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ママ応援コラム
「不登校になっちゃった!どうしよう!」不登校に直面すると、その先が見えない不安や心配に押しつぶされそうになる方も少なくないと思います。
そんなママたちを応援する役立つ情報や不登校あるあるを集めました。
不登校を起こしたら
不登校について
不登校とは
文部科学省では、
「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」
と定義付けしています。
2014年の文科省の調査では、小中学校合わせて約12万人でしたが、
近年では、約30万人となりました。
放課後登校や、別室登校、適応指導教室や一部フリースクールも出席扱いとされ、また、自宅におけるICT等を活用した学習活動など、様々な環境が整いつつありますが、近年著しくその数は増えています。不登校:回復はこの順番で
先日の勉強会で、子どもたちの状態の変化を、
この図を使って説明してみました。
学校が苦手でお家生活のお子さんは、
いろいろと否定されたり、辛くしんどい経験を重ねて下段右端に達し、
もうこれ以上傷つきたくない、、、と、
下の段に居ることをチョイスした状態です。
下段左にいると、否定的な感情になることはありませんが、
肯定的な感情になることもありません。
つまり「無感情領域」です。緊張性の不登校
学校に行けなくなったお子さんで、
なぜいけないのか本人もわからない、
というケースの中で、
「緊張性の不登校」というものがあります。
このケースは、発達の特性が若干あるお子さんに多いケースかもしれません。本やネットの情報に流されないように
毎日ブログを書いている私が言うのもなんですが、
子育て本や子育てブログ、
マスコミ発信の子育て法や、
心理関係の話題を、そのまんま信じるべからず。
ということについて、お伝えしていきます。ママの心理的変化の段階
キューブラロス先生の『死の受容』
人は何かを喪失するときに、
大抵この順番で受容していく、といわれていています。
今回は、学校が苦手な子のママの段階に当てはめてみようと思います。ママの出番は失敗したとき
先日「母親ノート法」をご受講くださったママさん、
息子さんが通信制高等学校の入学を決められたのですが、
決まった…という事で、もう頭がゲームにすっ飛んでいっている。
ママにしたら、
単位の取り方や授業の進め方など、気にならないのかしら?
と、悶々気味。
このケースも、学校が苦手な子に多いケースかもしれないので、
今回の話題にさせていただきます。子どもの気持ちを置き去りにしない
学校が苦手なお母さんのお話を聞かせていただく時、
自分を責めているお母さんには、
「いやいや、お母さんのせいではありません」と言い、
何かのせいにしているお母さんには、
「そうでしょうかねぇ・・・」と言い、
自分で自分の事、
コウモリのような仕事だよなぁ…と思いつつ、
お母様の不登校の受容段階を観察しています。
嘘ではないんですけどね。届け!当事者の声!
クライエント様の小学校6年生の男の子が書いた卒業アルバムの原稿を、
ご本人とクライエント様のご許可をいただいて掲載いたします。
学校は、行っても地獄・行かなくても地獄
不登校あるあるの話なのですが、
「今日は学校やすみ♪」
と、休みの日には元気になるお子さん、
すごくたくさんいらっしゃるのです。
ママにしたら、お子さんが学校に行っていないと、
everydays sunday で、お休みの日も変わらないよね~とつい思ってしまいがちですが、
これが実は、そうでもないお子さんも多いのです。
不登校あるある
不登校対応へのスタートラインは?
ママたちのお話を聞いていると、
4月は、始業式や入学式の話がチラホラと入ってきて、
参加できた子、参加できなかった子、様々です。
春はママたちからの相談が増える時期で、
ママたちの焦りを感じます。
学校に行っていない子どもを見ていると、
不安だったり、しんどかったりしますものね。
でも、その気持ち、
実は、自分が作り出していることに気づきましょう。生きるために寝る・生きるためにゲームをする
学校が苦手な子のママたちとお話ししていると、
昼夜逆転とゲームのお話がよく出ます。
色々な考え方があります。
生活のリズムを整えることが大切。
そんな風に言う専門家やドクターもいますし、
お子さんによっては、
本当にそのようにした方がいいケースもあります。不登校を認められない子
学校が苦手になった。
みんなと同じ教室に入るのがしんどい。
ならばせめて、
相談室登校・保健室登校・適応指導室 etc.
行ってくれたらママ達も少しはほっとするのに、
頑として、それを受け入れない子どもたちがいます。
どうしてそんなところに行かないといけないの?
