中には、自分の感情がわかりにくいという人も、実は少なくはありません。


共感には、「自己共感」と「他者共感」があり、
「自己共感」つまり、自分の感情がわかりにくい人に、
「他者共感」相手の感情をわかろうとすることは、
なかなか難しいことであるのです。


では、どうして自己共感が苦手なのか?といいますと、
これは、持って生まれてわかりにくい…という人もいるのですが、
子ども時代に、親から共感的に接してもらっていなかった、
ということも、原因の一つと考えられているのです。


思い起こせば、私の子ども時代、
親、特に母親から、共感的に接してもらった記憶はないのです。
(常に推測と思い込みの女でした)

なので、自分の感情に興味を持ったことなどなかったですし、
常にせわしなく生きていたような気がしています。


皆さんはいかがですか?
幼少期、親から感情に興味を持ってもらった記憶がありますか?
共感してもらった記憶はありますか?

本日面談のママさんも、
そんな記憶はない…と話してくださって、

それじゃぁ、共感のない子育ての連鎖を切って、
私たちの代で子育てに共感を入れることができるといいですね。

と話していたのです。

共感力をあげるには?

共感力を上げるには、
まずは、誰かに共感してもらう必要があります。

悲しい時、嬉しい時、
その時を一緒に過ごしてくれ、
理解してくれる誰かがいることで、
共感の感覚を体が覚えてきます。

それができるようになると、
自己共感、つまり自分の感情を感じ、
わかってあげることが、できるようになるわけです。

自己共感ができるようになると、
対人関係がとても楽になるんです。


例えば、
私も、人込みや 満員電車や
初めてのグループなどがとても苦手。

「怖い」という気持ちが、ムクムクと出てくるわけですが、
そんな時に、自己共感で自分に意識を向けて、
自分と対話すると、
恐れが薄くなっていきます。

それに、自分の気持ちを理解することで、
嫌な事が起きても、その場でストレスとなりにくく、
自分で処理ができることが多いのです。


子どもたちにも、自己共感の力、育んであげたいな~と思いませんか?

それには、まずママが自己共感できるようになって、
共感のある子育て、
共感のあるお家、
を作っていく事なんですね。

もし、自分自身が、自分の感情が少しわかりにくいかも…というママや、
共感って、いったいどういうことをいうんだろう。。。

というママがいたら、傾聴の勉強会がお勧めです。


「傾聴」とは、まさしく共感して話を聞くトレーニングなんです。

後は、カウンセラーさんにもよるのですが、
カウンセリングに行かれても、
共感の体験をすることができることも多いです。

共感をお家の中に取り入れて、
しなやかで人生を楽しむことができる子どもの心を育んであげてくださいね。

そして、ママ自身も、
自分の心をしなやかに育てて、幸せになってね。

まずは、自分です。

このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。

※おめめどうとは、自閉症支援のために、主に視覚支援のグッズ販売や書籍、様々な形の支援相談、講演活動などをしている会社です。
 自閉症支援といいっても、誰にでもとても役に立つものばかりを扱っていらっしゃいます。参考にしていただけると幸いです。
(株)おめめどう 公式サイト

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