学校が苦手な子に多い「自己中心性」2
こんにちは、みんです。
母親ノート法を続けながら
思いやりのコミュニケーショントレーニングBASICを
先日終了されたママのところの中学生ボーイ。
「バカ、クソ、死ね。」
の言葉が大好きで
ママに無理難題ばかり押し付けていたお子さんだったのですが
一気に優しくなったとママさんからご報告がありました。
気持ちも学校に向いてきたようで
制服の話なんかも 自分でしてくるようになりました。
原因はママの感情がとても穏やかになった事もあるのでしょうが
大きいのは ママがご自身の内面で起きていることを
わかりやすくお子さんに伝えられるようになったからかなぁ…。
と、そんな風に考えています。
子どもはみんなママの事が大好き。
それなのに 無理難題言ってくるのは
ママの気持ちなんかがわかってないからであることが
ほとんどです。
わかりやすく、明確に伝える事で
「わかった。」となる子も多く
そして、ママにとって嫌な事も減り
ママの機嫌もよくなっていく。
なので、子どもも楽になる。
という風によい循環を起こしていきます。
抜けている勉強の事や 聴覚が過敏なことなど
いろいろとハードルはあるわけですが
「行きたい」という気持ちにフィットするような
登校パターンを考えていけるといいな~。
そんな風に 考えています。
昨日に引き続き 今日も
青年期の「自己中心性」についてお伝えしてまいります。
昨日は
自分の考えていることは
他の人もそう思っているに違いない。
と勘違いしちゃう
「想像上の顧客」と呼ばれるものについてお伝えしました。
今日は
「個人的寓話」と呼ばれる傾向についてお話ししてまいります。
「個人的寓話」とは
青年期、自分は多くの人にとってとても大切な存在だと信じていることから
自分の関心や感情はとても特殊で独自なものだと思い込む。
ということで
例えば ヒーローものに出てくるヒーローは万能であったり
不死であったりするわけですが
こういう物を見て育つと
思春期に自分の感情は独自のもので特別なものなんだ。
という錯覚をもつわけです。
これは悪いという物ではなく
これがあるからこそ 頑張れる…という側面もあります。
が、自分が特別…という気持ちがあると
悲しんだとしても 凹んだとしても
それは特別なんだ。
と、思い込むため、
「まぁ、そんなもんやろ。」と
つながりにくく
独自の妄想ストーリーの中で 苦しむ事にもつながっていきます。
こういうお子さんに対しては
先ほど書いたように 何かあった時にも
「世の中そんなもんやで。」
「普通でええねん。」
「あんただけちゃうし。」
のように、何事も大きく受け止めずに
淡々と 曖昧な言葉出しをして上げるといいかもです。
そして、聞き上手になってあげる。
この子の中で 今どんな考えが起きているんだろう。
どんな思考回路で こういう考えになったんだろう。
というところに興味を持ってあげて
話を聴き、
時には 確認の意味での質問も入れていくというやり取りをしていただくと
少しずつですが
自分は特別でなくてもいいんだな~というところに
考えがいたってくれるようになってきます。
昨日と同じで
これも継続が大切。
ママの話の聞くときの関心は
「お子さんの心の動きの観察。」
に 絞って聞いてみるということを 続けてみてくださいね。
必要な人に届きますように。
ブログランキングに登録しております。 本日の記事 参考になったらポチっとよろしくお願いいたします。
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
★2024年ファミスペin関東⇒ポチ
★毎朝LINEでお届けするメールマガジン⇒ポチ
★参加を迷っているママさんへ、初参加の皆さんからいただいた感想はこちら。⇒ポチ
【現在参加受付中のお茶会、勉強会情報】
■ 10月3・5日 ONLINE不登校ママの会「コンパッション」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月5日(土)神奈川不登校ママの会「リップル」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月8日(火)宝塚不登校ママの会「カラット」交流会⇒ポチ
■ 10月8日(火)東京不登校ママの会「リボーン2」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月15日(火)埼玉不登校ママの会「リボーンさいたま」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月19日(土)大阪不登校ママの会「リッスン」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月26日(土)名古屋不登校ママの会「ラポール」傾聴勉強会⇒ポチ
※もっと先の情報はこちらをどうぞ⇒ポチ
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
各支部活動の様子はこちらをご覧ください⇒ポチ