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ママ応援コラム

先輩ママの体験談

知識は身を助ける

まだファミラボを知る前、「不登校の子どもを元気に出来るのはお母さんだけ!」なんて言われると、なぜいつも頑張らなきゃいけないのは母親なの?と正直思った。

これ以上何を頑張ればよいのかと。

不登校になった我が子を見るだけで、混乱し、苦しくて、もうヘトヘトだったから…。

知識が活きる瞬間

今、ファミラボで学んできて改めて「お母さんは子どものためならなんだって頑張れる」というのは主張だ、と思っています。
他でそういう講義も聞きましたが、やはりピンと来ませんでした。

そんな私が、ネットで見つけたファミラボの傾聴勉強会やセミナーに参加する中、
知識を身につけることの大切さを痛感しました。
みんさんが教えてくれることは学問でした。

私のような勉強が苦手な人にでもわかるような内容にして教えてくれます。
学ぶたびに、腑に落ちたり、ハッと気づくことが多々あり、
知識が我が家で生きる実感、手ごたえを感じずにはいられなくて、
もっと知りたい!と、学ぶことがどんどん楽しくなっていきました。

お互いの気持ちを大切にすること

ある時、息子が蛇を飼いたいと言ってきました。

私が即考えたことは、どうやってダメだと息子に諭そうか、ということでした。
息子は言い出したらしつこいので、私にとっては大きな問題でした。


傾聴勉強会で話すと、何が嫌なのかと聞かれ、

「餌が冷凍マウスなので冷凍庫にしまうのが嫌、
 小型犬を飼っているので、蛇が逃げた時に、蛇に殺されたりしないか不安」

と答えました。


講師のみんさんの返答は、

「餌は絶対マウスじゃないとあかんの?ササミとか食べへんかな〜」
「マウス食べへん蛇はおらんの?」

とそれぞれが納得出来る落とし所を探っていて『対処する』ということを学んだと思います。
「あ〜、なるほど。私と息子は違うだけなんだなぁ。。。」と腑に落ちた瞬間でした。


このあと、私が蛇を飼うのが嫌な理由や、どうしたら蛇を飼うことが出来るか?
家族全員で、真剣に話し合いました。

途中、「そこまでママが嫌なら今飼わなくてもいいかな…」と息子が私の気持ちを汲もうともしてくれました。

結局蛇をお迎えして(話し合う中で、私も是非飼わせてあげたいと思ったので)
今は冷凍庫にマウスが入っています(笑)


このことは、

誰かだけが我慢するのではなく、家族で話し合って解決していこう!

というきっかけとなり、
息子が私たち夫婦を頼ってくれるようになった気がします。

不登校になりたての当時、辛かったこと

息子は、小4から五月雨登校、中1で完全不登校となりました。

完全不登校になってからは、
食欲もあり、テレビを観てはゲラゲラ笑っていたので、
比較的元気そうに見えていましたが、
学校の話となるとお布団を被って籠ってしまう状態でした。

都合が悪くなると完全否定してしまう息子の姿を見ると、
この先どうやって生きていくつもりなんだ!と怒りで悶々としていました。


また、私が買い物などで出かけると、
学校帰りの同じくらいの歳の男の子集団を見ては、
家で一日中ゴロゴロと過ごす息子の現状と比べ、
将来の進路、体の健康、成長などなど、不安を覚えて辛かったです。


息子は友人もいなく、ひたすら家に居たため、
お昼ご飯は基本作らない、など、
家族が気楽に過ごすためのルールを家族会議で決めて、
私が家にいるときは、出来るだけ息子と一緒ではなく別室で過ごすようにしました。
リビングでゲームをすることが多かったので、私が別室に行くことが多かったです。

学校のこと

発達特性の子どもたちが通う、中高一貫の私学へ行っていました。
(ほとんど不登校ですが)

高校は、中2の担任が、このままではここの高校へは進学できないので、
と紹介してくれた通信制高校へ進学しました。

学校らしくない校舎が気に入り、見学はその1校のみで決めました。


先生との関りは、息子はどちらかというと受動型の自閉症だったためか、
先生ウケはずっと良かったようですので、
おかげさまで、どの先生とも良好で、本当によくしていただいた記憶しかありません。

私も、中学のスクールカウンセラーがベテランで信頼できる方でしたので、
よく息子のこと以外のことで、楽しくおしゃべりさせていただき、お世話になっていました。

不登校を経験して

不登校の経験は、こういう人生なんだな、と思うだけですが、
絶望したからこそ、小さな幸せを大切に出来る今なのかしら?
と思うことはあります。

また、不登校に限らず、絶望するような経験をしないと、
自分の価値観を広げることは出来ないのかもしれない、
とも思います。


みんさん、ファミラボを通じて、
「知らない世界がほとんどで私が知っている事は0.000…1%にも満たないのだ」
と、知る事ができました。

息子との信頼関係は、不登校を経験しなければどうだったのだろう… ということはわかりませんが、
今はもう、大人と大人の関係で、息子から教えて貰うことの方が多く、
社会人として息子を尊敬しています。


不登校に不安を感じていらっしゃる方に、
あー、不登校経験して良かった〜! とお伝えできたらよいのですが、
ヘトヘトだったあの頃の私に今の私が言えることはひとつ、

「現状を変えたいなら、
そして自分の人生も大切にしたいなら、
間違いなく学ぶ事が一番の近道、
ハッピーな仲間もたくさんいるから大丈夫!」


今は、時に不安も感じつつも、それを内包できる大人でありたい、
この穏やかな日々を繰り返していきたい、
と、とりあえず毎日幸せを感じながら生きています。
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