寂しい子どもたちが問題を起こす
こんにちは、みんです。
学校が苦手な子のママと話していると
「なし崩しになっちゃってるね。」
という話になることがよくあります。
本日は、この事についてお伝えしてまいります。
「母親ノート法」では
子どもの欲求にはできるだけこたえてあげるといい。
そんな風に書かれているのですが
お子さんによっては、
ある程度「枠」を決めた方がいいケースもあります。
できることはできる。
できないことはできない。
という事ですね。
これはお子さんの今の状態によるのです。
「甘え」を必要としている段階と、
勝手気ままであると、判断できる状態に分かれます。
勝手気ままである場合は
「枠」をつけて、
お互いに過ごしやすいように、ルール化していくことも必要です。
例えば、ルールとして
この金額の範囲内ならば欲求はきけるけれど
それ以外には 欲求にこたえることができない。
としたとします。
(この枠はかなりの大きな金額設定です。
子どもの小遣い程度の範囲ではありません。)
が、それにもかかわらず、おねだりをしてくる子どもに対しては
それは「できない。」とお断りしていいのです。
なのに、言われたらついつい、文句を言いながらもいう事を聞いてしまう。
その他には スケジュール等で
お母さんの時間となっている時間に
「あれを買ってこい。」
「あれをしてくれ。」
こんな場合も、〇時になったらいけるから待ってね。
と、スケジュールを見せて示して待ってもらうといいのです。
本日、面談のママさんのところは
パパさんが「なしくずし」の張本人でした。
子どもに言われると、向かい合うのが面倒なので
つい、いう事を聞いてしまったり
ルールを外れていることも 放りっぱなしになってしまっていたのです。
では、この場合
言う事を聞く、放りっぱなしにするのは
いったい誰のためでしょうか?
それは子どものためではなく
自分のためなんですね。
自分が面倒だから。
その結果が起きているわけです。
子育てというものは 自分のエネルギーを削って子どもに与えるものです。
なのに、エネルギーをかけてもらえない子どもは
孤独感を持ってしまいます。
向かい合ってもらえない。大切にしてもらえない。
そんな風に無意識に感じています。
で、思いやりや社会性が身につかずにいたり
親を振り向かせようと、もっと大変な事をするようになります。
確かに子どもによっては
親の多大なるエネルギーをかけないといけない子もいます。
ママさんヘロヘロで、もう無理~。
できるだけ穏便に生きていきたい。
そう感じている人もいるでしょう。
でも、ちょっと待って。
子どもが問題行動を起こす前の準備はきちんとしていますか?
問題を起こす前にエネルギーをかけていると
案外、大きな問題には発展しないものなのです。
でも、問題が起きた時だけに反応する親であれば
子どもは問題を起こしてでも
親に向き合ってほしいと思うのではないでしょうか?
大変なのは 私も経験者なのでよーくわかります。
でも、もう少しだけ踏ん張って。
いつの時も 子どもと丁寧に関っていく。
子どもに振り向いて~って問題起こされる前に
子どもに興味関心を持っていく。
問題が起きた時は なし崩しにしないで
二度と同じ問題が起きないように きちんと関っていく。
そんな日ごろからの丁寧な関りが
ご家族の気持ちのつながりを育んでいくと
私は考えているのです。
必要な人に届きますように。
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