学校が苦手な子に多い「自己中心性」1
こんにちは、みんです。
先日、コミュニケーション・トレーニングを受けられたママ達の
フォローアップを開催しました。
フォローアップは 今ママ達のお困りをお聞きして
それについて解説したり、対処法を一緒に考えていく
お子さんへの理解を深めていく内容です。
本日ご参加のママさんのお子さんにもあった傾向で
「自己中心性」といわれるもの。
学校が苦手なお子さんには本当に多い傾向です。
ですので 本日から3回に分けて
この自己中心性について解説と対処をお知らせしてまいります。
「自己中心性」は発達心理学者のピアジェが提唱した考えで
小さい子が相手の立場に立つことができないということを示したことです。
ところが、大きくなって相手の立場に立てるようになると
別の意味での「自己中心性」が出てきます。
青年期の「自己中心性」についてはエルカインド博士が
次の3つを挙げました。
「想像上の顧客」
「個人的寓話」
「自己焦点」
本日はこの中の「想像上の顧客」について
お伝えしてまいります。
「想像上の顧客」とは
他者も自分の事を自分自身と同じぐらい批判や称賛をもって見ている。
という前提に立って、反応を常に予期し
それに向けて反応しているというものです。
うちの子 人一倍人に気遣いができる子なんです。
というママが 時たまいらっしゃるのですが
それは この現象が起きていることが多いのです。
常に人がどう反応するか先読みをしている子。
言葉を変えて言うと
実際の相手を見ていない。
実際の相手から、正しく情報を得ることが苦手な子、とも
言えるのかもしれません。
これをしていると、疲れるし
自分で自分の事ダメな奴…なんかになってしまうと
周りのみんなもそう思っているに違いない。
となるわけですから
そりゃ、学校にも行きにくいし
ご近所も ウロウロできなくなっちゃいますよね。
それに 予想が当たらないことも多くて
ギョエ~とびっくりすることも多いかもしれません。
それに 私が考えていることは
ママもそう思っているに違いない。
ともなるわけですので
ママはわかって当たり前。
とも なっているかもしれません。
確かに子どもの好みや考えていることは
親は近しい存在なので わかることも多い。
なので、リクエストしなくても
必要とすることはママがやってくれていることが多い。
となると
この考えが強化されてもしかたがないのです。
こういうケースは
まず 日常から
・子どもにリクエストされたことしかしない。
・あなたはそう思うのね。と 主語をつける。
・ママはこう考えるの。と こちらも主語をつける。
・物はできるだけ 個人所有物にする。
(例えば、我が家はドライヤーが家族数あります)
・金の切れ目は縁の切れ目
(小遣い性を明確にして 何でも自分でやりくりしてもらう)
・ママの感情や考えていることを伝えるトレーニングをして
それを伝えていくようにする。
・子どもの意見に同感はしない。共感する。
などなどが 対策として上げられます。
家族でも 考えている事は当たらないものだ。
という事と
人を知るという事は 相手の感情に興味を持つことなんだよ~。
とモデルで伝えていくわけです。
ね、意外と意識するとすぐにできそうでしょ^^。
お子さんに この傾向があるな~とおもわれたら
続けて意識してやってみてくださいね。
何事も 継続が大切です。
必要な人に届きますように。
ブログランキングに登録しております。 本日の記事 参考になったらポチっとよろしくお願いいたします。
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
★2024年ファミスペin関東⇒ポチ
★毎朝LINEでお届けするメールマガジン⇒ポチ
★参加を迷っているママさんへ、初参加の皆さんからいただいた感想はこちら。⇒ポチ
【現在参加受付中のお茶会、勉強会情報】
■ 10月3・5日 ONLINE不登校ママの会「コンパッション」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月5日(土)神奈川不登校ママの会「リップル」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月8日(火)宝塚不登校ママの会「カラット」交流会⇒ポチ
■ 10月8日(火)東京不登校ママの会「リボーン2」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月15日(火)埼玉不登校ママの会「リボーンさいたま」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月19日(土)大阪不登校ママの会「リッスン」傾聴勉強会⇒ポチ
■ 10月26日(土)名古屋不登校ママの会「ラポール」傾聴勉強会⇒ポチ
※もっと先の情報はこちらをどうぞ⇒ポチ
■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
各支部活動の様子はこちらをご覧ください⇒ポチ