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ママ応援コラム

進路について

多様化する進路・生き方

「母親ノート法」ご受講の小学生のママさんから
この先の進路ってどんなのがあるかわかると安心です~というお言葉を聞いたので、
今回は、進路についてお話していこうと思います。

いや~それにしても、この数年、
びっくりするほど教育の多様化が進んできています。

私がしんどかった時期は、10年以上前なので、
なんともうらやましいな~という時代になりました。

学歴は関係あるのか?

うちの息子の大学は、ごくごく普通の大学で、
学校が苦手で、高認ルートや通信、単位制ルートの子も結構いて、
ちょっと勉強したら誰でも入れるんちゃう?と思うような、
そのレベルの大学なのですが、

先日、息子から聞いた話で、
とある先輩がゼミの先生に、

「マイナビ内定出ました~。
 あと、ベンチャー数件内定が出ていて
 そっちのほうが 面白そうなんですよね~。」

と話していたということ。。。

マイナビといえば、大手企業。
でも、内定が出ているということは、
企業も大学で人を選別するのではなくなってきているようです。


やっぱり「人」なんですね。


こんな時代だからこそ、古い教育にとらわれずに、
その子の持っている力が伸びる環境を選択していけばいい。

いや、そのほうが将来的にはいいんじゃない?
ということになってまいります。

どんな学校が出てきてるのか?

【小学生の時期】

この年齢は、まだまだ選択肢が少ないのですが、
色々な個性的な教育システムで子どもたちの力を伸ばす
「フリースクール」と呼ばれているシステムがあります。

最近はとても人気が出てきていて、定員になっているところも多いようです。
その学校、学校で個性があるので、興味がありましたら調べてみてくださいね。

当たり外れもあるようですが、
自由でこどもの「やりたい」気持ちを引き出してくれて、応援してくれるところが多いようです。


「ホームエデュケーション」を選択する方法もあります。
お家で育つ方法です。

私が以前に関わらせていただいていた小学生のお子さんは、
これを選んでおられて、
お家で通信教育の勉強をして、
気が向けば学校、地域の居場所的なところを利用しておられました。
お子さん、イキイキしてとても楽しそう。

そして、ホームエデュケーションを選択しているおうちの交流会グループなどもあります。
月に一度ぐらい集まって、みんなで遊ぶ会や情報交換などもしておられるようです。


放課後ディサービスを使う方法もあります。
これを希望するときは、ドクターの診断が必要になってまいります。

行政の適応指導教室でも、小学生が行ってもいいところがあるようです。
病院でディサービスを持っているところもあります。


あれやれ、これやれ…というメニューが決まっていないところが多いので、
お子さんの選択する力が伸びる感じがしています。
(今の子たちには、弱い力だよね)


「中学生の時期」

小学生と同じくフリースクールがあります。
中学生になると、受け入れているフリースクールの数はどんと増えるようです。
インターナショナル系のフリースクールもあります。


適応指導教室の利用者も小学生よりは増えます。
ただ、指導者次第…なので、合えばいいよね~という感じがしています。


この時期は、お家で哲学をするお子さんも多いようです。
哲学の時期はさなぎの時期。
とても大切な心の成長期なので、大切にしてあげたいですね。

義務教育終了!

義務教育が終了した後は、寿命がくるまで好きに学んでいい時期となります。

いくつからでも勉強ができる自由って、本当に素敵~。


高校の全日制以外の選択肢として、

高卒資格を取りたい人は、
・高等専修学校
・通信・単位制高等学校
・定時制高等学校
・高等専門学校
・サポート校(専門学校と高校が連携している学校)
・高卒認定試験(これは、その上の高等教育卒業しないと中卒です)
・留学する

などがあります。


特に、
通信制・単位制高等学校、サポート校は、
学校によってシステムが様々。

週5日、週2~3日、2週間に1度、月に1度、年に数日間、などなど、
学校内でコースも多彩に用意されているところがあります。

コースが合わなければ、学校を変わらずにスライドできて、
自分に合ったコースを体験的に選択していくことができるのが、魅力かもしれません。


年齢層も幅広いようです。
うちの息子がいた高校でも、20代の人もいたそうですし、
定時制の夜間などに行くと、お爺ちゃん、おばあちゃんもいるようです。

凝り固まった価値観を変えるには、異年齢の集団って魅力的ですよね~。


ただ、大学とは違って、
1回どこかを卒業して、高卒資格を取ると、
もう一度高校の勉強がしたいと思っても、再入学は確かできない?

私もできれば、もう一度高校の勉強がしたーい。
そんな場合は、予備校ということになるのかもしれませんね。

高卒資格の次は

まだ学びを続けたい人や専門知識をつけたい人は、
高等教育課程に進むということになります。

・各種専門学校
・短期大学
・大学

などです。


もうここまでくると、何歳からでも自由にお好きにどうぞ~って感じです。


高卒でしばらく社会経験してから入るのもよし、
海外脱出してから学ぶのもよし。


ママたちの話を聞いていると、
高等教育出すまでが親の責任…、みたいに考えているママも多いのだけれど、

もうこの年齢になると、自由にしたいんと違うかな~。


お金の応援をしてあげたいと思うのであれば、
行くとなった場合の学費だけ用意しておいてあげて、
もう、親の仕事は、おっしまーい!にしてもらっても大丈夫。


一緒に住んでいたとしても、
シェアハウスの住人だと思えばいいと思います。

今度は、自分たちの人生の楽しみに向かってくださいね。

生きていくのは何とでもなる

生き方も多様化してきています。
結果主義・成果主義・競争社会ではない、分かち合う社会。

タイにはエコライフを学ぶバーマカルチャーコースがあって、
日本の若者がたくさん学びに来ているようです。

私たちの世代の知らないうちに、世の中はどんどんと多様化。
進化しているようです。


なので、生きていくのは何とでもなるから。


今、うちのアウトロー君は心理の知識を生かしてのコミュニティづくり、
つまり、社会活動の分野へ進んでいきたいと考えているようです。
もし、私自身が社会活動のことを何も知らなければ、
やっぱり恐怖は出ると思うんですね。

仮に、うちの子どもたちのどちらかが、
私の全く知らない社会で生きていくと言ったら、
それはやっぱり不安だし、怖いことだと思うんです。

でも、それは自分の不安や恐怖であって、
子どもたちを止める権利は私にはないわけです。


少し前の本に「チーズはどこへ消えた」という本があったのですが、
この本は、なくなったものにしがみつかずに、
次を見て、探していこうよ…という内容で、

Movement In A New Direction Helps You Find New Cheese.
恐怖を乗り越えれば楽な気持になる

という言葉が出てきます。


学校が苦手な子のママの一番のしんどいことは、

子どもたちが、自分が知らない世界で生きていくことになるかもしれないことへの恐怖

ではないでしょうか?


でも、これだけ多様になった社会。
子どもたちが自分の幸せを見つけるプロセスの邪魔にだけはならないように、

自分の恐怖は、自分のもの

であることに、自覚的に生きていけるようにしたいものだよね~と、
思う今日この頃です。


今回は、いろいろな進路選択や生き方について書いてまいりましたが、
だからといって、お子さんに勧めないように^^。

ママの安心材料として書いていることを、ご理解くださいね。


子どもたちよ、広い社会に自由に飛んでいけ~。
このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。
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