about us
ファミラボについて
子どもたちが未来を
自分らしく、楽しく、生きることができるように
NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ、通称「ファミラボ」は、不登校の正しい理解の普及と、不登校児童を持つ保護者を支援する、同じ立場の保護者たちによるピアサポートグループです。
2008年、子どもが不登校になったママ4人が、安心して話せる場が欲しいね…と、mixiに不登校児童・生徒の親だけが参加できる掲示板を作りました。その後、母親主催による大阪傾聴サークル「リッスン」・名古屋傾聴サークル「ラポール」・東京傾聴サークル「リボーン」が誕生し、定期的に勉強会が開かれるようになりました。
2015年7月にNPO法人の認証を受け、現在はONLINEを含む12会場で、各会場1か月~2か月に1度程度、傾聴勉強会やお茶会、交流会を開催しています。
mixi掲示板利用者数は1700名。(2024年1月現在)法人会員数は350名を超え、たくさんの皆さんに様々な形でつながっていただき、みんなで一緒に子ども達を応援しています。
ファミラボは学習型親の会
一般的な不登校の親の会はフリートーク形式が多いですが、ファミラボは「学習型親の会」という特徴があります。
各会場のメンバーたちは、毎回の集まりで、子どもを理解し心の成長を促す話の聴き方「傾聴」を学び、傾聴前後のランチ会などで、子どもとどう関わっていけばいいかなど、先輩にアドバイスをもらったり、不登校期間中だからこそできることを話し合ったりしています。
こうした学習を通して、学校に行けなくなった子どもの状態を成長の過程ととらえ、保護者・家族の変化成長で子どもの成長を応援していきたいと願っています。
勉強会の参加のハードルが高いお母さま向けに、無料掲示板や、交流会・お茶会なども開催しています。
いずれも会員でなくとも、不登校・学校が苦手なお子さんを持つ母親であれば、どなたでもご参加いただけます。
学校に行く事ができればいいというものではない
当法人では、「学校に行く事ができればいいものではない」ということを伝え、子どもの心の健康を守るために不登校期間中にできることを母親たちに伝えています。
一番大切な事は、子ども達の心の健康を守る事であり、そこにポイントを置いてサポートしていく方法等(傾聴、視覚支援、コミュニケーションスキル)を、具体的に伝えています。
成人期に入ったお子さんの母親には、公的支援の積極的利用も進めています。
当法人会員で中学校3年時に不登校だった頃から継続的に参加されている63人の母親にインタビューしたところ、5年後時点で非就学・非就労の人は、3人(5%)という結果が出ました。
※中学3年時不登校だった子の5年通過時点。非就学・非就労の割合は2割弱
『不登校に関する実態調査』~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(平成26年7月9日)
子どもたちの未来を大丈夫にするために
不登校は特別な事ではありません。どのお子さんにも可能性のある成長の一過程です。サボりでもなく、学校に行きたい気持ちはあるのに体がいう事を聞いてくれない状態です。一番不安に感じているのは子ども自身です。保護者・家族が手を携えて、苦しむ子どもたちを、一緒に見守っていきましょう。
▼「令和5年度 キラッと輝く!OSAKA市民活動グランプリ」にて優秀賞を受賞した時のプレゼンの動画です。
ファミラボの活動をわかりやすく説明しています。
⇒ Youtube「令和5年度 キラッと輝く!OSAKA市民活動グランプリ 優秀賞「不登校の子供を持つ親の会の親サポート及び教育の場の提供事業」事業発表」