6月24日 名古屋ママの会「ラポール」傾聴勉強会報告です。
6月24日土曜日に名古屋ラポールの傾聴勉強会が行われました。
午前午後合わせて、20名(うち初参加4名)の参加でした。
まず、初参加の方に向けて、講師のみんさんから、傾聴の基本について説明がありました。
3つの基本姿勢(受容、共感、自己一致)について。
6つの技法(沈黙、相槌、ドアオープナー、オウム返し、言い換え、感情を汲む)について。
今日の目標は、
相手の感情から集中を外さないこと、技法の中の沈黙と相槌を出しまず使えるようになること
と確認してから取り組みました。
順番に 聞き手と話し手になり、実践しました。他の人は、話し手を観察し、感情をとる練習です。
初めて参加された方は、「難しい」とおっしゃっていましたが、難しさを感じた「つい、話の内容に興味がいってしまう」ことを具体的に質問してくださったおかげで、共感と同感の違いを確認し、学びが深まりました。
ご参加のみなさんが寄せてくださった感想の中でキーワードになっていたのは、みんさんがおっしゃった「自己一致」「正直に生きる」「自己理解」でした。また、「子どもの話をまるで初対面の人の話を聞くように聞けば良い」と具体的なアドバイスもいただきました。そして、みんさんの「子どもが嘆くのは、信頼関係ができてるからだよ」の言葉には、「帰り道に嬉しくて涙が出た」「これでいいのか?不安だったが、それでいいよと言われた気がして嬉しかった」との感想をいただきました。
ご参加の皆さんは、不登校初期の方、ベテラン?の方と、さまざまでしたが、初参加の方のお話に「うちもそうだった」「不登校あるあるだね~」「子どもさんを信じたら大丈夫だよ」などと笑顔で返される先輩ママを見て、ビアサポートの意味を噛みしめました。私も、皆さんにいただいたご恩をお返ししていきたいなと思いました。
最後に「傾聴は身につけるもの。家で実践してね!」とみんさんから宿題をいただき、終わりました。
次回の傾聴勉強会は、8月26日土曜日、劇団名古屋稽古場にて行います。ご参加をお待ちしています。