お母さんの返事、あっさりしすぎなんやけど~。
こんにちは、みんです。
「母親ノート法」を始められたばかりのママさんから
息子が
「お母さんの返事、あっさりしすぎなんやけど~。」
と言うんです。
というご質問をいただきました。
「母親ノート法」ではママの返事は基本相槌。
「そう」「そうかな」「へぇ~」「そうなんだ。」「なるほど」
こんな風に返していきますので
子どもにとっては物足りなさが出るようで
同じ様なご質問を良くいただきます。
今日は この事についてお伝えしてまいります。
皆さんは コミュニケーションの割合の中で
言語がとても低い割合であることをご存知でしたか?
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授であるアルバート・メラビアンが、
彼の著書『 Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』の中で発表した、
「コミュニケーションの際、話している内容と、声のトーンや態度に矛盾があった時、
人はどんな受け止め方をするか?」ということを研究し、法則化したもので
「メラビアンの法則」と言われるものによると
(今はあまり使われない法則なのですが…)
コミュニケーションにおいて言語情報と聴覚情報と視覚情報が矛盾した場合、
相手が重視するのは
『言語情報:メッセージの内容』が7 %、
『聴覚情報:声のトーンや口調」が38 %、
『視覚情報:ボディランゲージや見た目』が55 %
という結果が出ているのです。
(最近はこの結果については、いろいろと違う意見もでておりますが)
なので、言語の返事がいつもより少なくても
その相槌に心がこもっていれば
相手は「あっさり」とは受け取らないと考えられるのです。
例えば
「〇〇について、お母さんはどう思う?」
の質問などでも
「さぁ、わからへん。」「どうかな~。」
と即座に伝えるのではなく
真剣に「う~ん」と考えてみる。
その結果
「ごめん。お母さんにはよくわかれへんわ。」
と答えたとすれば
お子さんは 満足するはずなんですね。
同じ様に「なるほど」というのも
心を込めて「なるほど~」というのと
口先だけで「なるほど」というのでは
相手に伝わることが 全然変わってきます。
後は お子さんの会話の中に抽象的な部分が出てきたら
詳しく聞いてみるっていうのも一つの手なんです。
例えば
「人って気を遣わせないタイプがいいよねー。」
とお子さんが言ってきたとします。
気を遣わせないタイプ…ってわかりにくい抽象的な表現です。
だって、どんなタイプに気を使うかなんて
人によって違うんだもんね。
なので、「気を遣わせないタイプって具体的には?」
と、抽象が事実になるように聞いてみるのもいいんですね。
相手の考えている事、感じていることを
正確に知りたいという気持ちから発する質問は
相手の話を取るわけではなく
より明確にしていくので
ぜんぜんOKなんです。
このように 同じ相槌でも
心を込めて言うか言わないかで変わってきます。
で、今までしゃべり倒していたママの場合
丁寧に相槌を出したとしても
お子さんは今までとの違いを感じて
少し違和感を訴えてくるかもしれません。
そんな場合はお子さんが慣れるまでは
相槌で踏ん張ってください。
そのうち、子どももこのパターンに慣れてくるからね。
今日は、「母親ノート法」の基本会話。
相槌の出し方について お伝えいたしました。
例え相槌でも
丁寧に出して
お子さんと心を通わせる会話を心がけてくださいね。
必要な人に届きますように。
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