工夫があれば、文句はなくなる!
こんにちは、みんです。
コミュニケーショントレーニングの受講をはじめられた当時は
お子さんの事でずいぶんと辛い思いをなさっていたママが
「こんなに楽になっていいの?」と思う時があります。
と話して下さって、
「うんうん。それでいいのよ~。」と
大きく承認^^。
まじめで、お母さん業を頑張ってしないといけないという信念があるママは
なかなか、楽になった自分にOKを出せないんですよね。
頑張っていない自分に 罪悪感を感じるって人も多いようです。
日本人は何だか 幸せになってはいけないという信念があるような気がしています。
我慢とか忍耐とかが美徳だと教えてこられたせいかな?
どれほど大変だったか、どれほど辛かったを武勇伝的に話す方は多いようですが
どれほど幸せだったか、満たされたかを人に話すことに抵抗のある方も多いようです。
でも、それでいいの。
そもそも子育てなんて、子どもは勝手に育つんだから
ママはそんなに頑張らなくてもいいのです。
そりゃ、食べるものも事欠く時代だったら
自分が食べなくても子どもに…って思うんだろうけど
今の時代はそんな時代ではなくなりました。
子どもに頼まれた事だけして
後は、子どもの気持ちにしっかり共感していたらそれでいいんですよね。
今日のトレーニングではママが子どもの行動で嫌だなぁ…と感じている時に
どう対処していけばいいか…という事の
初歩的な部分をお伝えいたしました。
この場合、ママが本当は何が嫌なのか。
どうして嫌なのか…をしっかりと探っていく必要があります。
でないと、なんか、どうどうめぐりの問題になっちゃうんですよね。
今日、ママさんが出して下さった問題の一つに
「子どもがカーテンを開けるのを嫌がる。」
と言う事がありました。
学校が苦手な子に 時々おこる問題です。
部屋籠り。
外部の人に 自分の存在を知られない
安全安心のスペースを作っておきたいんだよね。
そこでママに
「どうしてカーテンを開けたいのですか?」
とお聞きしましたら、
空気の入れ替えもしたいし、太陽の光に当たりたいし、
カーテンがしまっていたら、なんだか 気が滅入るんですよね。
と、話して下さいました。
こんな場合
・空気の入れ替えがしたい
・太陽の光に当たりたい
・暗いのは気分が滅入る
という3つにしっかりと分けて考えていきます。
空気の入れ替えがしたいのはなぜ?と問いを深めていくと
空気が淀んでいるのがいや。
風邪の動きがないのがいや。
と出てきました。
次に空気が淀んでいると どうして嫌なのかを問うていきました。
最後に出てきたのが、酸素が薄い?が出てきたんですね。
要はママの必要は 健康的な空気で
プリティガールの欲求は カーテンを開けたり、窓をあけたりして
自分の存在を人に見られるのは一瞬でも嫌。
この二つだと、何とか打開策が見いだせるんですよね。
学校が苦手になってお家生活している子は
時には すっごく自分勝手な欲求を言いますが
それでも、その事にママが嫌だと思っている事を悲しく思っています。
負の感情を感じさせると 心のエネルギーの復活が遅いと言われています。
だったら、ママも機嫌を損ねることなく
自分の欲求をしっかりと見つめ、
何とかお互いに 嫌な思いをすることのない方法を見つけ出して
双方がごきげんさんで過ごしていけるようにしていただけるといいな~と
私は考えているのです。
「黙る」をしていても これは実はできるのです。
感情は自分が作り出しているものですから
例えば、ミスト付きの空気清浄機を入れるとか
部屋の温度を少し下げるとか(こうすると酸素濃度は上がったような感じがするのです)
ご機嫌な時間を作りだすためには
ちょっとぐらい、贅沢しちゃうことになってもいいと思うのです。
だって、お金は「心地よさ」を作りだすためにあるのですから。
こんな風に言うと、どうして子どものわがままにお金を使わないといけないのか。
ここでお金を使うと 子どもに負けた気がする。
なんてママも時々いらっしゃるのですが
この考えは あまりにも短絡的だと私は思うのです。
嫌いな相手を懲らしめるために
相手の車に惹かれて 相手を困らせてやる。
と、同レベルの話です。
嫌々、車に惹かれて怪我したら 痛いやん。不便やん。
そんな苦しい時間を過ごしたくないやん。
ですよね。
短い人生をできるだけ心地よく過ごすことはとても大切な事なのですが
そういう感覚が乏しい人。
もしくは、自分の感情コントロールが苦手な人が
勝つだの負けるだの、
自分を責めたり、相手を責めたりしがちになっているようです。
同じように太陽の光に当たりたい。も
自分自身に深く問うていくことで
ママ自身の欲求を満足させる策は出てきました。
野菜がビルの中で灯で育つ時代です。
考えて探せば 大抵の事は 解決できる時代になりました。
なので、子どもとの関係性の中で嫌だなぁ…と感じた時は
自分に「なんで?」「なんで?」と問うていく。
これをめんどがらずに やってみて下さい。
子どもが学校に行けないからって
ママのひどい我慢は禁物。
子どもはそんなこと、望んでいません。
自分の欲求をしっかり探して、自分自身をご機嫌にする方法。
手を抜かないで、やってみて下さいね^^。
で、この時間をご機嫌に過ごす大切さを
身をもって行動で、お子さんに伝えてあげてくれるといいな~と考えています。
学校が苦手な子たちも
実は、ここがわかっていない子が多いような気がしています。
どうしても、出てこない時は
誰か、自由な発想力を持った人に
相談してみるのも手かもしれません。
必要な人に届きますように。
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