自分は不登校ではないよ。
行こうと思えば行けるよ。ゲーム・アニメ・動画もろもろ
子どもたちがお家にいる時間が長くなると、
ママの心配事は「ゲーム・アニメ・動画」
という方も多いのではないでしょうか?
「学校が苦手になって、
家でゲーム三昧のお子さんに対して、違和感がムラムラ。
ゲーム、アニメ、動画系の人たちって、
我が家とは関係のない人たちだと思っていました。」
と、ゲームにお悩みのママさんは、お話してくださいました。
オタクというと、ワンランク下に感じる人も多いのかな?
また、特にママさんは、ゲームしない人が多いので、
ゲームに理解のない人が多いのかな?
と感じています。学校が苦手な子のおでかけ
「お子さんとお出かけした際、
ちょっとおしゃれなカフェなどを見つけても、
お子さんに寄り道を反対されてしまう」
というご相談がありました。
このお子さんは、対人恐怖気味や、起立性の症状は若干あるのですが、
学校が苦手な子には珍しく、繁華街が大好きなお子さんで、
しょっちゅうママにご依頼が来て、一緒に出掛けていらっしゃいます。
喉が渇いたら、コンビニでお茶。
お腹がすいたら、松屋。
と、食にはこだわりのないお子さんなので、
おしゃれなお店は贅沢なのだそうです。不登校あるある「やるやる詐欺」
mixi掲示板に、高校生ボーイのママさんから、
「カウンセリングの予約、
寝過ごして、行ってなかったんだよ。
朝、ちゃんと起こして行ったのに~。
キャンセル料100%なんだよ」
という、プンプンむかっモードの書き込みがありました。
家族・生活について
修学旅行の費用について
先日面談のママさん、
中学3年生の男の子ちゃんが動き出しました。
ある日急に「学校に宿題を提出に行く」と、
夕方、学校に行きました。
休みの間、さんざん葛藤した模様。
そして、やっとこさ、決心することができたようです。本人から始まる暮らし
今回のお題「本人から始まる暮らし」という言葉は、
「おめめどう」という会社の社長、奥平さんの言葉です。
私はこの言葉が大好きです。
どういう意味かというと、
自分のすることは自己決定して人生を送っていく暮らし。
子どもが言ってくるまで待つ、
子どもの事は子ども自身のアウトプットから始める。
という意味なのです。子どもにお金を貸さないということ
以前、「母親ノート法」の故東山先生の勉強会に参加した時、
「子どもにお金を貸さない方がいい」
という事を学んでまいりました。
子どもにお金を貸すと、
返してくれるかな~。どうかな~。
と、その間中、ヤキモキしちゃいます。
なかなか返してくれなかったりすると、
そのことが根にあって、親子関係がぎくしゃくすることにも、
繋がってまいります。親の「守り」の必要性
子育ては、野生の動物を参考にすると、とてもわかりやすい、
と私は思っています。
動物の親は、普段、子どもにとやかく言いませんし、
子どもと喧嘩もしません。
子どもがじゃれてきても、子どものなすがままにさせていたり、
適当にあしらうだけで、怒りを出す事はありません。
でも、野生の動物は、親が警戒警報を出すと、
子どもは瞬時に従います。
もし、従わなければ、
その子の命が失くなってしまうからです。
それほど危険な時にしか、警戒警報は出しません。不登校とお金にまつわるお話
お金の事で、悶々としちゃうママは、
どちらかというと、お金の見通しが立っていないママが多いのです。
本日面談のママさんも、
高校中退で高卒認定の道を選んだ男の子ちゃんについて、
高認は1科目受験なので問題ないのだけれど、
大学進学のために行く予備校が結構なお値段。
続くかどうかが、心配なんですよね~。
と、そんな風に話してくださいました。上の子が下の子に当たる時
先日の勉強会にご参加の、とあるママさん、
悩みの種は、中学生のお兄ちゃんが、下の子に当たること。
これは、よくあるケースだったりします。
今回は、
・上の子が下の子に当たる
・喧嘩になった時、上の子が絶対引かない
このことについて、お伝えします。
学校・外部とのやり取りのコツ
不登校 外部への対応 学校編
今回は、学校とのお付き合いに関して、お伝えします。
毎日、毎日、学校に欠席の連絡を入れるのは、
本当に辛いものです。
なので、先生には、
「学校に行ける日だけ、
連絡を入れさせていただくということにはできませんか?」
という相談をしてみられることをお勧めいたします。不登校 外部への対応 祖父母編
