不登校の対応は急がば回れ。
NPOの掲示板の方へ
お子さんの病院に行くことについてのご質問をいただきました。
本人は乗り気じゃないけれど 進めてもいいものでしょうか?
という内容でした。
時々、こういうご質問をいただきます。
で、ママにしたら できれば行ってほしいので
何とか行ってくれるように 策略をめぐらすんですね・笑
このママさんは予約日が近くなったら
子どもに話してみます。
って仰られていたのですが、
それは、私は姑息だと思うんですね。
これは、お子さんの問題なので
お子さんに知る権利も 決める権利もあると思うのです。
ママが本気でお子さんに必要だと思えば
言葉を尽くして 必死で分かってもらう努力をする。
学校が苦手な子もね
自分に必要なんだと理解すると
きちんと動くんです。
嫌でも動きます。
だから、きちんと正面から向かい合って
説明してあげてほしいんです。
必要だったら筆談を使われるといいでしょう。
その上でね、お子さんが嫌がったら
通院はまだ時期が早いってことなんですね。
もし、伝える技術に自信がないのであれば
まずはママがそれを勉強してから 伝えてもいいと思うのです。
急がば回れ…です。
順序を踏んでいかれることを お勧めしたいな~と
そんな風に考えます。
また、ママが誰のために受診してほしいのか
それが100パーセントお子さんのためだとわかるような
信頼関係が親子で出ると
お子さんは動いてくれやすくなります。
病院を勧めるということは
ある意味 今の状態を否定していることになるのです。
ママが何かしたいって思うときはね
自分の不安を解消するための時と
真にお子さんのためを思ってのことと
2パターンあります。
子どもはすぐに ママの言動の動機がどちらであるか見抜きます。
なので、ママの動機が前者であるならば
まずは自分を見つめなおすことかな。
自分としっかりと向き合って
ありのままのお子さんを受容できるようになった時
子どもはママの言うことに耳を傾けてくれるようになります。
カウンセリングを受けてほしいのですが
どんな風に話せばいいですか?
というご質問も時々いただきます。
思春期の子どもたちは とてもカウンセリングを嫌がります。
特に男の子は 嫌がるお子さんが多いのです。
これも、同じことでね
ママがまずカウンセリングを受けてみる。
お子さんはその様子を観察しているわけです。
で、ママがお子さんの望むような姿に変容してきたときに
お子さんは得体のしれない「カウンセリング」というものに対して
少しだけ信頼をもって受けてくれるようになるのです。
とにかく、先にも書きましたが
不登校の対応は急がば回れ。
お子さんに何らかの影響を与えたかったら
まずは、自分を変えていくことなんですよね。
必要な人に届きますように。
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