学校が苦手な子に多い「自己中心性」3
学校が苦手な子に多い「自己中心性」
昨日、おとついと ディビッド・エルカインド博士が提唱された
青年期の自己中心性の中の
「想像上の顧客」「個人的寓話」とお伝えしてきました。
本日は「自己焦点」についてお伝えしてまいります。
「自己焦点」とは
他者の考えや思いよりもむしろ
自分自身の内面の考え、思いの方に注目するというものです。
これはね、案外大人にも多い事です。
そもそもエルカインド博士の自己中心性は
青年期の子どもになら誰にでもあり
だいたい18歳ぐらいで収束されてくると言われているものですが
学校が苦手なこどもたちは 少し傾向が濃いのかなぁ…と感じていて
そして、中には
大人になっても これらの傾向が多く残っている人も多いようです。
例えば
SNSの投稿なんかに
すぐに「私は」と自分の話を書いちゃう人・笑
何でもかんでも 自分と結び付けて考えちゃう人。
そんな人たちなんかも
相手にあまり興味がない人たちと言えるのかもしれません。
発達の特性のある人にも
この傾向がある人も多いです。
相手を見ていない。
周りを見ていない。
世界の中心は自分で
自分の内的な考えや出来事で
その人の人生はほとんど埋められているような感じ。
このケースは とにかく
お子さんの感情にママが興味を持ち続ける事だと
私は考えています。
ついね、人の話を聴いていると
話の方に興味を持っちゃって
話している人からは興味が外れてしまう。
というのが 世の常です。
それを踏ん張って
話の内容ではなく 話し手への興味を外さない事。
そして、ママ自身がね
自分の感情にも 興味を持ってほしいのです。
自分の感情がわかり辛い人は
相手の感情に 興味を持ち辛くなっちゃうんです。
でね 感情って感じるものではなくて
実は「ある」ものなんです。
感情は体の中のどこかに「ある」んですね。
例えば悲しい時なんかは
私は胸の中心に悲しみはいます。
凹んだ時は 上半身の力が抜ける感じ。
なので 両サイドの肩の後ろ側に凹みちゃんはいるような気がしています。
なので、感情を感じるという事は
その存在をしっかりと認めてあげるっていう事だと
言えるかもしれません。
で、ママがその存在がわかるようになってくると
今度は 話し手の中の
その存在に気づき、
時には 相手の感情がシンクロしてくるようにもなってきます。
これが本当の意味での感情理解です。
で、ママがお子さんの感情に興味を持つと
子どもも自分の感情に興味を持つようになります。
そして、自分の感情に興味を持てるようになると
相手の感情にも興味を持つ。
つまり、興味が自分から外部に移る。
⇒自己焦点 からの 成長
という事になります。
もし、自分の感情の存在がわかりにくいママがいたら
カウンセリング行くとか
コミュニケーショントレーニング受けるとかで
誰かにその存在を見つけるのを手伝ってもらうと早いです。
これも継続ww
意識して 続けてみてくださいね~。
さて、3日間 エルカインド博士の
「青年期の自己中心性」についてお伝えしてまいりました。
自己中心性には触れていませんが
こちらの本も とてもためになる 楽しく読める本です。
もし、発達心理学について興味が出たら
よければ よんでみてください。
必要な人に届きますように。
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