孫が学校に行けなくなったと聞くと、
おじいちゃん・おばあちゃんは、
それはそれは、大きなショックを受けられます。
今回は、おじいちゃん・おばあちゃんとのお付き合いに関して、お伝えします。不登校 外部への対応 きょうだい編
今回は、ごきょうだいへの対応について、お伝えします。
ごきょうだいのどちらか一人が学校が苦手になった時、
『母親ノート法』の創案者 故東山先生は、
弱っている方に合わせて、同じように対応してあげるとよい、
と言われています。
この場合、弱っているのは
学校が苦手になられている方です。不登校 外部への対応 ご近所・ママ友編
我が子が学校が苦手になると、
世間体がとても気になる、と仰る方が多くいます。
不登校のお子さんが多くなってきたといえども、
やはり珍しい存在であることは確かでして、
高齢者の多い地域や、
田舎でご近所のお付き合いが盛んな地域ほど、
気になるかもしれません。
それに、みんなけっこう隠していますから、
我が子の不登校が、より好奇の目で見られるような気がしてしまうようです。
今回は、ご近所・ママ友への対応について、お伝えします。先生だって人間だから…
担任の先生とコミュニケーションが取れない、
という話はよく聞きます。
話しても、なぜか話がすれ違う。
聞いている事と違った返事が来る。
そもそも、聞いている感じがない。
自分の言いたい事だけ言っている感じ。
皆さん驚かれるかもしれませんが、
先生たちには、コミュニケーションが苦手な人が結構いらっしゃいます。
学校行事について
運動会、見たかったよね
ファミラボの仲間のご子息。
小学校6年生。最後の運動会を参加しないと決めました。
ママさんは、はじめからそうなることを予測しておられたので、
特に気にも留めていなかったわけですが、
やはり、当日が過ぎてみると、
「見たかったな。」
という気持ちが涙と共にこみあげてきた、と話してくださいました。学校が苦手な子の夏休みの宿題
完全不登校の子だったら気にならないんですが、
五月雨だったり、進学などで登校するようになったお子さんのママは、気が気でないと思います。
あるママさんが上手な表現をなさっていました。
「子どもって、
言われなくてもやる、言われたからやる、
やりたいからやる、やりたいのに出来ない、
やりたくないけどやらなきゃとは思うけど出来ない、
やりたくないからやらない、
やりたくないけど出来る
等々、色々あるんだろうな〜と、ハッとしました。」
そうなんですよね。
その子によって「やらない」「できていない」理由は様々なのです。卒業アルバムの写真を撮りたくない
卒業の学年にいらっしゃるお子さんには、
学校から卒業に関する質問が来る時が、いずれやってきます。
今回は、卒業アルバムの写真について、
学校から話が来たときの対応について、お伝えしてまいります。学校が苦手な子の卒業式
不登校の掲示板ではよく話題にのぼり、
クライアント様からご相談も受けているのが卒業式の話題です。
学校が苦手なお子さんにとっては、卒業式に出席するかどうか、
結構大きな問題です。
本人に任せる、というママのご意見が多いのですが、
私はできれば、出席の方向に、少しだけ背中を押してあげて欲しいなぁ、、、
と考えています。
卒業式に関わらず「式」や「儀式」というものは、何らかの意味を含んでいる
「通過儀礼」
「イニシエーション」と呼ばれます。
形で見える意味ではなく、心に何らかの変化をもたらす意味、と言えばいいかもしれません。
進路について
7月は進路の話が出てくる季節ですね
夏休み前に3者懇談があったり、学校見学会があったりで、
受験生の子どもたちは、進路の話がチラホラと出てまいります。
なかなか、受験に向かい合えないお子さんも多いでしょう。
大抵、早く決める子たちは、不登校の期間が長い子たちです。
不登校の期間が長いと、
もう、自分自身が全日制の高等学校があわない、、、
という事を受け入れている子が多いんですね。
なので、すんなりと通信制で決まります。高校に行く気がないようです
学校見学などもあり、高校受験へぼちぼちと盛り上がる8月。
高校に進学する意思のないお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
それとも、意思はあるけれど、学校を決めきれないお子さんもいるかな?
