10月23日 東京ママの会「リボーン2」傾聴勉強会報告です。
10/23日火曜日に東京平日傾聴リボーン2の傾聴勉強会が開催され、午前午後合わせて初参加2名を含む13名が参加されました。
午前の部はぷく、午後はホワイトが報告します。
午前の部は傾聴経験者ばかりのチームでしたので、チェックインと今日の目標を一言ずつ…から始まりました。
お子さんの衝動に振り回されてしんどい、職場での対人関係、負の感情を持っている人に近づけない、対ご主人のこと……と多様な吐き出しがありました。
傾聴をしながら自分の深層に気づかれる方、聴き手のフィードバックによっていろんな思いを手放していない自分に気づかれる方もいらっしゃいました。
また、みんさんが話し手さんの話によく出てきたワードを元に過去の辛い体験を引き出される場面もあり、傾聴の素晴らしさを痛感しました。
今回どよめきが起きたのは「子供達、“何かあった?”と聞かれるのは嫌ではないよ!」というみんさんの言葉。
問いかけは良くないかな?と受け取っていた人も多く(私も)、「踏み込まない程度に聞いてあげる。自分が安心したいだけの言葉掛けはNGだけど、相手を思って、気遣っての言葉かけはOK。過干渉でなければOK」というお話に全員がほお〜と聞き入りました。
私自身は、「ピンポイントで見る傾向があるようなので、全体で考えてみて。繋げて考える。広く見るということは線をつなげるということに繋がるんだよ」ということを教えていただき、目下の宿題となりました。
「聴いてもらえると、存在を認めてもらっている感じがして、あったかくて嬉しい」と話された方の言葉がありましたが、本当ににそうだよなぁ、と再確認の傾聴となりました。
午後の部は初参加の方がいらっしゃったので傾聴の説明から行いました。
傾聴技法は6種類あること、その中で8割は相槌であるので初めての方はまず相槌だけで良いこと、ポイントは気楽に話を聞いていくことだが興味をもつのは話し手の内容ではなく感情に興味をもつことなどのアドバイスを受けました。
その際、話し手と聞き手以外の観察者も話し手の感情に注目すると良い練習になるともおっしゃっていました。
子どもの理想論に振り回される場合、子供の年齢がある程度いっていて親子関係が良ければ「そんなこと言って空しくならないの?」と言うといいよと教わりました。(ちょっと怖いけど)こういう子は現実的な父親には理想論を語らない傾向があるそうです。
また頭の中でグルグルしている時は不安な時なので対応法としては
① 不安を掘り下げる。そうなったらどうなる?例えば大学行かなかったらどうなる?→働けない?→収入がない?→自立できない?など洗脳による抵抗がでてくるので主訴を掘り下げる質問をしていく。一人で出来ない場合はカウンセリングなどでカウンセラーに手伝ってもらうとよい。
② 一旦考えていることを止める。そのために頭の中で考えていることを書き出す。そうすると自分を客観視できるようになる。
などの話がでました。
私自身は子どもが理想を語るというよりは理想と現実の狭間で苦しんでいるなぁ~と感じることが多いので子どもがフワフワした内容(理想論)が多いときは打ち崩すんだよとみんさんがおっしゃったときは、なるほどなぁと感じました。
でも打ち崩すにはまずママ達が子どもの話の内容に持っていかれないようにすること、そのためにやはり傾聴は必要だ!と改めて感じました。
文責 ぷく・ホワイト
参加された方の感想を掲載させていただきます。
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お世話役の皆さまには
いつもありがとうございます
今回で3回目になりましたが
やればやるほど本当に難しいと実感しています
でもここに参加させていただくことで、いつも新たな気付きをいただけます
また、少しずつムスメ達が元気になってくるとともに
つい口がゆるんでくるので
自分を戒める場でもあります
いつも迎えてくださる
皆さまがとても温かいので、
緊張しながらも
勉強が続けられるのだと思います
そしてランチの時に
皆さまから
色んなお話しが聴けるのも
とてもありがたいです
これからも都合がつくときは参加させてください
よろしくお願いします
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ご感想ありがとうございました。
次回傾聴は12/18火曜日です。皆さまのご参加お待ちしております。