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ママ応援コラム

不登校について

不登校:回復はこの順番で

先日の勉強会で、子どもたちの状態の変化を、
この図を使って説明してみました。

学校が苦手でお家生活のお子さんは、
いろいろと否定されたり、辛くしんどい経験を重ねて下段右端に達し、
もうこれ以上傷つきたくない、、、と、
下の段に居ることをチョイスした状態です。

下段左にいると、否定的な感情になることはありませんが、
肯定的な感情になることもありません。

つまり「無感情領域」です。

どんどんと共感して、愛のメッセージを伝えてね

「無感情領域」にいると、
否定的感情と肯定的感情のバランスが崩れている状態なので、
ママたちにはどんどんと共感して、「愛してる」が伝わるように表現して、

自然な形で、お子さんが時計回りに、
「価値ある生活」に入っていけるように応援してあげてほしいのです。


学校が苦手になる子は、表現の弱い肯定のメッセージを受け取ることが苦手な子が多いです。

例えば、友達と遊んでいる時、
普通に遊んでいることで、
それは「その場にいていいよ…」と承認されていることになるわけですが、

それがわかりにくいので、もっとはっきりとした承認が欲しくなり、

成績をあげようと躍起になったり、
友だちに何かをプレゼントしてみたり、
見える形で「レッテル」を貼られるという承認を欲しがる子、

なども多いわけです。

そのため、ママの愛のメッセージも、わかりやすく出さないと、それは承認につながっていかないんですね。

受け入れてくれる“場所”のある安心感

それから、学校が苦手になって、
でも、親を当てにすることができずに、
わかって欲しいや、つながりや、満たされることを体験せずに、
社会復帰する子もいるわけですが(図の右下から右上の矢印)

やっぱり学校が苦手な子は、繊細な心の持ち主であり、
頓珍漢な受け取りをしやすかったりする子であることは変わりなく、
傷つきやすい子どもたちであることは確かです。

できれば、傷ついたときに、
時計と逆回りに戻って欲しいな~(右上から左上へ)
承認してくれる人、傷ついたときに帰ってくる場所、
そんな場所があることを自覚して、社会に出てくれるといいな~、
と、私はそう考えているのです。

そうではないと、今度傷ついて「もう無理!!」となった時が怖いのです。

ゆっくりで大丈夫

チャレンジには、否定的感情と肯定的感情の両方が、必ずついてきます。

そのため、挑んで、否定的感情が多くなった時には、

少しお休みして、
上部左側で、ゆったりし、
そして、又挑んで、、、

と、少しずつ自分にとっての価値を手に入れるために挑戦しています。


時間はかかるかもしれません。

でも、順序立ててきちんと回復したお子さんは、
またしんどくなった時にも左回りになるので、最悪の結果になることだけは防げる。

私はそんな風に考えているのです。
このコラムは、当法人相談役である谷田ひろみの私設ブログより、特にすぐ実践できるようなものを抜粋し、加筆・修正して掲載しています。
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