先日面談のクライアント様の男の子ちゃんも、
どうも、高校に通える自信がないようで、
「高校にはいかない」
と、意思表示をしていらっしゃいます。
ママさん、がっかり。
でも、私はこのお子さんは、しっかりと考えてらっしゃるな~と思います。単位制通信制高等学校あるある情報
起立性調節障害を発症していらっしゃるお子さんのママから、
ご質問をいただきました。
「中学校に行ってないのに、
急に高校になって週5で行けるとは思いませんでしたが、
行きたいって思うんですね。
だったら、私立の全日制でもいいのでは?と思うのですが、
通信との違いはなんでしょうか?
内申書の問題ですか?
単位制が魅力なのでしょうか?
私立よりケアが行き届くのでしょうか?
通信高校の選び方、ポイントなど教えていただけたら助かります。」中高一貫校の不登校
最近、中高一貫校の中等部に行っておられるお子さんのママさんからのご相談が増えてきています。
中高一貫校のお子さんの不登校は、
公立のお子さんの不登校とはまた違った苦しみがあります。
中学受験は親の受験ともいう言葉がある通り、
受験勉強の時の数年は、ママも結構な労力を使いますし、
お子さんだって、本来だったら気楽に遊んでいる数年を、
勉強に捧げる事になります。
そうして、やっとつかみ取った入学切符。
夢を膨らませた入学。
そんな中で学校に行けなくなると、絶望はひときわ大きくなってしまいます。多様化する進路・生き方
「母親ノート法」ご受講の小学生のママさんから
この先の進路ってどんなのがあるかわかると安心です~というお言葉を聞いたので、
今回は、進路についてお話していこうと思います。
いや~それにしても、この数年、
びっくりするほど教育の多様化が進んできています。
私がしんどかった時期は、10年以上前なので、
なんともうらやましいな~という時代になりました。
ママを応援
自分をどうにかする方法
方法を探してばかりでは何も始まらない。
先日の勉強会に、
まだお子さんが不登校になって日が浅い、
頑張り傾向のママさんがお越しになりました。
初めのうちは皆さん、
「私が何とかしなくちゃ。」
と抱え込んじゃうんですね。
なので、とても疲れてらっしゃるご様子でした。
お疲れ様です。一緒に電車から降りてほしい
お子さんが学校に行けなくなってしばらく経つと、
ママさんも疲れてきて、
「もう学校には行かなくていいよ。」
と、何も言わなくなる時期がやってきます。
私は、心でそれを思ったとしても、
お子さんに言葉で伝えることはやめた方がいい、
と、ママたちにお伝えしています。下宿屋のおばちゃんのすすめ
人間の赤ちゃんはほかの動物に比べて、なにもできない状態で生まれてきます。
これを生物学者のポルトマンは「子宮外胎児」と呼びました。
なので、人間のお母さんは、ほかの動物に比べて、
我が子のお世話を沢山しないといけなくなります。
その引き続きかどうかわからないのですが、、、
それはもう本人ができちゃうよ~ということまで、
お母さんはついつい、お手伝いしちゃうんですよね。優しい虐待
先日mixiの掲示板でのお話。
スクールカウンセラーに、
「お母さんのやっていることは優しい虐待というんですよ。」
と言われ、大きなショックを受けられたママさんが書き込みされていました。
起きる時間やゲームの時間、寝る時間の決まりがあるにも関わらず、
毅然とした声掛けができず、簡単な声掛けをしてやらなければ放置。
そんな親の言動を「優しい虐待」と表現されたようです。「子育て」ではなく「子育ち」なのです
中3男子のいるママとの面談でのお話です。
子どもは見守るのが一番いいとはわかっているけれど、
心が、もやもや、モヤモヤしてらっしゃる様子。
「せめて、何考えているかわかると安心なんだけど…」
と、そんな風に仰るので、それはなぜか伺ってみました。
つながる
「行ってきまーす」は明るくね
皆さんは、不登校の勉強会や親の会に来られる時に、
どのようにお子さんに伝えてこられますか?
