column

ママ応援コラム

つながる

不登校親の会の必要性について

mixiで某関西出身のママさんが、

自分はコミュニケーション得意と思っていたけれど、
mixiに参加してから、躓いてばかり。
そして自分の弱さや苦手な部分がイヤっちゅーほど出るわ出るわ…
え?え?私ってそんな人間だったの?って驚いてばかりです(^^;

と仰られいて、
思わず「関西人あるある~!」と共感ではなく同感してしまいました(#^^#)

私、このママさんのこと、尊敬しているのです。

これが私やねん!

私はビビリだったので、自分の事があからさまになってしまうような場所には、
片足チョン…と突っ込んで、ヒャーって下がって、また片足チョン…を繰り返し10数年・笑

このママさんみたいに「ダイブ」はできませんでした。
少しずつ少しずつの自己理解。

でね、関西人って、パターンで話することが多い。
いわゆるノリ突込みと言われる風に(笑)
頭の中にある程度、知らず知らずのうちにひな形が出来上がっている感じ。

なので、レスポンスも早いし、おしゃべりが多いんです。
ですが、自分の心とつながって話せてないんですね。

さらに、自分の意に反することが起きると、パッコーン!と切れやすい。ww
当然という姿勢で攻め込んできます(笑)(過去の私(;^_^A)

何で怒ってるの?と聞いたら、大抵「べき」です。


私は自分とつながって話すようになってから、ずいぶんと静かになりました。
言葉がね、そんなにスラスラ出てこないんです。

でも、なんだか今は、自分を取り戻した感じがしています。


コミュ障でもいいやん。ゆっくりでもいいやん。あほでもいいやん。
好きに言うてて。
これが私やねん!って感じです。

親の会は「気づきの場」

お子さんが学校が苦手になった時は、
できれば親の会に参加してほしいな~と私は考えています。


親の会に参加する意味はいろいろとあって、

一番大きいのは「気づきの場である」だと私は考えています。


相談機関に相談に行っていても、カウンセラーさんは優しいので、
「それ、独りよがりです。お子さんはどう考えてますか?」
なんて、ツッコんでくれません。

書物やネットなどを見ていても、人はやり取りがないと、
自分がこう思いたい…と思った方向に受け取るという傾向があって、
本来受けとれればいいな~ということが入ってこないのです。


ところがママ同士だと、立場がフラットなので、
案外おしゃべりの中で気づくことが多いんですね。

あれ、私こんな風に思ってたけど、ちがうの?などなど(笑)


NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ主催の会に参加されたママたちの多くは、

「目から鱗」

と言われることがすごく多いんです。
それで、ググッと気持ちが楽になってくる…という方がほとんどなんです。


なので、親の会には、自分が楽になるように「気づき」を受け取りに行ってほしいのです。

あとは、情報交換や心のスペースを空ける目的。
そして、どうすればいいのか方法を知る場所としても活用できます。

色々な親の会があります。
ぜひ、自分に合った場所を探してみてください。

正しさを求めず、色々な人と話してみよう

学校の苦手な子のママは大抵謙虚すぎるぐらい謙虚です。
自分の言動にビクビクしている方が多いんですね。

いや、そんなにビビらんでも…と思うのですが、
自分が子どもの足を引っ張ってしまったらどうしよう…と心配になっていらっしゃるんです。


でも、中には稀に、
「自分のやっていることは正しい。」
と胸を張ってらっしゃる方もいます。

実はこれが謙虚すぎるよりもっと怖い。

そもそも、言動に「正しい」「正しくない」なんてないのです。
何事もすべて、時と場合によるわけです。
ですので、〇✖を付けているという事に問題があるんですね。


こういう人は言い切ります。
人の話は聞きません。

そして子どもから学ぼうとはしません。

観察しようとしません。
確認しようともしません。

言ってきた言葉のみに反応して、自分の中の定規で判断します。

「まぁいいねんけどなぁ。。。」
とあたかも自分の持ち物のような発言も出ます。

人に対して本当の意味での関心も薄いです。


これ読んでドキっとした人は、ぜひ、色々なママの話を聞いてみて欲しいんです。

人の数だけ価値観や考え方はあります。
こういう人にこそ、親の会は必要です。

人との関わり方は自由

知らない人と話すことは、勇気が要りますね。
なので、始めは、
情報をもらいに行く。
聞きに行く。
というスタンスで行かれるといいでしょう。

私は話したくない人は話さなくてもいいと思っています。
「傾聴」に来られるママさんも、やり取りをほとんどしないママさんもいらっしゃいます。

それでも誰も責めたりはしません。
仲間です♪

会話を聞いているだけで楽しい~。ためになる~。
そんな風に感じる人がいることも、みんな知っているからです。


すこーしだけ勇気を振り絞って参加してみると、
今の現状の何かが変わるかもしれない。
そう思うと 勇気を振り絞る価値があるとは思いませんか?
このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。
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