column

ママ応援コラム

不登校について

緊張性の不登校

学校に行けなくなったお子さんで、
なぜいけないのか本人もわからない、
というケースの中で、

「緊張性の不登校」というものがあります。

このケースは、発達の特性が若干あるお子さんに多いケースかもしれません。

緊張状態とは

我が家のアウトロー息子の中学時代の言葉を紹介しますね。

「僕にとって授業と授業の間の10分休憩は
 休憩ではなく
 次の授業が始まるのを待つ
 とても緊張した時間なんだ。」

いかがでしょうか?

緊張が抜けない感じを、受け取っていただけましたでしょうか?


一般的なお子さんというのは、
授業中の45分~60分の間、気持ちを緩めたり張りつめたりを、
穏やかに繰り返しています。


ところが 緩めるタイミングのつかみにくい子どもたちは、
ずっと張り詰めているわけです。

ですので、非常に非常に疲れ果ててしまいます。

自分の状態に気づかない!?

ところが本人たち、自分だけがずっと緊張している状態であることがわかりません。
そのわからない状態で、一日何時間も学校で過ごすことになります。

これでは、体が拒否反応を起こしても仕方ありません。

授業運営の上手な先生であれば、授業の途中で笑いを入れたり、
15分授業したら、ちょっと息抜きにストレッチをいれてくれたりするのですが、

クラスが荒れていて、先生に余裕がなかったり、
くそまじめな先生で、授業時間中ずっと張りつめた空気を醸し出したりしていると、
緊張を緩めるタイミングが分かりづらい子どもにとっては、
本当に苦痛だけの場所となってしまいます。

それに加えて、我が家のアウトローのように、
休み時間まで緊張しているとなると、
こりゃもう、学校へ行けなくなっても仕方ない。。。

うちはアウトローですので、
自分の体調に合わせて行ったり行かなかったりというバイオリズムで、
完全不登校にならなかったのですが、

アウトローではなく、まじめなお子さんの場合は、
頑張りすぎちゃって、心のエネルギーが欠乏して、完全不登校になってしまうことも多いです。

ポイントは、環境づくり

もし、自分のお子さんがこういったケースの場合は、
エネルギー回復まで、少しお家でゆっくりさせてあげてください。

ポイントは子どもが罪悪感を感じないような環境づくり。

罪悪感を感じながらお家にいると家でも緊張して、エネルギーの回復は遅れてしまいます。

そして、お子さんが充電中にお母さんは、
相談機関や司令塔になる人と相談なさって、
必要であれば、学校への理解や支援のお願いなどをしておかれることと、

お子さんが、社会に戻った暁に、
ストレスコントロールをしてあげられるような、コミュニケーションスキルを身につけること。

こんなことをなさっておられるといいのではないでしょうか?

子のために、ママができること

できれば、どうしてそんなに緊張しちゃうのか、がわかるとベストです。

例えば、人の目がとても気になってしまって緊張するお子さんの場合、

・自分の感情や人の感情が少しわかり辛い
・視野が狭い
・想像することが少し苦手
・聴覚からの情報処理が苦手
・先の見通しが立て辛い

等の要因が潜んでいることが多いのであります。


のちに元気になって、集団に混じる事ができるようになったとしても、

自分の気持ちや感情がわかりにくい = 自分がない

なので、後々に鬱になったり、生き辛くなったりしてしまいます。


この事への対処には、
ママが共感のコミュニケーションを取れるようになることや、主語を明確にした生活をすること、
そして、選択活動をしっかりとできるようになっておくことなどが有効です。


ママ、忙しいですよね。
不安がったり、泣いている暇はありません。

でも、方法はちゃんとあるんだから、心配しないで~。
やるだけです^^。
このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。
一覧に戻る