そういった会にご参加の皆さんは、
ぜひぜひ、とっても嬉しそうに、
「ママ友の会に行ってくるね~♪」
と言って、いらっしゃって欲しいのです。不登校は、手をつなぐ子育てで
先日の傾聴勉強会、初めてご参加のママさんは4名。
皆さん「黙る」ではなく、本当に「話を聴く」とはどういう事か、
の一歩を体験されて、今までと違った感覚を感じてくださいました。
先輩たちの話を聞いて、自分と比べてみたり、
「まだまだだなぁ…」という感想をいただいたり。
でもね、やってりゃそのうちできるようになります(*^_^*)
何事も継続です。
そして、どんどんと楽になっていくので、
できれば続けてくださるといいなぁと思っています。
学校が苦手なママたちのお話を聞いていて、いつも私が感じることは、
「仲間を作ってほしい」という事なのです。不登校親の会の必要性について
mixiで某関西出身のママさんが、
自分はコミュニケーション得意と思っていたけれど、
mixiに参加してから、躓いてばかり。
そして自分の弱さや苦手な部分がイヤっちゅーほど出るわ出るわ…
え?え?私ってそんな人間だったの?って驚いてばかりです(^^;
と仰られいて、
思わず「関西人あるある~!」と共感ではなく同感してしまいました(#^^#)
私、このママさんのこと、尊敬しているのです。重要:サポートを手に入れる
先日、担任の先生が原因で学校に行けなくなっちゃった中学生ボーイが、
家庭訪問の先生に会うことができた!
ということが起こりました。
そして、なにより、先生が帰られた後に、
「楽しかった~。」
という言葉が出て、
よかったな~という気持ちになりました。大切なのはママの安心と心の安定です!!
ある日の傾聴サークルで、
まだ、お子さんが学校が苦手になられて日が浅いママさんが2人ご参加くださいました。
「どうしたらいいか、わからないんです。」
お二人とも、涙を浮かべておられました。
お子さんが、学校が苦手になられて間がない頃は混乱期。
本当にどうしていいかわからずに、苦しい時期ですよね。「したい」と「できる」は違うを知ること
ママたちが書いてくださる会話記録には、
未来を思い描く子どもたちの言葉が多く上がってきています。
「社会に出るために、学校は続けたい」
「大学には行きたいと思っている」
そんな言葉が子どもたちから出た時、
ママたちは、自分の希望や期待と同じ方向を向いている言葉なので、
つい、その言葉に乗っかって、
さぁ、そのゴールに私を連れて行って…と、助手席に乗り込んでしまいがち。
今回は、こんな時の母の姿勢をお伝えしたいと思います。
相談機関
学校が苦手な子のママへ、おすすめ本!!
今回は学校が苦手な子のママさんに向けて、
おすすめ本の紹介です。
時間があったら、手に取ってみてくださいね。不登校に対処する方法を見つけた時には、
ファミラボでは、mixiというSNSで、学校が苦手な子のママたちが参加されている掲示板を運営しています。
mixiではママたちの情報交換として、
エビデンス(ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果)のない対症療法のやり方を紹介することは、お控えいただいています。
それは、不登校に対する方法は、合う合わないがあるからなのです。不登校の対症療法「母親ノート法」
今回は、不登校の対症療法「母親ノート法」についてお伝えしてまいります。
「母親ノート法」は京都大学名誉教授・心理学者の故 東山 紘久先生が、
当時、登校拒否と言われていた子どもへの対象療法として、創案されました。
はじめは不登校などの問題を抱えたお子さんへの対症療法として考案されましたが、実際には、すべてのお子さんの問題にも効果が高いということが実証されています。相談のかけもちについて
不登校・学校が苦手な子の対症療法「母親ノート法」ご受講中のママさんから、カウンセリングのかけもちについて、ご質問をいただきました。
「カウンセリングをかけもちしたら、
それぞれのカウンセラーさんが仰ることが違うので、
混乱が起きませんか?」不登校の相談先について
「どんなところに相談したらいいですか?」
こういったお問い合わせやご相談は、結構多くいただきます。
ぜひぜひ、私のところに相談して~と言いたいところですが、
私を使うと料金が発生してしまいます。
なので、まずは無料の
スクールカウンセラーさんや、
行政の相談先に、
相談してみられるといい、と考えています。相談機関選びの参考に
「高校生の息子が、
カウンセリングを受ける気になったのですが、
どんなところに問い合わせていいか、わかりません」
というご相談をいただきました。
適切な相談機関選びの参考にしていただけたら、と思い、
今回は、心理関係の資格や相談先を探すヒントをお伝えします。
先輩ママの体験談
先輩ママの体験談
環境を変えれば学校に行けるようになると思っていました
娘は高校1年の秋に学校に行けなくなりました。
頭が痛い、お腹が痛い、吐き気がする、無理...
