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ママ応援コラム

自分をどうにかする方法

優しい虐待

先日mixiの掲示板でのお話。

スクールカウンセラーに、

「お母さんのやっていることは優しい虐待というんですよ。」

と言われ、大きなショックを受けられたママさんが書き込みされていました。


起きる時間やゲームの時間、寝る時間の決まりがあるにも関わらず、
毅然とした声掛けができず、簡単な声掛けをしてやらなければ放置。

そんな親の言動を「優しい虐待」と表現されたようです。

親の言動不一致は混乱の元

本来優しい虐待という言葉は、
いい子を強いられたお子さんに使う事が多い言葉ですが、
このカウンセラーさんは、少し違った意味合いで使われたようです。

それに対してママさんは、
「これからは毅然とした態度で挑みます」
と書かれていたので、

思わず「ちゃうちゃう。」と声を掛けました。


そもそも、中学3年生にもなった男の子に、
母親が毅然とした態度で接したとしても、
大抵、言う事なんか聞くはずもないし、
それでも、ママさんが頑張っちゃえば、ケガをさせられるのがオチですよ。


カウンセラーさんが言っているのは、
親の言動不一致の問題なのです。(たぶんね…)

ルールを作っておいて守らせないというのは、
言動不一致なわけです。


こんな事をすると、
子どもは罪悪感を感じながら、日々を過ごさないといけないのです。

これこそが「虐待」。
家にいても、心休まらない状態ですよね。

まずは、信頼関係の構築

では、どうしたらいいかというと、
そんな守られもしないようなルールは取っ払って、
守れるようなルールに変えることが必要になります。

ただし、ルールを作るのは、親子の本当の意味での信頼関係ができて、
ママさんがきちんと言葉出しができるようになってからです。


親は自分を愛していない、と子どもが思っていて、
尚且つ、人として尊敬できない親のいう事なんか、誰が聞くものですか。


母親ノート法を始められたママさんに初めにしていただくことは、
愛のある信頼関係の構築なわけですが、
その間に、ママさんたちにスケジュールをきちんと書き出す作業をしていただきます。


お家生活の子どもたちには、スケジュールがありません。
なので、子どもたちはママのスケジュールを見て、自分の行動を決める子が多いんです。


あるママさんは、とても衝動が強く、思いついたら行動のママだったので、
スケジュールを貼ることにとても抵抗してらっしゃったのですが、
踏ん張って貼って見られたら、
子どもたちがそれを何度も見ていた…と、嬉しそうに話してくださったんです。

それに、自分の衝動を抑えるにも 役に立つ…ってね。


でしょ~・笑
子どもって、そんなものなのです。

きちんと言葉で伝えていく

信頼関係ができてきたら、
例えば、食事の前には少し早めに声をかけて、
テーブルを拭いてもらう事をお願いしてみたり、
簡単なお手伝いを頼んでいきます。

こうして、ママさんが言葉をきちんと出せるようになれば、
子どもとの間のルール決めも、とても簡単になります。


それは、お互いに思いやりのある関係が作れるからなんですね。


学校が苦手になる子の多くは、
何となく、では、愛情や思いやりは構築されません。

きちんと言葉で伝えていく必要があるわけです。

その子の「今」にあった対応でOK

このように、
もし、スクールカウンセラーや相談機関が、
安易にルールを決めて、や、
お手伝いをさせましょう、など言ってきても、
それを鵜呑みにする必要はない、と私は考えています。


その子の「今」にあった対応でOK。


そして、ここがポイント。

大切なのは、自分の気持ちと言葉や行動が一致している事。

ルールを決めたら必ず守らせる。
逆説的に言うと、守れないようなルールは作らない。
このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。
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