布団から起き上がれない娘を見て、
なんで?どうしてあげたらいい?まずは内科に行けばいい?いつまで続くの?友達とのトラブルのストレスが原因?
心配と不安な気持ちでいっぱいでした。
当時、クラスや部活の友達と上手くいかないこと、部活の顧問の先生と合わないことが原因だと考えていたので、
環境を変えれば学校に行けるようになると思っていました。不登校という学びの旅
不登校は、とても辛く、自分を責めてばかりいましたが、
この期間中に学んだことは、
私にとって必要な旅・Journeyだった気がします。
もちろん、その過程は緩やかではありませんが、
今は、息子が、夫が、というよりも、
自分で自分の心の平穏を保てているように思います。
今も学びの最中。
自分の気持ちを探り、焦らず、マイペースに。
そして、みんさんの3つの呪文も忘れずに。
なるようにしかならん
何が起きても大丈夫
問題は起きた時に考えれば大丈夫良かれと娘を想う母心
娘の明るい未来を夢見て、
小さい頃から何かと口をだし、
習い事などたくさんの経験をさせてきました。
しかし、ある日ぱたりと学校へ行けなくなった、
娘の表情は固く、目は死んでいました。
そんな娘を目の当たりにしても、娘の気持ちのわからない私は、
普通じゃなくなった娘への怒り、
なぜ私だけがこんな目に遭うのかという戸惑いと焦りで、
眠れない日々を過ごし、
寝不足から頭がますます混乱して辛かった。
すべては、娘が学校へ行かないからだと、娘が憎くて仕方なかった。
でも、私は、今、娘が大好きです。知識は身を助ける
まだファミラボを知る前、「不登校の子どもを元気に出来るのはお母さんだけ!」なんて言われると、なぜいつも頑張らなきゃいけないのは母親なの?と正直思った。
これ以上何を頑張ればよいのかと。
不登校になった我が子を見るだけで、混乱し、苦しくて、もうヘトヘトだったから…。“きっかけ”は仲間と共に
私がファミラボを知るきっかけになったのは、友人の紹介です。
不登校になりたての時、私の辛さをわかってくれるママに出会えたこと、
これが私の不登校でのターニングポイントとなりました。
その後、ファミラボでたくさんの仲間とめぐり逢い、
いろいろな気づきがあっただけでなく、
同じように悩みを持つ仲間とグチを言い合ったり、
泣いたり怒ったり、嬉しいことも一緒に喜んだりと、
成長しあえる仲間が出来たことが、私の一番の宝物です。自分を知っていくこと
ファミラボのことを知ったのは、
先に傾聴やコミュニケーションの勉強していた友達からでした。
初めは、自分の勉強としていいな、くらいに思っていました。
その後、子どもが学校に行かないことが普通になり、
私にも参加資格があるよね、と傾聴勉強会に参加を決めました。一人ひとり、であること
高校1年で突然不登校になった息子の事をまるで自分の事のように考えて一生懸命でした。
学校に戻る、ゲームから離す。その事で頭がいっぱいになり、伝えたい事がお互い伝わらずぶつかり合い、会話すらなくなりました。
状況は更に悪くなり、体も頭も停止、何もできない、動けない、助けて、誰か教えてほしい。そんな時、ファミラボを知り、傾聴会に参加し、勉強をはじめる決意をしました。学びは最強のお守り
娘が中学校で不登校になり、生活の何もかもが一変しました。
スクールカウンセラーさんに必死の相談するも返ってくる言葉は毎回、
「それでいいですよ」。
何がそれでいいのか?これでいいわけないだろ!と、
業を煮やした私は、
早く何とかしなければと自ら情報収集を始めたところ、
運良くmixiのコミュニティへ繋がることが出来ました。家にいても、できることはたくさんありました
私が動かないと何も動かない、私がなんとかせねば、といつも切羽詰まり、プレッシャーを感じていました。
ファミラボに参加し、自他分離を学んで、今までいかに私が家族の中心にいて、家族のあらゆることに関わっていたかを知りました。次男、君もか~
高校1年から本格的に不登校になった長男が、通信制高校に編入、そして何とか卒業。
その後、専門学校へ進学し、休みがちながらも登校し始めたタイミングで、6歳下の次男がどんよりした顔で「今日休む」とベッドで毎日言い始めたのが、中学2年生の秋でした。
たまに宿題が終わらないから休みたいと言うことはあったけれど、友達もいてほぼ毎日登校していた次男だったので本当に驚きました。